この数ヶ月間、ソニーが新しいエントリークラスのカメラを発表するだろうという噂を得ていた。私は、このことはα7 IIIより低価格になるだろうという意味だと想定していた。しかし、それは間違っていた!今、シェアしている情報か100%正しいと確信している。
・正しい 新しいフルサイズEマウントカメラの新しいシリーズのエントリークラスカメラ
・間違い 価格はα7 IIIよりを下回ることなく、α7 IIIより高くなる新しいシリーズは、Youtuberや旅行者などのビデオブロガー用のコンパクトで小さいフルサイズEマウントカメラのシリーズになることが明確なった。これはソニーの奇妙な戦略だ・・、どうして新しいカメラにα7 IIIより高い価格を設定しなければならないと思うのかわからない。
・9月中旬、ソニーは新しいエントリークラスフルサイズミラーレスカメラを発表する(新しいシリーズのエントリークラスカメラ。価格はα7 IIIを超える)
・α7 IIIに近いスペック(これが意味するところは同じ2400万画素センサーで、同じAF性能があるのではないかと推測している)
・α7s IIIと同じバリアングル液晶がある
・α6600のボディサイズ
・このカメラはビデオブロガーやYoutuberへの需要を見越している
・バッテリーはNP-FZ100
・USB Type-C
・シングルSDメモリカードスロット
・マイク端子とヘッドフォン端子
・Wi-Fi (11a/b/g/n/ac)とBluetooth(記事を一部引用して意訳しています)
ソニーの新エントリークラスのカメラの噂
SonyAlphaRumorsがソニーの新しいエントリークラスのフルサイズミラーレスカメラについての噂を掲載しています。画像はα6600です。
記事によれば、ソニーが新しいエントリークラスのシリーズを立ち上げて、その新製品を発売するとしています。ですが、エントリークラスにも関わらず価格はα7 IIIよりも高くなると確信しているとしていますね。
基本的なスペックとしては小型軽量、バリアングル液晶を採用しており、USB Type-Cを採用した、ビデオブロガー、ビデオグラファー向けの製品だとしています。4k動画がメインということであれば、2400万画素のセンサーでも十分ですし、もちろん一般的な用途での静止画でも十分といえそうです。
α7 IIIより価格が高い?
記事では、エントリークラスのフルサイズミラーレスカメラなのに、α7 IIIより価格が高くなるだろうとしています。そして、なぜエントリークラスのカメラなのにα7 IIIより価格が高くなるの決定をソニーがしたのかわからないとしていますね。
確かに、エントリークラスということは既存のカメラよりも下に位置するカメラになりますので、それにも関わらず既存のミドルクラス(ハイアマチュアクラス)のカメラより高い価格になるのが理解できないということにも納得できますね。
ですが、α7 IIIよりも価格が高いといっても、現在の販売価格よりも高いのか、それとも発売当初の価格よりも価格が高いのかでは意味が異なります。一般的には発売当初のほうが価格が高い傾向があるからです。そこで、α7 IIIの初値と現在の価格を調べてみました。それが以下の価格になります。
・α7 IIIの初値 22万3295円
・α7 IIIの現在の最安値 19万8414円(価格.comによる)
ということで、日本での価格調査にはなりますが、α7 IIIの価格は発売当初から20万円前後で推移しています。ということは、新しいエントリークラスのカメラは、文字通りα7 IIIより高い価格になりそうだということがわかります。
では、エントリークラスなのにα7 IIIより価格が高くなりそうというのはなぜなのでしょうか?
理由はいろいろ考えられそうです。実際にはエントリークラスではないという可能性もありますし、ビデオブロガー向けのハイブリッドカメラとしてのエントリークラスカメラという位置づけになる可能性もあると思います。
例えば、スチル撮影向きではチルト式の液晶でも十分かもしれませんが、ビデオブロガー向けではバリアングル液晶が採用が必要になるなど、求められる機能の違いにより価格が異なってくると思います。ビデオブロガー向け用では動画撮影用の様々な機能が求められるためエントリークラスでも、スチル用のエントリークラスカメラよりも価格が高く設定される可能性もあるのだと思いますね。
もう一つは省スペースタイプは価格を高くできるだけのメリットがあるということです。よく世界最小と宣伝している製品がありますが、世界最小とすることで他社の製品との大きな差別化になります。できるだけ、小さくで軽量な製品を購入したいという人は多くいますので、APS-Cミラーレスのボディサイズでフルサイズセンサーが採用されているということになれば、多少高くても既存のソニーのフルサイズミラーレスよりも小型なフルサイズミラーレスを購入したいという人には魅力的な製品になると思いますね。
このあたりは実際に製品が発表されて、その本体の仕様と予想価格の兼ね合いによって、高いのか安いのかが判断されるのだと思いますが、どのような製品として発表されるのか非常に楽しみですね。
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