ニコン 関税の税率決定を受けて アメリカで再値上げを実施へ

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ニコンがアメリカで再値上げへ

関税の税率が決定したことでニコンのカメラやレンズが再値上げされることになったようです。

すでに伝えたように、ニコンは2025年9月にアメリカで2回目の値上げを行う。これは、日本やタイから輸入されるすべての製品に対する新しいトランプ政権の関税によるものだ。一部のカメラやレンズ(日本国外で製造されたものも含む)にとっては、3か月未満で2回目の値上げということになる(前回のニコンの値上げは6月23日だった)。

平均15%まで値上げか

ニコンがアメリカで再値上げをすることが決まったとNikonRumorsが伝えています。

記事では、アメリカの関税が15%になったことを受けて、ニコンがアメリカ国内で製品の再値上げを実施するとしています。

現在、日本からアメリカで販売しているカメラについて、ソニーは平均10%の値上げ、キヤノンは平均9.7%の値上げ、ニコンは平均10.05%の値上げを行っています。しかし、関税の税率が15%となったことから、5%の差額が生じるため、これを吸収するため再値上げとなるようです。各社とも10%ほどの値上げを実施しているようですが、それぞれ平均でさらに5%値上げされ、全体で平均15%の値上げになる可能性が出てきました。

しかし、問題は中国とタイの関税です。こちらの税率はまだ完全には確定していないようですし、日本よりもはるかに高い税率となっているため、タイで製造しているニコン、中国で製造している各社とも関税の影響はまだ未知数で、今後の再値上げも考えられるかもしれません。

富士フイルムは一部のカメラについて日本国内で製造して、中国の高い税率を回避しているようですが、各社も部品だけ日本に輸入して最終組み上げを日本で行うなど、高い税率を回避する可能性もあるのかもしれません。

NikonRumors

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • タイからの輸入関税は19%でしょうから輸入原価に対してと
    考えると製品価格に対しては10%少し越え程度に落ち着くと
    思われます。

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