PowerShot V1はどのように開発されたのか
山田:「我々は 『オールインワン、動画も静止画もこれ1台』『どんなシーンでもいい画が撮れる』カメラを目指すことにしました」
大きさはコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)のサイズに収め、動画撮影の使い勝手と性能に妥協のないレベルを実現する。
小型化かつ高性能を追求
PowerShot V1がどのように開発されたのかキヤノンへのインタビュー記事をDIMEが伝えています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
動画撮影向けのコンパクトデジタルカメラとして登場したPowerShot V1ですが、発売とともに納期が半年待ちになるほどの人気のカメラとなりました。このカメラはどのように開発されたのでしょうか?
インタビューでは静止画と動画も撮影でき、どのようなシーンでも優れた写真が撮影できるようなカメラを目指したとしています。しかし、これを実現してもカメラが大きくなるのではコンパクトデジタルカメラの意味がなくなってしまうということで、コンパクトデジタルカメラサイズで最大限の性能を突き詰めていったようです。
そのためにセンサーを0.1インチずつ変更した場合のモックアップを作成して、どの程度のサイズ感になるか、画質はどのようになるのかを検討したそうです。かなり研究していた様子がわかりますね。
ということで開発されたPowerShot V1ですが、現在は価格.comでコンパクトデジタルカメラの売れ筋6位にランクインして人気となっています。在庫状況も発売から半年以上が経過し、大手の全国チェーン店系ショップにも製品在庫があるようになってきたので、入手もしやすくなっていますね。
キヤノンからはさらに動画向けのカメラが登場するのではという噂もあるため、次のカメラにも期待したいですね。
–DIME
PowerShot V1 関連情報アーカイブ !
PowerShot V1 最新情報
キヤノン 最新情報
PowerShot V1の主な仕様
| センサーサイズ | 1.4型CMOSセンサー |
| 総画素数 | 約2390万画素 |
| 焦点距離(動画) | 約17-52mm相当(35mm判換算) |
| 焦点距離(静止画) | 約16-50mm相当(35mm判換算) |
| 絞り | f/2.8-4.5 |
| フォーカス | デュアルピクセルCMOS AF |
| 手ぶれ補正 | 光学式 |
| 手ぶれ補正効果(静止画) | 中央5.0段 |
| 高速連続撮影(メカ) | 最高約15コマ/秒 |
| 高速連続撮影(電子) | 最高約30コマ/秒 |
| 動画撮影 | 4K30p、4K60p(クロップ) |
| シャッター速度(メカ) | 1/2000~30秒(1/3段ステップ)、バルブ |
| シャッター速度(電子) | 1/16000※1~30秒(1/3段ステップ)、1/8000※2~30秒(1/3段ステップ)、バルブ |
| 常用ISO(静止画) | ISO100〜ISO32000 |
| 背面液晶 | 3.0型TFTタッチ式カラー液晶 約104万ドット |
| メモリカードスロット | SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード |
| サイズ | 約118.3×約68.0×約52.5mm |
| 重量 | 約426g(バッテリー、メモリ含む) |




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