EOS M100はキヤノン史上最悪のカメラ?
EOS M100はキヤノンが発売したカメラのなかで最悪のカメラではないかという意見が公開されています。どうしてそのように考えたのでしょうか?その中身をみていきましょう。
操作性
EF-M 15-45mmキットレンズには沈胴式のメカニズムがあり、小型で持ち運びやすい設計だが、M100には少し大きすぎる感じがした。レンズの両側に指をかけるスペースがほとんどなく、グリップの突起もないため、実際にもつとかなり不便だ。
コントロール
もっと具体的に言うとどのコントロールだろうか?EOS M100はモードダイヤルや、それに相当するものがない唯一のミラーレスカメラという不名誉な名誉を得ていた。代わりにフルオート、レスオート、ムービーの3つの選択肢のあるダイヤルがあった。奇妙なことに実際には適切なPASMモードがあったが、それを利用するのはタッチ式インターフェースと格闘しなければならなかった。
インターフェース
話は変わるがすべてがタッチスクリーン上で行わなければならなかった。背面には非常に小さな4方向コントローラーがあり、露出補正とフラッシュのボタンがあったが、それ以外のものを使用したい場合は、デジタルのインターフェースを利用する必要があった。
これは電話ではない
キヤノンは明らかにスマホユーザにEOS M100への移行を促したいと考えていた。しかし画質が向上し、レンズを交換できるメリットがある一方で、他の全ての点で劣ってしまった。画像を素早く共有することができず、画面が小さく、自撮りもやりにくかった。
EOS M100の後継機であるM200が登場したが、EOS Mの終焉はベーシックなミラーレスカメラの実験に終止符を打ったようだ。EOS R100は初心者向けの使いやすさ、価格、性能のバランスははるかに良い。私たちはキヤノンが新しいことに挑戦することにいつも感謝しているが、M100は確かに再び挑戦する必要のないものだ。
記事ではEOS M100は最悪のカメラだとしています。かなり辛辣な意見ですね。サイズは小さすぎて持ちにくく、物理的なダイヤルやボタンもほとんどないため使いにくく、非常に面倒なカメラだとしています。またレンズも大きすぎてカメラのサイズとのバランスも悪いという意見になっていますね。
引用外ですが、EOS M100は高機能のカメラから機能を差し引いたカメラではなく、単純に低機能なカメラだったと評価しています。これもかなり手厳しい意見です。
しかし、個人的に思うのは、いまEOS M100や後継機種のデザインをみると、ひょっとしたら今だったらかなり売れるんじゃないかと感じさせるものになっていると思います。もう少し可愛いというよりクラシカルなデザインにして、難しいかもしれないですが、小型なパンケーキレンズにして、動画向けにバリアングル液晶にすれば、かなり売れるカメラになるんじゃないかと思いますね。
しかもAPS-Cなのでカメラ本体もレンズも小さくすることが可能です。LUMIX S9やSIGMA fpよりも小さくできる可能性があり、いまの時代ならかなりマッチするのではないかと思いますね。もちろんX100VIに対抗するためにEVFを設定しても面白いかもしれません。
さらに「各メーカの新製品発表が遅れているのは部品不足が影響しているから!?」ではカメラの新製品発表が遅れている可能性について詳しくお伝えします。
(記事元)DigitalCameraWorld
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コメント
コメント一覧 (2件)
M100はEVFもグリップもモードダイヤルも削って、小型化とタッチ操作に特化したモデルだったんですね。
番号的には後を継いだR100が、タッチパネルを省いて他を全部載せた真逆の操作系になっているのが凄く興味深いです。EVF無し機ではダメだ、と判断したんですかね(R50と筐体流用という都合はあるでしょうが)
現在も使っているEOS kissX7が撮影モードの切り替え以外全て
液晶パネルとコントロールダイヤルで切り替えられるので便利です。
ライブモードでは測距点の瞬時移動、タッチシャッターも可能で
何も困りません。
スマートフォンに慣れている方であればM100は使いやすいかも
しれません。
考え方は人それぞれなので否定はしませんがメーカーが意図した事と
ユーザーの思いが乖離したら、それはこのカメラのユーザーではない
と言う事ですね。
4K撮影が可能だった箱形のM200をリニューアル(RFマウント)して
発売したら今の風潮に合い売れるかもしれませんね。