EOS R3の発表が遅れている理由
先週、EOS R3がRF 14-35mm f/4L IS USMとともに発表されるだろうと報告した。これはあなたの信頼を失う結果となった。
たまには、このようなこともある。
発表日についての口を広かなかった複数の情報筋と話したところ、彼らは今年の第三四半期前までに発表されるだろうと考えていたようだったが、明らかにそうはならなかった。
今月開催と延期されたオリンピックはEOS R3の発表には関係ないと言われている。実際の問題はいつもと同様で生産上の問題だ。EOS R5とEOS R6の在庫問題を繰り返すわわけにはいかず、この問題はビジネス上よくないし、両方のカメラのネガティブないくつかの報道も加わった。
EOS R3は当然オリンピックで登場するが、キヤノンがカメラを問題なく生産できるようになるまで、公式発表されることはないと考えて良いだろう。
EOS R3の発表時期に関して報道されています。記事によれば、EOS R3は実際には第三四半期までに発表されるだろうという観測だったようですが、実際には発売されなかったとしています。第三四半期までにということですから、たぶん6月末までにということなのでしょうね。なので、6月29日または6月30日に何かしらの発表があると聞いていて、それと6月末までの発表という情報があったことで、今回の実際にはRF 14-35mmの発表日をEOS R3の発表日と勘違いしてしまったというところだと思います。
そして、EOS R3の発表は東京オリンピックとは無関係であるとしていますね。しかし、EOS R3が東京オリンピックに向けて投入されることは間違いないようです。実際に世界各国の報道カメラマンに貸し出され、利用してもらい、評価をしてもらうというようなことが行われるのだと思いますね。
そして、EOS R3の発売が遅れているのは生産上の都合だとしています。どういうことでしょうか?
EOS R5の在庫問題
思い出せば、去年は年末ぐらいまでにかけてEOS R5/EOS R6の在庫不足がかなり問題になっていた時期でした。理由は様々あるようですが、新型コロナウィルスの影響によりサプライチェーンに問題が生じたとか、半導体の供給不足とか理由はいろいろ言われています。
そんなこともまだ影響が残っているようで、折角、EOS Rシリーズを購入したのに、今度はレンズがないという状況が発生してしまっているようです。EOS R5とEOS R6が発売され、大人気になり、恐らくキヤノンユーザの多くが買い換えを検討したことで、シェアが一気に広まり、需要が旺盛になっているようです。
さらに、同様に半導体不足なども影響しているのでは?と言われていて、しばらくはこの状況が続く可能性があると考えられています。
そのようななかで、EOS R3を発売すれば、同様にさらに買い換え需要を喚起することになりますし、なによりEOS R3の供給が需要に追いつかないということになれば、キヤノンの信頼性にも関わる問題になる可能性があります。そして、仮にEOS R3の供給が問題なかったとしても、発売されることでレンズへの需要はさらに高まるでしょうから、レンズ不足にさらに拍車をかける結果になる恐れもあります。
このことから総合的に考えて、需給関係が元に戻るまでEOS R3の発表を延期したと考えることに一定の合理性はありそうです。実際にはどうなのかは不明ですが、確かにレンズ不足が続いていて、本体どころではないと考えている人は多いかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (2件)
R3もニコンZ 9も発売は10月以降になるかもしれませんね。
下手すると来年になるかも?
半導体不足などで安定した部品調達が出来ないのかも
知れませんね。
各社共、今後出す予定の新製品は当初の予定より遅れそうです。