半導体不足で、α7IVの発売も遅延する?
我々の複数の情報筋は、α7IVが9月に発表され10月に発売される予定になっていると複数回述べている。しかし、ご存じの通り世界的に半導体製品が不足している。ZV-E10の発売はこの理由により2ヶ月間延期された(5月末から7月上旬に、そして今は8月)。そして他のカメラメーカも新しいカメラの多くで延期している。半導体製造メーカは製品の供給を増やすためにできることすべてを行っている最中だが、問題は2022年初旬までに解決されるようだ。
この段階で、ソニーが9月の発表にこだわり最終的に発売開始を9月から11月や12月にするかどうか、またはソニーがこの問題を回避する何かしらの方法を見つけたかどうかはわからない。
α7IVの仕様について100%確実な情報をまだ得ていないが、カメラは新しい3000万画素(または3200万画素)センサーを仕様するかもしれないように見える。そして8k動画も撮影できないだろう。
α7IVについての噂が掲載されています。アイキャッチ画像はα7IIIです。記事によれば世界的な半導体不足により、ソニーがα7IVの9月の発売を11月か12月にするかもしれないとしています。ただ、これは何かしらの噂があるわけではなく、このサイトの筆者の感想ですね。しかし、現在のところα7IVの発表が9月に予定されているらしいことはわかります。まちにまったα7の最新機種ということで、期待している人は多いのではないかと思いますね。
半導体不足の影響は大きい?
しかし最近の噂や情報をみると、やはり半導体不足の影響がカメラメーカに大きく影響を与え始めてきているなという印象です。
まずキヤノンは半導体不足とは述べていませんが、いくつかの製品の供給に問題があることを認めています。
下記の各商品に関しまして、予想を上回るご注文を頂いており、お届けまでにお時間を頂戴しております。
多くのご注文を頂いていることに感謝申し上げると同時に、お待ちいただいているお客様にご迷惑をおかけ致しますことをお詫び申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。【該当商品】
・RF100-500mm F4.5-7.1 IS USM
・RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
・RF400mm F2.8 L IS USM
・RF600mm F4 L IS USM
・リング式三脚座 E(B)
・RF14-35mm F4 L IS USM
さらにレンズについて、キヤノンのRFレンズの多くで品薄状態になっています。こちらも理由は定かではありません。
またニコンについても半導体不足で本体充電アダプタを本体に同梱することを取りやめることを発表しています。
充電アダプタの中にある半導体が不足して、アダプタそのものを作れなくなるとしたら、かなりの影響が様々な製品で発生する可能性があるということを意味していると思いますね。
カメラにはイメージセンサー、イメージプロセッサなどがありますが、その他にもUSB給電で本体内でバッテリーを充電するためのチップですとか、音声をデジタルに変換するA/Dコンバータですとか、水準器、EVFを表示させるチップ、GPSセンサーなど様々な半導体が使われていて、どれか一つでも欠けると製造できなくなってしまいます。
レンズにもAFを駆動させたり、手振れ補正を動かしたり、電子接点を通じてカメラと通信したり、絞りを動かしたり、コントロールリングの回転を認識したりなど、様々な半導体部品が必要になるはずで、こちらも一つでも欠けると生産ができなくなってしまいます。
このように考えると、カメラメーカに半導体不足の影響がでていないと考えるほうが不自然です。早く解決してくれればいいなと思いますが、それにしても2022年にならないと解決しないというのはかなりの長期間問題になる可能性があるということになってしまいます。できるだけ早期に解決してくれることを期待したいですね。
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