OMデジタルがさらに新製品を発表?
OMデジタルソリューションズが新製品の発表を示唆するティーザーをSNSで公開したことが話題を集めています。最新のリリースをまだ宣伝中であるにも関わらず、新たな発表が予告されており、「とってもエキサイティングなニュースがある」とのメッセージが添えられています。
OMシステムは、マーケティング部門が、まだ最後のリリースを宣伝していないのであれば、新製品/発表の別のティザーを用意しているようだ。
OMデジタルが何らかの新製品の発表をまだ行う可能性があると伝えられています。
記事ではOMシステムが上記のようなティザーをSNSで公開していると伝えています。そこには、「やあ、我々にはあなたに伝えるとってもエキサイティングな何かがあるよ」というキャッチコピーとともに、「なんだと思う?」「すぐにお会いしよう(じゃあ、またね)」という記述があることがわかります。
記事にも説明がありますが、まどろっこしい表現なので説明すると、もしOMデジタルのマーケティング部門が、先日発表されたOM-1 Mark IIと150-600mmレンズのことを、このティザーで宣伝していないのであれば、という前提が記述されています。つまり、OM-1 Mark IIのことを示していないのであれば、これは新製品のティザーである可能性が高いと指摘しているわけですね。
年内に多くの製品が期待できるOMデジタル
先日記事にしましたが、OMデジタルが発売している製品の多くはUSB Micro-Bで、このままでは欧州で製品が発売できない可能性があります。
現在のOMデジタルが発売しているカメラと、そのUSB端子は以下のようになっています。もし、これらのカメラのボディ内でバッテリーを充電できる場合、その製品は欧州では2025年には製品を発売することができなくなります。
カメラ名 | USB端子 |
OM-1 Mark II | USB Type-C |
OM-1 | USB Type-C |
OM-5 | USB Micro-B |
OM-D E-M10 Mark IV | USB Micro-B |
OM-D E-M5 Mark III | USB Micro-B |
OM-D E-M1 Mark III | USB Type-C |
PEN E-P7 | USB Micro-B |
Tough TG-7 | USB Type-C |
Tough TG-6 | USB Micro-B |
従って、OMデジタルは、OM-5、OM-10、E-P7を最新型のカメラに置き換える必要があり、これらの製品が年内に発表されるか、もしくはディスコンになることがわかるかもしれないという状態になっています。
もし上記のティザーがカメラに関するものであれば、上記のカメラか、もしくはレンズロードマップに掲載されている望遠ズームレンズが発表される可能性が高いと思いますね。
しかし、ティザーの画像は、流れる滝を撮影しているため、自然を撮影することを意味していると考えられるため、カメラかレンズの可能性が高いのですが、OMデジタルはこの他にも様々な製品を製造していますので、それらの製品のティザーである可能性もあるので注意が必要かもしれません。
さらに「静寂を破り登場したOM-1 Mark II 流れていた噂の確かさを徹底検証」ではOM-1 Mark IIの噂は正しかったのかの検証について詳しくお伝えしています。
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コメント
コメント一覧 (2件)
実はOM-1 Mark IIは単にロゴを変える必要性から、若干の色を付けてマイナーチェンジで発表したのであって、実は本命は別にOM-2が用意されていた、ということであれば、これまでのOMDSに対する考えを全て悔い改める覚悟でいます。
悔い改める必要性が無くなったという意味では幸いにも、界隈的には大変残念ながら、単なるキャンペーン発表でした……自然写真を送って優秀作品に商品が当たるようです。
何もこのタイミングでティザー式=無用な期待を招くような広告打たなくても、という感じですね……OM-1IIが大好評だと本気で捉えてるんでしょうか。それとも広報の連携がまるで取れていない?
https://www.instagram.com/omsystem.generation/p/C3DIYv2NQFY/?hl=ja&img_index=1