キヤノン EOS R3の開発をまもなく発表か?
軒下デジカメ情報局がEOS R3の開発発表が行われるかもしれないとツイートしています。
https://twitter.com/nokishita_c/status/1381789354582929408この情報は瞬く間に海外にも伝わり、海外のカメラ関連の情報サイトでは、この話題で持ちきりになっています。国内のカメラ関連のサイトでも多くの情報サイトがこの情報の一報を掲載しています。
このEOS R3は縦グリップ内蔵であることから、恐らくですが、EOS-1D Xレベルのプロフェッショナル用のミラーレスカメラになるのだろうと思われますね。ニコンのNikon Z 9の競合機種になるのだと思います。
なぜEOS R1ではなくEOS R3なのか?
すでに記事を公開しているのと同じような他サイトの後追いだけではつまらないので、それではなぜEOS R3になったのか。プロフェッショナルモデルであるのならば、EOS-1D Xのようにキヤノンとしては不動のフラッグシップである1というモデルナンバーが付けられていないのはなぜか?ということを考えてみたいと思います。
海外のサイトでも同様の疑問を記述しているサイトがあります。内容をみてみましょう。
我々はEOS R3は、我々が予想するにEOS-1D XレベルのプロフェッショナルEOS Rカメラの一つになるだろうと考えている。では、EOS R1は発売されないのだろうか?もしくは、EOS R1はさらにプロ向けのカメラになるのだろうか?EOS R3はEOS 1Dシリーズにある縦グリップがある形状をしており、外観から見える形状はすべてプロフェッショナル向けカメラであることを示している。EOS R3はスポーツ撮影向けのプロフェッショナルカメラになるだろうが、EOS R1の余地もある。プロフェッショナルスポーツカメラは、完全に今年のオリンピックイヤーに完全にマッチすることになる。
EOS R3はその形状からプロフェッショナル向けのカメラになることは間違いないが、EOS R1が発売される余地はまだあるのではないか?という意見が記述されていることがわかります。
もしこの予想が正しいとすると、キヤノンはEOS R3とEOS R1という2台のプロフェッショナル用カメラをラインナップとして揃えるということになるのでしょうか?もし揃えるとしたら、その違いはどのような違いになるのでしょうか?
可能性があるとしたらセンサーの解像度の違い、動画性能の違いという差が考えられると思います。例えばスポーツ撮影の場合には三脚に乗せて撮影することがおおいので、できるだけ撮影時間を長くするためにバッテリー容量を多くできる縦グリップが好まれる場合があります。このような場合の撮影は、報道写真になるので解像度はさほど問題にならないし、解像度より連写速度を優先したい場合があります。
そして、縦グリップのもう一つのメリットは構図を縦位置で撮影したときに、同じ場所にレリーズボタンがあるので撮影しやすいということがあります。そうなると、ポートレートや自然撮影なので縦構図で撮影するのに便利ということになり、こちらの場合は絵作りのために高解像度が求められる側面がでてくることもあると思います。
そうなると、センサー解像度によってプロフェッショナルモデルを2シリーズにわけるという可能性はなくはないのかな?という印象がありますね。
さらにEOS R5とEOS R6の関係のように静止画性能だけ欲しいという人もいますし動画性能も欲しいという人もいます。たぶんEOS R1はかなり高価なカメラになると思いますので、性能的にはほぼ同じで動画性能を削ったカメラを廉価なEOS R1として発売するという可能性も考えられると思いますね。
あと、これはうがった見方になるかもしれませんが、キヤノンがソニーのα1やNikon Z 9に触発され、対抗機種としてとりあえずでもいいから発表しておく必要があったという可能性です。以前のEOS Rもそうでしたが、Nikon Z 6の発売にあわせて間に合わせ的にEOS Rを発表したのではないか?と思われる経緯があります。キヤノンの実質的なフルサイズミラーレス市場への参入はEOS R5からだと思うのですが、同じようにソニーとニコンがプロフェッショナル向けのミラーレスカメラを発表したので、キヤノンとしても間に合わせでもいいから発表し、発売しておく必要がマーケティング上必要だった可能性というのもあるのかな?と思いますね。
そうなると、作りかけといっては失礼ですが、EOS R1レベルに達していない製品なので、型番を変更してEOS R3にしておくといったことも考えられるのかな?と思います。そうすると、もしこの想像が正しければ、中身はほぼEOS R5の縦グリップ内蔵版という製品になっている可能性が高いと思われますので、開発発表時に明かされるかもしれない性能に興味があるところですね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
噂もない所から突然出てきたような印象ですね。
3はフィルムカメラ時代以来久しぶりの番号です。
フィルムカメラの時は EOS-1V 発売前に機能テンコ盛りで
EOS-3 を出してプロが使う EOS-1 のサブ機のような存在でした。
以前の噂で今年に ”新しいRFマウントカメラが2021年後半に登場するが、
それは EOS R1 にはならない” というのがこれに相当するのかもしれません。
また以前の噂で視線入力搭載、1億画素でしたら棲み分けができますね。