一般的によく利用されているバッテリがなぜか終売となっているようです。
Nikon Z6、Z7、D7100、D7200、D7500、D500、D810、D850で利用されているニコン EN-EL15bバッテリが、カメラのネット販売店で”在庫のみ”または”この製品はもう存在しない”と一覧に表示されていた。
これが製品の不具合による一時的なものか、新しいバージョンのバッテリの販売計画があるのかどうかはわからない。
(記事を一部意訳しています)
米国のネット通販店で、いまでも販売されているカメラで利用されているバッテリが終売になってしまっているようです。
このバッテリを使うカメラは、D850、D810、D810A、D800/D800E、D750、D610、D600、D500、D7500、D7200、D7100、D7000、Z 7、Z 6、Nikon 1 V1となっています。Nikon 1からAPS-CのフラッグシップD500、フルサイズミラーレスのZ7と、かなり幅広いカメラで使われているバッテリであることがわかりますね。この製品は2018年9月に発売されたばかりの製品で、もしこれが事実なら1年に満たず終売ということになってしまいます。なぜ終売になっているのでしょうか?
記事にもありますが、新しいバッテリが発売される可能性と、何らかの不具合があり、一時的にバッテリの販売を制限している可能性があるようです。どちらの可能性もあると思いますが、それぞれの可能性について、以下で考えてみます。
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まず不具合のため一時的に販売を停止した可能性についてですが、もし不具合の問題があるのであれば、まずプレスリリースで注意喚起したり、一斉に販売注意するはずだと思われます。ですが、今回は米国の一部のショップだけで販売が中止されている状況で、日本ではヨドバシ、ビックカメラなどでは通常通り販売しています。そうなると不具合による一時的なものとは考えにくいように思えますね。
次に新製品がでる可能性についてですが、こちらもわざわざ一時的に製品の在庫切れにしてしまうのではなく、一時的に平行して販売すればいいはずだと思いますので、特定のショップだけ在庫切れになってしまう状況には違和感を感じますね。
どちらの可能性もあるようですが、個人的には新製品が発売されるのではないかな?と思います。理由はNikon Zシリーズの撮影可能枚数を向上させるためです。Nikon Zシリーズは、実際にはもっとたくさんの撮影枚数なのにも関わらず、CIPA基準の撮影方法では、どうしてもカタログに表記できる枚数が少なくなってしまうという問題がありました。そこで、内部のリチウム電池について、よりよい製品がでたら採用して、カタログスペックを向上させる目的があるのではないかな?と思います。
旧製品と新製品を併売しない理由は、新製品のほうが性能がよいため旧製品が売れ残ってしまう可能性があるので、一定の在庫以下になるぎりぎりまでまってから、新製品のバッテリを発売するのではないのか?と想像しています。
もし新しいバッテリが発売されるとしたら、撮影枚数が向上することになりますので、それはそれで楽しみになりますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://nikonrumors.com/2019/05/07/nikon-en-el15b-battery-discontinued.aspx/
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