α7S IVには2層が搭載か
発表が近いと噂されているα9 IIIのあとに、α7S IVが登場するのではないかと観測されているようです。
実際に、ソニーが中国で2台の新しいハイエンドカメラを登録したことが知られている。そのうちの1台は、100%間違いなくα9 IIIで(11月8日か、遅くとも1月に発表予定)、もう1台のカメラがどのようなカメラであるのか、まったく不明だ。明らかな推測としては、現在のα7S IIIがα9 IIに次いで最もフルサイズカメラであるため、これがα7S IVであり、2024年に後継機種が登場すると予想されている。
この新しいα7S IVについては、未確認の噂がいくつか寄せられている。信頼できる情報筋からのものではないので、非常に信頼性が低い。その噂の中にはα7S IVがソニーの新しい2層センサーを搭載した最初のαカメラになるというものもある。
α7S IVのセンサーについてSonyAlphaRumorsが報じています。
記事によれば、これはあくまで確認できていない情報ではありますが、α7S IVがα9 IIIの次に発表されるのではないかとしていて、そしてα7S IVにはソニーの新型の2層センサー、恐らくExmor Tが搭載される可能性があるという噂があるようです。
このExmor Tはフォトダイオードと画素トランジスタを積層型に配置したもので、これによりフォトダイオードの面積が従来のExmor RSの1.7倍になり高感度耐性やダイナミックレンジの拡大に寄与すると言われています。
上記のように、これまでフォトダイオードと画素トランジスタが横に並んでいたものが縦に並び、フォトダイオードの面積が大きくなっていることがわかります。
これは最近、Xperiaに搭載されたセンサーにも採用されているため、ミラーレスカメラに搭載されてもおかしくはありません。しかもα7Sはもともと超高感度撮影が可能ということで話題になっていましたし、このようなセンサーがα7Sに搭載されても不思議ではないのかなと思いますね。実際に搭載されることはあるのでしょうか?
そして、α9 IIIの価格と一部仕様が流出した可能性について「ソニーのα9 IIIはメカシャッターなし?? 価格と一部仕様が流出か」にて詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (3件)
ダイナミックレンジ拡大とノイズ低減に効果的な技術ということで、なんとなくこの2層トランジスタ画素積層型センサーは次期α9に搭載されるのではないかと思っていましたが、そうとも限らないのかもしれないですね。
有機CMOSと併せて個人的に気になっている技術の一つなので、実装される日が楽しみです。
Xperiaとフルサイズカメラはセンサーサイズが20倍くらい違うので、2層センサーExmor Tの製造歩留まりが大きく違うでしょう。
したがって、α7SⅣへ2層センサーExmor Tの搭載はコスト的に困難と思いますね。
センサーもまだまだ改良の余地があるもんですね~
これで面積比1.7倍ならば30%程度は改善しそうですね。
ただし、背面にトランジスタが張り付くのでS/N比が
悪くなりそうでノイズリダクションを強化する必要は
あるかもしれません。