Nikon Z 9はD850に迫る注文
Z 9も非常にありがたいことに、多くの方に支持をいただいた「D850」に迫るご注文をいただいています。動画、静止画ともに最高レベルを目指し、D一桁モデルをお使いのプロフェッショナルの皆さまのニーズに応え納得してお使いいただけるモデルとして開発をしてきましたので、大きな反響をいただけていることを心より嬉しく思います。年内の発売を目指して準備を進めています。
以前に紹介した記事ですが、Nikon Z 9に関連する記述がありましたので、あらためて紹介したいと思います。記事はニコンへのインタビュー記事となっていて、Nikon Z fcやNikon Z 9に関する詳細がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、Nikon Z 9はニコンのベストセラーモデルの一つであるNikon D850に迫る注文があったとしています。これは結構すごいことだと思いますね。なぜなら価格がまったく異なる製品だからです。例えば、Nikon D850ボディは価格.comの初値で35万8793円でした。それに対してNikon Z 9は62万8650円となっています。価格が倍以上も違うのに、価格が安いほうの製品に迫る注文があったということは、それだけ人気があるという証拠だと思います。
入手まで相当待たされる可能性も
ニコンの直販サイトであるニコンダイレクトでは、まだ発売日が決定していないのにも関わらず、Nikon Z 9は想定を超える予約で、入手するまで時間がかかる場合があるとアナウンスしています。
「Z 9」は想定を超える大変多くのご予約をいただいておりますので、お届けまでお時間をいただく場合がございます。
そして、ニコンは人気だったNikon D850の予定生産台数は月産で約2万台としていました。しかしNikon Z 9の予定生産台数は月産で3500台です。これはNikon Z 9はD850よりも生産台数が圧倒的に少ないことを意味しています。
インタビュー記事で述べているNikon D850に迫る注文というのは、恐らくNikon D850の予約開始時と比較してということになると思います。
従って、Nikon Z 9のほうが製品価格が高いので一時的に初期需要が高まっているだけだとしても、Nikon D850の予約開始時にも一時的な初期需要があったはずで、それにも関わらずNikon D850に迫る注文が入っているということは、価格の高いフラッグシップモデルとして考えると、かなりの注文が入っているということがわかります。
しかし、生産台数がNikon Z 9はNikon D850の5分の1以下ということになってしまいます。なのでとても月産3500台で現在の予約分のすべての台数を解消できるのは難しく、すべての予約分の注文を解消するまでにはかなりの時間がかかるのではないかと予想されますね。
また半導体不足などの影響で、今後の生産予定台数の変動も考えられると思います。このことから個人的にはNikon Z fcの単焦点レンズキットのように発売時期が延期される可能性まであるのではないか?と思うようになりました。
発売は12月15日だと噂されています。もし噂が事実なら、来週の月曜日あたりにでも発売日の決定のアナウンスがあってもおかしくないわけですが、実際にはどうなるでしょうか?ちょっと心配です。
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コメント
コメント一覧 (2件)
ここからNikonの反撃が始まると良いですね。
今後もフィルム時代(F)の拘りを捨て革新的で魅力あるカメラを作り続けてくれれば
またNikonに戻りますよ。
とにかく発売日だけは死守、最悪NPS会員だけにでも提供はすると思います。
プロ機での発売延期はアマチュア向けとは比べ物にならない信用問題になりそうですので。
コロナのせいとはいえD6でも延期してしまってますから、これでZ9まで延期したら、D6やZfcの経験を活かせなかったのかとなってしまうかな、と……
情勢が情勢ですし、供給遅延にはある程度寛容な社会になってるとは思うのですが、1年待ちも現実になってしまいそう……何とか頑張ってほしいものです。