EFレンズのリストラが進むか
CanonRumorsが、キヤノンのレンズについて報告しています。
必然ですが、キヤノンはEFレンズのディスコン化を進めているようだ。FStoppersのAlexから、EF 200 f/2L IS USMが多くの販売店において、ディスコンとして製品リストから除外されたと聞いた。
米国キヤノンではまだ製品リストに名前があるようだが、このレンズはAdoramaには掲載されておらず、B&H Photoではディスコンと表示されている。
今後数ヶ月間、これらについて注視していきたいとおもっている。私は多くの古いレンズ、またはEF 800mm f/5.6L IS USMのような古く高価なレンズは、風前の灯火だと推測している。
記事によれば、EF 200 f/2L IS USMが多くの販売店でディスコン表示になっていたり、製品として掲載されていないような状況になっているようです。このことから、古いレンズ、古くて高価なレンズについては、次々と同様の状態になる可能性があるかもしれないとしています。
通常の場合、レンズのシステムに穴を開けることはできません。なので、ある焦点距離のレンズがディスコンになった場合、同じようなレンズの新製品が発売されてもおかしくはありません。
ですが、今は一眼レフからミラーレスへの移行の過渡期にある状況です。カメラメーカの多くは開発リソースをミラーレス関連製品に最大限に投入していると考えることが妥当だと思います。そうなると、一眼レフ用のレンズが新たに発売される可能性はかなり低いのかな?と思いますね。
そうなると今回の一眼レフ用のレンズのディスコンは、後継レンズが発売されることなく、そのまま終了してしまう可能性は高いのではないかと考えられそうです。そして、もし同じようなレンズが必要だったら、ミラーレス版のレンズを購入してくださいということになるのかもしれません。
一眼レフ関連製品のリストラが進む?
同じようなことがニコンにも発生している可能性があります。
上記の噂では、ニコンが人気の望遠レンズがディスコンにしたかもしれないという話がでています。
これらの状況から合わせて考えると、もしこれらが事実であれば、ニコン、キヤノンは基本的に脱一眼レフを進めていて、ミラーレス化を急いでいる状況にあるのかもしれません。
今後は確かにミラーレス化が進んでいくと思いますが、一眼レフを利用している人からすると、ちょっと寂しい状況になっているのかもしれませんね。また、スポーツカメラマンなどプロフェッショナル用途としては、一眼レフとミラーレスではどちらのほうが魅力的なカメラだと考えているのでしょうか。もし、ミラーレスでも問題ないという人が多いようであれば、もう一眼レフに固執する必要はないのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (3件)
EF 200 f/2L IS USM は2年以上前に生産終了だったと思います。
このレンズの作品を見ると今の計測器用に設計したようなレンズと違い
これぞ写真機用レンズという不思議な深みのある描写をするレンズですね。
今はズームレンズが主流なので高価でもあり後継機も出ずに終わりのようですね。
ミラーレス版のレンズがレフ機に使えれば良いのですが、それは無理なことなので結局はレフ機ユーザーはミラーレスへと導かれていくことになるんでしょうね。レンズが無ければ話になりませんから。
私は、5年以内には相当数の旧レフ機用レンズ群が整理されていくものと思っています。
同時に、レフ機用ボディーも相当数が整理されていくんじゃ無いんでしょうか。
カメラ販売の伸びが期待されない中で、2系列を保持するのは自殺行為です。
戯言ですが、PENTAXがKマウントでミラーレスを出せば、このような問題がなくなる(緩和される)一つの方向を示せるのやもしれませんね。といってもミラー空間がミラーレス一眼にとっては無駄ですし、現代的なレンズ設計ができなくなる側面もあるのでだめなのでしょうが。。。でも古い人間としてはなあ。。。
部品供給のせいもあるかもしれないですが、EF&EF-Sレンズに在庫僅少が結構あるのが不気味なんですけどね。