キヤノンのスピードライトを巡る混乱
キヤノンのスピードライトを巡って様々な混乱が発生している可能性があるようです。この記事ではキヤノンのスピードライトの状況について詳しくお伝えします。
キヤノンジャパンが2台のスピードライトの生産を終了するという報告が広まったとき、その理由はほとんど明らかにされていなかった。そこで、私たちはキヤノンUSAに問い合わせて問題を理解しようとしたが、その回答は私たちを驚かせるものだった。
CanonRumorsによれば、キヤノンジャパンはスピードライトのEL-1とEL-100をほとんど告知せずに廃止した。この機材はマップカメラ、カメラのキタムラ、ビックカメラ、ヨドバシカメラといった大手カメラ販売店のサイトでは購入することができない。しかし、これらのショップだけではなく、キヤノンジャパンの公式サイトでも製品は廃止されたと表示されている。
確認のためキヤノンUSAに連絡を取った。メールでのやりとりで、キヤノンは「スピードライトEL-100の出荷は在庫がなくなるまで続ける。EL-1はサプライチェーンに問題を抱えている」と述べた。前述の内容を確認するため、再びメールを送信したが同じ回答を受け取った。
アメリカの担当者は公式な文章で「生産終了」という言葉を使用したくないようだ。このような動きをすることは不明だが、EL-100が再び入手できなくなる可能性があることは驚きだ。さらにキヤノンUSAのサイトではEL-100はプレースホルダとして表示されており、まだ注文を受け付けていない。従って購入できない場合、供給がどのように続けられるのか疑問に思う。将来的に新しいモデルに置き換えられる可能性はあるが、それがいつになるかはわからない。
EL-1についてはサプライチェーンの問題であると会社は明確に述べている。つまりスピードライトを購入しようと検討している場合、再入荷される可能性がある。キヤノンUSAのサイトでは、在庫が戻った場合に通知されるが、その時期は不明だ。
生産終了ではなく販売終了か?
先日も当サイトでお伝えしたキヤノンのスピードライトの販売状況に関して、さらにいくつかの情報が流れているようです。記事では、キヤノンはEL-1とEL-100の販売を終了しており、EL-100については在庫がなくなり次第販売が終了するようです。またEL-1についてはサプライチェーンに問題を抱えているとだけ返答があったようです。
このことからキヤノンはどうやら生産終了と言う言葉を使用したくなく、実際は供給できない状況になっているから販売終了としている状態ではないかと推測しているようですね。
海外ではEL-100の販売は続けられているようですが(ただし海外の公式オンラインショップでは製品ページはあるものの購入はできない状況)、それも在庫次第で販売が終了してしまう可能性があるようです。記事ではEL-100が入手できなくなる可能性があることについて驚いていることが分かります。
国内では、EL-100、EL-1、430EX III-RTが販売終了となっており、現在購入できるスピードライトはEL-5とEL-10のみとなっているようです。
一方海外ではまだ出荷されていないEL-1のバックオーダーが残っている可能性があり、販売終了となっているものの、実際にはほそぼそと生産は続けられている可能性もあり、現在の状況はよくわからない状態になっています。
というわけで、完全に生産そのものが終了してしまったのか、それとも販売を一時的に中止しているだけなのか、このあたりは非常に気になるところですね。
さらにキヤノン関連記事「キヤノン 年内に200-500mm f/4、70-200mm f/2.8などレンズ4本を発表か!?」ではキヤノンの新レンズ噂について詳しくお伝えします。
(記事元)ThePhoblographer
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コメント
コメント一覧 (2件)
スピードライト 430EX III-RTは2015年10月1日 発売
もうすぐ9年経過
新型が出てもいい頃合い
RFマウントのミラーレスカメラが出る前だから
それがEL-10なんだろうけど
EL1とEL5の大きな違いは起動時間なのかな
0.9秒と1.2秒
重さが14%81gEL5の方が軽い
EL1マーク2とかになるのかな
でもR1が出るなら間に合わせて欲しい気もする
キヤノンの EL-1、EL-100 は両機種とも販売終了ですね。
販売を再開することはないでしょう。
商社は生産終了とは言わず販売終了が正しいと思います。