α9 IIIの発売時期に関する噂
α9 IIIがまもなく発表されるかもしれない、そんな噂がでてきています。どのような噂なのでしょうか?
それでは噂をみてみましょう。
9月4日、ソニーは新しいモデルのカメラを中国で認証登録した。これは5.1GHzと互換性があり、このことは一般的にミドルクラスからハイエンドクラスのカメラであることを意味している。例えば、ZV-1 IIは2.4Ghzの印象しかなかった。認証登録されたカメラが発表されるまで、どのぐらいの時間がかかるのか知りたい人は、最近の履歴を確認してほしい。
- ZV-E1は12月12日に登録され、3月29日に発表された
- ZV-1 IIは2月2日に登録され、5月23日に発表された
- α6700は2月16日に登録され、7月12日に発表された
- α7C IIとα7C Rは6月12日に登録され、8月29日に登録された
この通り、このカメラは2023年11月末から2024年1月の始めに発表される可能性が高い。これはまさに、何度も伝えたα9 IIIの発売時期だ。
記事によれば、9月4日に新しいカメラを認証登録したそうです。SonyAlphaRumorsが報じています。
この認証登録というのは、製品の電波利用に関する認証登録です。各国で電波に関する法律が異なるため、その製品がそれぞれの国の電波法に則っているかどうか認証を受ける必要があるわけですね。
そして、当たり前ですが、製品を発売するために認証を受けようとしているわけですので、認証を申請した製品はかなり高い確率で発売される可能性が高いということになります。
記事では、9月4日に新しいカメラを認証登録したそうで、それはα9 IIIになる可能性が高いのではないかとしています。その根拠の一つとして、5Ghz帯のWiFiの電波利用について認証を行っているからだとしています。通常、廉価な製品は2.4Ghz帯のWiFiしか搭載していないということで、5GhzのWiFiを搭載しているということはハイエンドのカメラ、すなわちα9 IIIの可能性が高いのではないか?ということを言いたいようですね。
しかし、一方でソニーも含めてですが、廉価な製品にも5GHzのWiFiを搭載する例が多くなっています。恐らく5GHz帯のWiFiを実現するためのチップがかなり安くなってきていて、それが廉価な製品にも採用されるようになってきているのだろうと推測しています。
なので、必ずしも今は5GhzのWiFiがある、すなわちハイエンドのカメラということは言えない状況になっていると思いますが、ソニーがα9 IIIを発表する可能性のほうはかなり高いのではないのかなと思いますね。
推測が正しければ年内にもα9 IIIが発表される可能性があるようで、楽しみではありますね。
噂されている仕様
そして、いま噂されているα9 IIIの仕様は以下のようになっています。
- 名称は未定
- スポーツ撮影のプロフェッショナル向け
- α1に代わるものではない
- 動画の仕様はα7 IVと同じ(8k、外部RAWなし)が、高いフレームレートのモードがある
- プロフェッショナル向けの新しい機能が多くある
- 縦グリップを内蔵した新しいボディ
- 電源オフにせず独立してバッテリを交換できる
- FX100バッテリー2個
- 追加のカスタムボタンとスイッチ
- 上面の二つのダイヤルの下部にはコントロールリングがあり、一つはカスタマイズが可能
- 3.4インチのチルト式超高輝度デュアルタッチスクリーンで手袋のまま、ぬれたままでも操作可能
- CFExpress Type A/SDデュアルカードスロット
- USB経由でSSDへの直接保存の対応
- 最先端のセンサークリーニングと防塵防滴システムが搭載
- AFを強化した新しいBIONZプロセッサ
- メカシャッターレス
- 電子グローバルシャッターのある2900万画素センサー
- 高速起動
- 120コマ/秒 フル解像度、HEIF、2秒バースト
- Z 9に対抗するため画素数の少ない240コマ/秒モードも検討
- 60コマ/秒 フル解像度、HEIF、圧縮RAW、大きなバッファ
- 30コマ/秒 非圧縮/圧縮ロスレスRAW
- 576万ドット ハイダイナミックレンジEVF、240hzダイナミックレフレッシュ機能付き
- 車/バイクのAF追従モード
- 1秒あたり240回のAF計算(α9IIの4倍)
- AFポイント2200点、カバー率100%
- GPS/GLONASS/BeiDou/QZSS対応
- 音声からテキストへのメタデータ書き込みの強化
- 5G、外部長距離WiFiアンテナ用の端子によるWiFi速度の向上
- 5G BASE-Tイーサネットポート
そして、α9 IIIはNikon Z 9の対抗機種として開発されたかもしれないという話は「α9 IIIの噂 縦グリ内蔵、メカシャッターなしのZ 9対抗機??」で詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (4件)
ソニーの得意分野はα7Cのような小型化と動画で、プロスポーツでは支持が広がっておらず、α9Ⅲは結局出ないのでは。
出るのはAIプロセッサを装備したα1Ⅱだと思っています。フラッグシップがいつまでもAIプロセッサなしでは形無しですから。
α9→α9 IIも2年半くらいだったので2年半経ったα1→α1 IIである可能性もあり、ただα9 IIから4年ほど経つのでα9 IIIである可能性もあり、いずれにせよソニーの超高速連写機にはまだAIチップは搭載されてないので来年の夏季五輪の前までにはα1 IIかα9 IIIが出る可能性は高いですね。
α9ユーザーとしてはぜひⅢを期待したいところですが、昨今のソニーは高画素化が進んでいて、α1で高画素と連写が両立出来ている現状を踏まえると、α1登場以前のほどは低画素連写機の需要は少ないのかなと感じます。
ましてα9の高感度性能は画素数の割には高くなかったので、ほんとうに連写性能のみでどこまで訴求力を持たせることができるのかが疑問です。単にAIAFを積むとかの順当なパワーアップの他にも、やれる事がプラスアルファなければ厳しいのかなとも思います。
しかしグローバルシャッター、縦グリップ一体型、メカシャッターレスこの辺の実現はソニーの技術的ににも哲学的にも難しいでしょうね。
とはいえ、キヤノンのR3に対抗する機種がソニー、ニコンにも欲しいところではあります。
そうなんですよね。
ニコンも20MP台の超高速連写機を出す気はあるのかないのか、ソニーとニコンはもう超高速連写機は高画素も兼ね備えている段階に来たという認識なのか、そうなるとソニーはα9シリーズはもうお役御免ということなのか、まさか縦グリ一体型のα1G (仮) が出てきて現在のα1がα9ポジションにつきニコンでいうZ 9/Z 8の関係性になるのか、ソニーの次の動きに注目ですね。