キヤノン製品の突然の値下げ
キヤノンが自社のオンラインショップにおいて、高性能カメラ「EOS R3」と「EOS R5」の価格を突如下げました。EOS R3は約6万円、EOS R5は約3万円の価格ダウンが実施されており、この値下げが何を意味するか注目されています。
※いずれもキヤノンオンラインショップでの税込
■ EOS R3
・値下前:85万8,000円
・値下後:79万2,000円
■ EOS R5
・値下前:57万2,000円
・値下後:53万9,000円
記事によれば、キヤノンオンラインショップでEOS R3とEOS R5が突然値下げされたそうです。EOS R3は6万円以上、EOS R5は3万円以上の値下げということになります。キヤノンのオンラインショップで値下げしているということは、各ショップへの卸値も値下げされているとみられ、いずれ他のショップでも大幅な値下げがあっても不思議ではありません。
EOS R1、EOS R5の前触れか?
ここで気になるのは、やはり値下げされる製品がEOS R3とEOS R5というところですね。確かに発表からかなり時間が経過しているため、それで値下げしている可能性は確かにあると思います。
しかし、この2機種については事実上の後継機種、または上位機種の発表が噂されている製品でもあります。EOS R1については2月22日開催のCP+に向けて発表されるという噂があり、そしてEOS R1の発表のあとにEOS R5 Mark IIが登場すると言われています。
この流れから考えると、製品の在庫をキヤノンがなるべくはやくさばきたいと考えても不思議ではなく、そのため値下げをしたという可能性があるのかもしれません。
キヤノンは製品を認証登録したと言われており、これが事実であれば登録が判明してから数ヶ月で実際に発売される可能性が高く、それはEOS R1ではないかと見られていますが、実際にはどうなるでしょうか?
そして今噂されているEOS R1の仕様は以下の通りになっています。
- AIによる高速オートフォーカスと露出の強化
- 高成功率の動体予測とアイテムロックフォーカストラッキング
- 3000万画素のフルフレーム積層型デュアルコアフォーカスセンサー
- どのメカニカルシャッターよりも高速な純粋な電子シャッター
- フラッシュ同期速度が1/1250秒(読み取り時間は0.8ms未満)
- 新たに1:3の非可逆圧縮C-RAWを追加(無損失圧縮と比較)
- 制限なしの40fps(1:2 C-RAW)/ 60fps(1:3 C-RAW)連写、最大120fpsのフル機能連写
- 240fpsのバーストモードと1秒プリショットをサポート
- EOS R3とEOS R5を上回るダイナミックレンジの強化
- 2つの基準をサポートする16ビットDGO-RAW撮影
- カメラ内部での深度スタックRAW
- 6.7K/60pおよび4.2K/120p(APS-C)12ビットCinema RAW Light録画
- フルフレーム/APS-C DCI/UHD 4K/120p C-log2およびC-log3ビデオ録画
- 最大限に最適化された操作感のある丸みを帯びたボディ
さらにキヤノン関連記事「EOS R1いよいよ発表?? カメラ認証登録発覚でキヤノンの動向に注目集まる」ではEOS R1が認証登録されたと伝えられていることについて詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/28a3a647f4d39583625a5098950f3aa21d6a849e
コメント
コメント一覧 (5件)
R3が含まれているのが不思議ですね。
後継機はまだ出ないはず。
キヤノンマーケティングジャパンが既に発表していますが
値下げは異例と言えば異例です。
確か何日か前から下がっていたような記憶があります。マップだかフジヤだかのTwitterで値下がりしたと見たような。
R1とR5IIの前触れと見ていいと思います。R1の製品発表、R5IIの開発発表とかですかね……?
R1はR3の直接後継ではないですが、事実上の後継ですからね。あと、R3が高いままだとR1の値付けが難しかった(差が小さすぎるか、高すぎるか)のだと思います。
R1とR5IIの前触れなら嬉しいですが、実態は両機共売れていなかったからでしょう。
市場がこの機種にこの値段は高すぎると判断したからで、R3は値下げした途端に品薄となるくらい売れたようです。
R1がR3の価格と近くなるのを避けるための価格改定なら更に嬉しいですが。
R1が発売されたとしても、手にできるのは恐らく1年後とかでしょうから、R3の在庫一掃のためではないはずです。
R3の価格はっきり言って高過ぎでした。
ちょうど購入検討していた時期に値上がりした為見送りました。性能的にはまだまだ各社の同クラスと比べても優位なカメラですし、値下げについては朗報です。
R1、R5markⅡが近いから前もって下げるというのは懐疑的ですね。そんなに焦らずとも上記2機種が発表してからでもいいはずですし、逆に値下げで買わせておいて新機種発表は良い印象を持ちません。
単純に生産コストの高騰が落ち着いて価格見直しがなされたとみています。
為替に最も敏感と思しきキヤノンが、2024年の前提レート(140円)に対し148円前後の現状で、売上不振だからとB&H値下げ後額に対し(140円換算でさえ)少し安い価格まで値下げしますかねぇ。その理論だとR8も下がって然るべきに思えますが、あちらはB&H値下げ前価格とほぼ一致です。
R1は99%今年のうちに(開発)発表はされるでしょう。所詮外野なので100%なんて言い切れませんが、むしろされないとRFの行く末を心配される事態になります。
R5IIはリリースサイクルから見た希望的観測と言えますが、荒唐無稽とは言い難いはず。
CP+を控えた今、全くの無関係と言い切るのも難しいと思いますね、私は。少なくとも1台、近日中に発表/発売されるのは認証登録情報(not噂)から確定してますし。