RFマウントレンズの需要を認識
シグマへのインタビュー記事が掲載されています。記事ではRFマウント用レンズについても触れられており、ユーザからの要望を認識していることがわかります。
話を戻して、より一般的な質問について話したい。例えば、ある情報筋はシグマがCP+でRFマウントのレンズを1本、または複数、発表すると考えていた。もう少し詳しく教えてほしい。
残念ながらその話題についてはこれ以上の情報をお伝えすることはできない。昨年、伝えたように、私たちは顧客のそういった要望を認識している。実際、その要求は日に日に高まっている。私たちはその需要に応えるべきだと全員が考えているが、現時点では応えられる答えを持っていない。
キヤノンのRFマウントに関するロードマップをお知らせすることはできない。
需要に応えるべきだと考えている
シグマへのインタビュー記事が掲載されています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事では、シグマへのRFマウント用レンズの発売の要望は非常に高い様子であることがうかがえます。そして、その要望も認識していて、全員がその要望に答えたいと考えていることがわかりますね。
従ってRFマウント用のレンズを発売したいと考えていることがインタビューからはわかります。
しかし、ここからは言外になりますが、行間を読めば、発売したいけど発売できない何かしらの事情があることをうかがえる内容にもなっています。要望を認識し、その要望に応えたいとしながら、でも発売していないことから考えると、何かしらの理由があって発売できないと考えることもできます。
これも憶測になりますが、もし発売したいのに発売できないとなると、やはり何かしらの理由、それも理由はキヤノン側にあるということなのでしょうか?気になりますね。
さらに「シグマが語るFoveonセンサー開発の現状 3段階プロセスの中間にて停滞」ではFoveonセンサー開発の進捗状況について詳しくお伝えしています。
- シグマ RF-S用レンズ4本の発売日を決定 2025年1月末までにすべて発売へ
- シグマ 28-105mm F2.8 DG DNは極端な仕様ながら画像は非常にシャープ
- シグマ APS-C RFマウント用 10/23/30/56mm F1.4を2025年1月までに発表へ
- シグマ “RF-S用レンズは好意的に受け止められた 成功を収めることができた”
- シグマ 28-105mm F2.5 DG DN Artはオールインワンレンズとしてほぼ完璧
- シグマ フルサイズ用50-100mm f/1.8ズームレンズの特許
- シグマ24mm f/1.4 DG DN ARTはf/2.8まで絞ると素晴らしくシャープになる
- シグマの28-45mm F1.8 DG DNは記録的な解像度で性能を考えれば価格は妥当
- 10月25日のSIGMA fp 記念イベントは”怪しい” 後継機種発表があるのではないか!?
- シグマ 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsの新ファーム公開 120コマ/秒に対応
(記事元)https://phototrend.fr/2024/02/cpplus-2024-interview-sigma-kazuto-yamaki/
コメント
コメント一覧 (3件)
キヤノンはRFレンズのプロトコルは提供しないが特許を侵害しない限り
自由に作ってもかまいませんよ。
但しサポートは一切しません。
これがキヤノンの回答だったと思います。
シグマが開発はしていると思いますがプロトコルが高度すぎて手こずりそうです。
他社にはないDPCMOSへの対応、またそれらを応用したクロス配置への対応、
DPCMOSを使用した深度計測対応等枚挙にいとまがないです。
今時のレンズ、シグマで言えば主にContemporaryシリーズはソフト補正前提の設計ですが、この辺でキヤノンが何かしら特許を取っていると無許諾製造は相当難しいでしょうね。DLO周りなんかで取っていそうな気が。
AFも含めて無許諾かつ合法的に作るコストはエゲツないでしょうし、要望があるからと作れるものではないでしょう。Zですらまだまだ数が少ない現状、RFを出す余裕は無いんじゃないですかねぇ。
他サイトだとライセンス料云々っていう人が多いようですがライセンス料が問題ならコシナがレンズを発売してることに違和感を覚えますので技術的問題でしょうね。