キヤノンはEOS 80DとEOS 7D Mark IIの後継機種として、動画機能を改善したEOS 90Dを発売する可能性があるようです。
先立つ2月に、キヤノンがEOS 80DとEOS 7D Mark IIの後継機種が、新しい1台のカメラとなるだろうと報告していた。そのカメラはEOS 90Dとなるだろう。
噂ではさらにEOS 7Dのラインナップはキヤノンによって終了されることを示唆していて、かわりにミラーレスが提供されると考えている。
最近の噂ではキヤノンが実装したAPS-Cセンサーの4kビデオに対する強い批判の一つ(例えばネット上で激しく論議されているクロップファクター)に取り組んでいるとしている。次のキヤノンのAPS-C一眼レフはEOS 90Dになる可能性がたかく、3200万画素での4k録画に対応し、クロップされていないとみられる。
EOS 90Dは今年の8月か9月に発表するとみている。
(記事を一部意訳しています)
キヤノンはEOS 80DとEOS 7D Mark IIの後継機種として、一眼レフのEOS 90Dを発売する可能性があるようです。以前の噂ではミラーレスに置き換わるという話がありました。それが間違いだった可能性もあるわけですが、ミラーレスでもハイアマチュア以上のAPS-Cミラーレスを発売する可能性もあるので、両方発売される可能性もあるのではないのかな?と思いますね。早ければ今年の夏から秋にかけて発表される可能性があるようです。
今回は動画機能が改善されるということで、ノンクロップの4k動画が撮影できる機種である可能性があるようです。このクロップ4kというのは、何かと批判されがちですが、いったいどのような問題点があるのでしょうか?
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そもそもAPS-Cやフルサイズセンサーのカメラのセンサーの縦横の比率は3:2の比率になっていることが多いですね。これは昔のブラウン管テレビの比率の名残りと言われています。ところがフルHDや4kでは、そもそも縦横の比率が16:9なので、どう見積もってもカメラのセンサーの上下の一部が切り取られてしまうことになります。まあ、このあたりは仕方がありません。
このようにできるだけセンサーの広い範囲を利用して、さらに後から4k動画に変換すれば問題ないのですが、カメラの描画プロセッサの性能やセンサーの廃熱の問題などで、センサーの画素をすべて利用できないという機能的な制限が発生してしまう場合があります。
そのためカメラの一部では、利用できるすべての画素を利用せず、センサーの中央部分の画素だけを利用して4k動画を作成している場合があります。そもそも4k解像度というのは、約800万画素ですので、今の3000万画素程度のセンサーのカメラであれば、800万画素分の画素だけ利用すれば4k動画というのが簡単に実現可能になってしまうわけですね。
ですが、これだと画質が悪くなったり、見かけ上望遠レンズを利用したような効果が現れますので、実際に背面液晶で見た絵と録画した動画が異なるというような問題がありました。そのため、できるだけクロップしない4k動画が求められていたということですね。
最近はクロップなしのカメラも増えているようで、動画の性能は向上しているようです。キヤノンもそれにあわせて動画性能を向上させているということなのでしょうね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://www.canonwatch.com/no-4k-crop-on-future-canon-aps-c-dslrs-canon-eos-90d/
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