ニコンが年内に2台のカメラを発売か
ニコンの新製品の噂について報告されています。記事によれば、年内にAPS-Cとフルサイズの新製品がそれぞれ1台発表される可能性があるとしています。一台は先日から噂されているNikon Z 30になるようなのですが、もう1台のフルサイズのカメラのほうはよくわからない状態にあるようです。
それでは、実際のその記事を見てみましょう。
ニコンは今年、2台の新しいカメラを発表すると噂されている。恐らく1台はAPS-Cで、もう1台はフルサイズモデルだ(2台の新しいニコンのカメラが、最近すでに認証機関に登録されている)。最初のカメラは噂されているNikon Z 30になることは確実だ(Z 400mm f/4.5レンズとともに今月おそくに登場する)。では2台目のカメラは?それは非常に込み入っている。私は複数の異なる報告を得ていて、それらは一致していない(噂を取り扱うサイトにとって最悪のケースだ)。その可能性をみてみよう。
・新しい廉価なエントリークラスのNikon Z 5II、またはNikon Z 4。エントリークラスのフルサイズカメラはもう一般的ではない。多くのメーカはいまAPS-Cミラーレス製品に再び注力している。
NikonRumors
・3000万画素センサーの新しいNikon Z 6III(ニコンは2400万画素センサーを終了させ、フルサイズカメラはより高画素のセンサーになるだろう)
・新しいNikon Z 8。私は決して、それらのNikon Z 8の噂は決していいとは思わない。Nikon Z 9の売上と共食いになり始めることはニコンにとってとても早すぎる。ニコンはまだ多くのZ 9の予約があり、それらをすぐに満たすことはできない。新しいNikon Z 8のアイデアは、ニコンがD850で行ったことと似通ったものになる-廉価なより小さい本体(縦グリップなし)で高画素センサー。私がここで困惑しているのは、我々にはすでにNikon Z 7IIがあるという事実があることだ。ニコンはZ 7シリーズを放棄してZ 8を発売するのか、またはNikon Z 7シリーズを改良するのか。私は単純にその二つのシリーズは共存しないと思う。唯一可能性のあるシナリオはNikon Z 7の価格を下げ最低限な改良をし(Z 7III)、すべての新しい技術を高価格が必要となる新しいNikon Z 8本体に移行させることだ。いまのところ本当に何もわからない。あなたはどう思うだろうか?ニコンがいま発売するとしたら、どのようなフルサイズミラーレスカメラが理にかなっているだろうか。
APS-Cに関しては先日から噂になっているニコンで最も廉価なカメラになる可能性が高いNikon Z 30です。そして、フルサイズに関してはよくわかっていないようですが、3つの可能性が考えられるとしています。
まず1つめの可能性は廉価なカメラのNikon Z 5の後継機種。そして2つめの可能性はNikon Z 6の後継機種、そして3つめの可能性はNikon Z 8だとしています。ですが、それぞれいずれもマイナス要素があるようですね。Z 5に関しては廉価なフルサイズはもう一般的ではないとしていますし、Z 8を発売するとZ 9と共食いになり売上が低下するので可能性は低いのではないかとしています。
なのでフルサイズミラーレスの新製品に関してはまだよくわかっていないというのが実際のところのようですね。
可能性があるカメラは何か
というわけで、無謀なのを承知で当サイトでもどのようなカメラが考えられるのか検討してみたいと思います。
個人的に最も期待したいのはNikon Z 6IIの後継機種です。Z 6IIにZ 9と同様のAF機能が搭載されれば、かなり人気の機種になると思いますし、EOS R6やα7 IVにも十分に対抗できるカメラになると思います。それにニコンはZ 9以外のカメラの技術向上が必要だと思いますので、これが最もベストなシナリオではないかと想像します。
その次に可能性がありそうなのは、先日流出したNikon Z fですね。それがこちらの記事です。中身をNikon Z 5でNikon Z fを廉価なフルサイズミラーレスとして投入すれば、Nikon Z fcのようにかなり人気がでると思うのですがどうでしょうか?Z 9の販売が落ち着くまで、Z 6IIとZ 7IIの後継機種の投入は生産の都合上は難しいかもしれないので、派生機種だったら可能性も高いのではないのかなと思います。
記事にあるZ 5IIやZ 4はあくまでそのラインのカメラで、実際のモデル名はZ fという名前になると考えると矛盾することはありません。強引ですが。
ただ、実際にNikon D880のようなカメラを期待している人も多いでしょうから、Nikon Z 8もいつかの段階で発売されるだろうとは思いますが、筆者もこの記事と同様にすぐに発売されることはないのかなと思います。
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コメント
コメント一覧 (5件)
NRはAPS-CについてはZ30という名称で行きたさそうですね。Z50からの3年経過で、高性能化があれば文句はありません。名称についてこだわりすぎると、キャノンR7への文句を再び言いたくなりますし。。。元々Z50も考えようによってはちぐはぐなような気もし、マグネシウム外装をやめてプラスチック、防塵防滴も無しということでもってZ30でいいのかもしれません。またZ30であれば、より高機能Z50ⅡもしくはZ70の今後の発売は確実なのかもで、逆に良いような気もします。ただし低機能でエントリーであれば、経営方針はどうなった、オイオイですが。
残念なのは発表が近いのに、方向性の情報がないことでしょうか。EVFはあり?なし?、完全動画志向?等は、前回から何も述べていない、錯綜している感じですし。個人的にはEVFなしではデザイン&大きさが難しそうですし、EVF付&デザイン刷新がなされていることを願っています。妄想としては、EVFなし完全動画志向はレンズ一体型で超広角始まり1インチセンサーなんてどうでしょうか。もしくはP1000みたいなコンパクトを出したニコンですので、1/1.7インチセンサー機でも面白いような気もします。
フルサイズは仰る通りで、個人的にはα7Ⅳ、R6対抗のニコンの標準機が待望です。当然、Z9の技術が下りてきたもので、これはもう今までの名称にこだわらず、以前と同様にZ1とかでも良いと思っています。
ニコンに限らず今のカメラの新製品に求められているのは訴求ポイントが明確な製品設計だと思います。
昨年の Z fc や Z 9 のような作りこみがされているのであれば、年二台でも決して少なくはないと思いますし、むしろ供給との関係で懸念があるぐらいではないでしょうか?
また、供給に課題のある昨今では、現行製品のサプライチェーンの構築と維持にも苦労しているはずなので、売れ筋製品と競合するような新製品を出すことは避けるはずです。
APS-C の方がファインダーレスの動画機 Z30 だったとしてフルサイズがどうなるか、ですが、
直近の人気製品である Z 9 と Z fc, これから発売する Z 30 と被らないような性質、価格帯の製品になる可能性が高そうです。すると Z7, Z6 シリーズになるでしょうか?
ソニーセミコンダクターからのイメージセンサーの供給をこれまでどおり受けるという前提で素直に考えると、セミコンダクター側も旧世代のラインをずっと走らせたくはないと思いますので Z6III として Expeed7 + 3000万画素、Z7III として Expeed7 + 6100 万画素になる可能性が高いと思いました。
Z6, Z7 は一世代目も二世代目も高画素モデルが先だったので Z7III が先になるのではないかと思いますが、三世代目ではどうなるでしょうか?
Z6, Z7 のフォームファクターは 2018 年発売のものがベースになっていて 2020 年の二世代目はマイナーチェンジでした。そろそろ可動液晶や操作系やオーディオインターフェースも刷新されるのではないかと思います。
またソフトウェア面でも 16bit RAW や HEIF 等にもそろそろ対応では、と踏んでいます。
フルサイズ機はNikon Z fかZ8かと思います。Z8はミニZ9でα9のような2400万画素か3000万画素の積層センサー。本格的な高速連写機はまだZ9だけなのにバックオーダーが凄く、望遠レンズが次々と発売されても活かすボディがありませんから。
ミニZ9で縦グリップを無くしただけのものは絶対に出ないと思います。
Z6もZ7シリーズも積層センサーになると50万円は超えてくるので、これは無いでしょう。
今後の高速動体撮影モデルは、AFもコマ数もローリングシャッター歪みも積層センサーが必須なので、高額モデルになって非積層センサーモデルとは明確に区分けがされると思います。
Zfが出るとしたら、Z7のセンサー搭載でしょうか。一定数は必ず売れそうですね。
Z7IIとZ6IIにはZ9のAFアルゴリズムがファームで降りてくる噂があるので、IIIになってもまだ大きな技術革新は無いので、今はつなぎでZfというのはあるのかと考えます。
本当にZ 30なのでしょうか?
Z 50はD7500とD5600の間の位置付けだったのでZ 30はD5600とD3500の間の位置付け?
入門機はまだ出すということでしょうか。
フルサイズはZ 6IIIでしょうね。
高画素のZ 9と被らずEOS R6/α7 IVと対抗になる3000万画素台のスタンダード機として、Z 9の技術を下ろしてきて30万円くらいだったらライバルへの後れを取り返せるかもしれません。
おそらく6100万画素センサーを搭載するZ 7IIIは来年でもいいでしょう。
Z 8は仮に出るとしたら高画素機だとZ 7系と被るのでソニーでいうα9系のような位置付けになるのではないでしょうか。
半導体&部品不足の中で、爆売れ中のZ9と部品が可能な限り被らない商品。
経営が多少安定したとはいえ、数が見込める商品。
それを考えるなら、Z6iiiもしくはZ7iiiでしょうか。
ZfはDfを見ても分かるように一般受けはしませんから、今出す機種ではないと思います。
Z30は入門機ではなくて、動画機のフラッグシップモデルとして、メカシャッターレス、8k対応で出てくるかもしれません。ただの4kだとSONYのZVシリーズの後追いですから、インパクトもありませんし、実際に売れないでしょう。
必要性があるかは別にして、インパクトを考えれば8k動画機はアリと思いたいですね。