キヤノンのレンズの特許
キヤノンが複数の実施例をもつレンズの特許を出願していることが明らかになりました。どのような特許となっているのでしょうか?
焦点距離 34.30
Fナンバー 1.45
半画角(度) 32.24
像高 21.64
レンズ全長 131.37
BF 39.00
焦点距離 584.92
Fナンバー 4.12
半画角(度) 2.12
像高 21.64
レンズ全長 329.97
BF 49.98
焦点距離 16.01 24.13 34.00 19.88 28.25
Fナンバー 3.02 3.12 3.21 3.08 3.16
半画角(度) 53.49 41.88 32.47 47.42 37.45
像高 21.64 21.64 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 157.71 150.35 154.18 152.26 150.77
BF 39.08 39.08 39.08 39.08 39.08
焦点距離 18.61 49.95 193.07
Fナンバー 3.24 4.45 5.88
半画角(度) 36.28 15.29 4.05
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 145.47 171.73 205.85
BF 36.40 56.37 78.65
この特許はかなり珍しく実施例が大幅に異なるものがまとめて一つの特許として出願されています。まとめるとだいたい以下のようなレンズになるようです。
- 35mm f/1.4
- 600mm f/4
- 16-28mm f/3
- 18-200mm f/3.2-5.8(APS-C用)
このようにかなり仕様の異なるレンズの特許となっていることについて、恐らくこの特許が特定の性能がある(部品としての)レンズが利用されていて、そのレンズを応用することで実現できる光学設計をまとめているからのようです。
そう考えると新しい部品を使うことで、より優れたレンズが作ることが可能となるため、この特許は非常に期待できるものになるかもしれませんね。
さらにキヤノンの超望遠レンズの噂について「キヤノン 11月2日にRF 200-800mm f/6.3-9 ISを発表と噂」にて詳しくお伝え。
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(記事元)https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-156589
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コメント
コメント一覧 (1件)
ED、SDレンズのような異常分散レンズを使ったときに弊害として出る
色収差のエラーを改善しようとする特許ですね。
レンズの光の通過位置による透過光量を変えたり、レンズ自体の分光特性を
変えたりと面白い特許です。
キヤノンはこの手の技術はFDの頃から得意ですね。