CP+開催まで残り10日
日本で最大のカメラ展示会であるCP+の開催まで、あと10日となりました。CP+は2024年2月22日(木曜日)に横浜で開催されます。記事を執筆している本日は2024年2月12日の月曜日です。従ってCP+は来週の木曜日に開催されるという時系列になります。
日本では記事を執筆している本日は建国記念日の振替休日で、3連休となっています。そして2月23日(金曜日)は天皇誕生日となっていて、23日から25日まで3連休となっています。22日から開催されるCP+には、まさに都合の良い休日の巡り合わせということになりそうですね。
いまは中国が春節の時期で多くの人が日本に訪れているため、CP+もそれに併せて非常に混雑するかもしれません。
結構前の話になりますが、筆者が中国に駐在していたとき年末や春節の時期は大変でした。年末というのは文字通り、西暦の年末で12月31日ですが、春節は日本でいう旧正月で中国政府が発表して旧正月の日付が決定されます。年末になると、あちこちで花火が上がって、花火の音がものすごく響きます。しかも個人の人も勝手に花火を打ち上げていておどろきます。
筆者が寝ているとマンションの窓の外を、下から上に光がビュンビュンと上がっていることに気がつき、何かと思ったら、マンションの下の階の人が花火を打ち上げていました。しかも、同じマンションのベランダからで、他人の部屋のベランダにその花火が入ったりして大変なことになっていました。そして、そのことについて誰も文句を言わないという不思議な状況に。火事になるので、止めてくれよと思いました。
朝になると、ものすごい爆発音で目覚め、驚いて窓から外をみると、片側2車線の道路が幅50メートルぐらい赤色の何かで覆われています。よくよくみてみると風で流されていくのですが、どうやら爆竹を鳴らした際の爆竹の外側の包みで道路が覆われていたのでした。恐らく、数千か、数万ぐらいの爆竹が鳴らされていたようで、驚いていたのを覚えています。
話がそれました(文字数稼ぎです。すいません)。CP+の開催まで10日となりましたが、これまでニコン、キヤノンからの新製品に関する話題はあまりありません。
ティザー公開には遅すぎる?
今は、キヤノンからEOS R1、EOS R5 Mark IIなどのカメラが発表されるのではないかと噂されています。そして、ニコンからはNikon Z 9H、Nikon Z 6IIIの発表が噂されています。もし、フラッグシップモデルや、準フラッグシップとなるEOS R1やNikon Z 9Hが発表されるとしたら、ティザーが公開されてもおかしくない状況ではないのかなと思っています。
しかし、CP+の開催まで10日となっても、キヤノンやニコンからティザーは公開されていません。ちなみに、過去にキヤノンはEOS R3のティザーを公開していましたし、ニコンもNikon Z 6/Z 7と、Nikon Z 6II/Z 7IIの発表のときにティザーを公開していました。
もし、これらの製品をCP+に併せて発表するとしたら、今頃はそれらの製品のティザー広告が掲載されていても不思議ではなく、むしろなぜ公開されていないのか疑問に思うほどです。
ということは、キヤノンからはEOS R1の発表は近日中にはなく、同様にニコンからはNikon Z 9HやNikon Z 6IIIの発表はないということになるのでしょうか?
今年、オリンピックが開催され、それまでにフラッグシップモデルを発売しなければならないと考えると、すでにEOS R1やNikon Z 9Hの発表やティザー公開は待ったなしの状況と考えられます。しかし、ティザーがないことは新製品の発表もない可能性があると考えることができ、そうなるとオリンピックに向けて新製品の発表は何もないということになるのでしょうか?
残された可能性としては、CP+まであと10日となった今、今日は祝日で休みですので、明日にでもキヤノンやニコンからティザーが公開されるか、もしくは今回の新製品のティザーは公開されず、今週末か来週のCP+の開催前にキヤノンからEOS R1が、ニコンからNikon Z 6IIIかNikon Z 9Hが発表されるということになると思います。
実際にはどうなるのでしょうか?CP+の開催が迫るなか、ティザーや新製品の発表が何もないという状況で、若干、状況が怪しくなってきていると感じています。
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コメント
コメント一覧 (7件)
R3は、製品発表時はティザーがありましたが、開発発表時は唐突でした。懐かしの軒下さんが前日に写真を投稿して、それまで影も形も無かった”3″に大騒ぎした覚えが。
ニコンも最近はギリギリまで情報が出てこないことが増えている印象で、同じく開発発表ならティザーを打たない可能性も高いです。
噂については、出てこないと心配になりますが、逆に早々と大量に出てくるのも情報統制の面が心配で、「心がふたつある〜」って気持ちになりますw
2024年に入ってからのキヤノンは目立った動きが無さすぎますね。
ですが、その分度肝を抜く新製品を発表するのだと妙な信頼感があるのであまり心配はありません。
ニコンに関してはCP+2024ページ内で公開されている“注目製品”のボディがZ 9/Z 8/Z f/Z fc/Z 30なあたり、近々Z 6ⅢやZ 50Ⅱが発表されるのかもしれなませんが、CP+までに新製品が発表されることはないと思っています。
個人的にはZ 9の新ファームが公開されることを期待しています。
てか目立った動きのあるメーカーありましたっけ?キヤノンだけ言及してますけど。
EOS R1は、R3の値下げなど予兆があり、間違いないでしょう。
Z9Hはあまり噂がないですが、Z6Ⅲの矛盾した複数の仕様が漏れており、開発が進んでいるであろうことが推測されます。D6とZ9で高感度に4倍の差があります。Z9では室内スポーツで高速シャッターを切るのに、高感度性能が足りないでしょう。
ニコンはCP+の前に新製品を出したケースはほとんどなかったような。
それとCP+の注目標品としてZ8、ZfなどをHPで出しているのでCP+前のZ6Ⅲ発表は100%ないと思います。
SONYは新製品のα9Ⅲが会場で手に取って試せるでしょう。
NIKONはファームウエアで性能UPしたZ8を会場で手に取って試せるでしょう。
そうした中でCANONのR1はどうなりますか。
EOS R1 はCP+で発表されるのか良く分かりませんね。
キヤノンの特許を見ると特異な外観形状のボディ、DPCMOSのクロス配置、
磁性流体による冷却機構、電子シャッター使用時の加振グリップ(ソニーと
共同開発らしい?)など興味深い特許もあり全てが搭載されればそれこそ
モンスターマシンになりそうです。
これらを加味すれば百万円超えは確実かもしれません。
EOS R1はさすがに夏前に発売なら既に大分で量産体制に入っているでしょうから、CP+前に開発発表でモック(実は製品版)を展示だけして盛り上げるような予感がしています。
来週は富士フィルム、SIGMAも発表があるので、CANONはあるとしたら今週でしょうか。