R6 IIとR8がクロッピングガイド機能に対応
キヤノンがEOS R6 Mark IIとEOS R8にクロッピングガイド機能を搭載することが明らかになりました。この記事では、このガイドについて詳しくお伝えします。
キヤノンUSAは、EOS R6 Mark IIとEOS R8に対して、有料のファームウェアアップデートによりクロッピングガイド機能のサポートを開始した。これは、キヤノンのフルサイズカメラとしては初めてこの機能に対応した機種となる。
キヤノンはこのファームウェアを昨年後半にEOS R50、EOS R10、EOS R7向けに導入しており、学校写真やスポーツチームの集合写真、そしておそらく他のポートレート撮影でも好評を得ているようだ。
このファームウェアのアップデートは120ドルで、アップグレードのためにカメラをキヤノンUSAのサービスセンターに送る必要がある。
クロッピングガイドとは
- 一貫性:学校写真やスポーツイベントなど、被写体が毎回同じ位置に立つ必要がある撮影では、クロッピングガイドにより正確な位置合わせが可能となる
- 効率性:画面上のガイドラインでリアルタイムに構図を調整できるため、編集作業を大幅に削減できる
- 多用途性:縦位置、横位置のどちらの撮影にも対応し、様々なシーンで利用できる
効率的な撮影が可能に
キヤノンUSAがEOS R6 Mark IIとEOS R8を有償のファームウェアアップグレードでクロッピングガイド機能に対応するとCanonRumorsが伝えています。
記事によれば、キヤノンが提供する有償のファームウェアを導入することでクロッピングガイド機能を使用できるようになるようです。価格は120ドルで、これは記事執筆時点の為替レートで換算すると約1万8000円で、比較的良心的な価格で提供してくれることがわかります。
ファームウェアのアップデートのためにはサービスセンターにカメラを送る必要があるそうです。これは今後の新ファームの公開時にクロッピングガイド機能が有効化されたファームと有効化されていないファームのそれぞれのファームを提供しないと上書きされて消えてしまうからではないかと想像され、新ファームウェアで書き換わることのない場所にソフトを記録しなければならないからだと思いますね。
クロッピングガイドは記事にもあるように、学校の卒業アルバムのように生徒の顔を一人一人掲載するような状況で非常に便利に利用できるようです。顔と上半身のガイドがあれば、それに併せて撮影すればいいので、すべての生徒を同じサイズや位置に撮影することができ、便利に利用することができそうです。
さらにキヤノンの最新記事ではEOS R6 Mark IIIの価格予想について「EOS R6 Mark IIIの発売時価格の予想 国内ではR6 IIより5万円ほど値上がり!?」で詳しくお伝えします。
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