α9 IIIの噂
α9 IIIでZ 8に対抗しなければならない。そんな記事が投稿されています。興味深いので紹介したいと思います。
それでは記事をてみましょう。
ソニーのα9 IIIはα1とまったく同じの5000万画素積層型センサーが搭載されると予想されている。この噂は新しいものではない。しかし、ソニーにはそのスペースがない。この背景にある理由はとても単純で論理的なもので、現在、超大人気なNikon Z 8に直接的に対抗できるソニーのラインナップが1台も存在していない。もしソニーがNikon Z 8の適切な競合機種の投入に失敗した場合、ソニーは大きな消費基板を確実に失うことになるだろう。
ソニーはα7 Vに5000万画素センサーを搭載することもできない。それはα7 Vがセミプロで低価格向けのモデルだからだ。そしてソニーはα7Rシリーズのカメラを上級機種に仕立てることもできない。なぜならα7Rはすでに6000万画素を超えており、処理能力が制限されることになるからだ。従って、ソニーには二つの選択肢が残されている。一つはα9シリーズをα1とほぼ同じ主要スペックへと劇的にアップデートし市場に投入することだ。
そして残りの選択肢は、これはあまり良くないが、Nikon Z 8に対抗する新しいシリーズのカメラを導入することだ。しかしながら、私はこの可能性は非常に低いと考えている。従ってソニーはα9をNikon Z 8に対抗するために選択するかもしれない。そして、これが次期α9 IIIとしてみることになるかもしれない可能性のある仕様だ。
- 噂されているα9 IIIの仕様
- 5000万画素フルサイズExmor RS裏面照射型CMOSセンサー
- 60コマ/秒までの連写
- ISO 50-102,400
- 10ビットの8k 30p、4k 120p
- 370万ドットEVF(ブラックアウトフリー)
- AFポイント759点、ファストハイブリッドAF、リアルタイム瞳AF
- 5軸ボディ内手ぶれ補正
- CFExpress Type-A/SDデュアルメモリカードスロット
Z 8でソニー、キヤノンの戦略は
ニコンがNikon Z 8を発売したことは海外でかなり話題になっています。最初、Z 8の価格情報が流出したとき、あまりZ 9との価格差がなかったためかなり高額であることにがっかりした人も多かったようです。しかし、実際の価格が明らかになると、特に国内ではNikon Z 9の値上げが発表されたこともあり、かなり廉価な機種になることがわかりました。
日本国内でもニコンダイレクトの価格では19万円の差がついており、一部の人はバーゲンプライスだという評価をしているようです。
そこで気になるのはソニーとキヤノンの今後の戦略です。恐らくですが、恐らくNikon Z 8に対抗する機種を発表してくると思われますので、どのようなラインナップをZ 8に競合させるのかというのは誰もが気にするところではないのかなと思いますね。
記事にもあるようにα9 IIIなのか、そしてEOS R5 Mark IIなのか?いずれにせよZ 8のAF性能を超える製品を発売してくることは間違いないと思います。機能的にはかなり向上させてくるはずで、いよいよ本命同士の争いということになるかもしれません。
そうすると、次はZ 7IIIとZ 6IIIがどうなるのか?というところですね。今度もZ 8の供給不足が解消するまで発売されない可能性もあると思います。そう考えると、ニコンからの普及機の登場は当分先になるのかもしれません。先になるのはいいとしても、AF性能をその期間に高めるなどして他社に追いつかれない方策が必要だと思いますね。
そして、この仕様については、この記事元がいつものNewCameraさんなので話半分程度で、そんな噂もあるんだね程度で受け取っておいたほうがいいと思います。ただ、ソニーがどのカメラをZ 8の対抗機種とするのかという部分は面白かったです。
(記事元)http://thenewcamera.com/sony-a9-iii-coming-with-50mp-sensor-rumor/
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (6件)
ソニーはフラグシップのα1ですら縦グリ一体型ではないのでα9シリーズをニコンZ 8対抗にするとα1の存在が、例えばα1 IIは縦グリ一体型になるならα9 IIIはZ 8対抗にできそうですがどうなることか。
キヤノンもR1がZ 9対抗ならR3 IIはZ 8対抗として縦グリ無しになるのか今後の展開に注目ですね。
TheNewCamera なので内容はともかくとして Z8 は業界としてはある意味カテゴリーキラーな存在なので、他社は出方を考え直す必要が出てくるでしょうね。
もしソニーが全面的に Z8 と競合するカメラを出すとして α9III が高画素かつ積層ならより上位の α1 の後継機のアピールポイントにも目当てが付いているということで、まだまだカメラ業界には伸びしろがある、ということになりますね。
もし α1 の後継機 α1II を Z8 と競合する価格帯で売るなら α のヒエラルキーは完全に崩れてしまいますから、よほどの危機感が無い限りはそこまではしないように思います。
ソニーは Z 8 が売れることでイメージセンサーが売れる立場でもあるのでニコンとの全面競合は避けて、
α9III と α7SIV と FX3II はクアッドピクセルの 24MP の 6K 積層、
FX1 として α1 の 8K 積層センサーを使った 8K カムコーダー機を作り、
多くのニーズに応える多くのボディを作りトータルで販売機会を増やす方向になるのではないかと思いますがどうでしょうか?
想像ですがキヤノンは対抗機は出さないかも知れませんね。
価格的に近い EOS R5 は噂されているVer2のファームアップのみでしょう。
キヤノンの現状を見ると広角とオリンピック用にレンズの拡充が先でしょうね。
ボディの更新機種は EOS R1 を発表以降のような気がします。
ソニーは 少し古くなってきたα9 シリーズの新型はあるかも知れません。
元ソースはα1iiが縦グリップ一体型になる前提で考えられてる気がする
現状のソニーはαの大型化をしようとしてない感があるからz8競合を出す可能性はかなり低そう
前米でソニーセミコンがNikonへセンサをおろしてるから無理に競合もしない気がする
確かにどうするんでしょうかソニーとは思いますが、だからα9に5000万画素というのも個人的に後追いなだけのような気もして、どうしたソニーとも思えてきます。ソニーも種々振り返るべき時期にやってきたということで、個人的には少し考えた後でもよいのではと思えてきました(結局、よくわからないということで)。
α9は実験機的な要素が強く、Ⅱ型で終わりかもしれませんね。
来年のオリンピック前に、AI画像認識を強化したα1Ⅱが出るのはほぼ間違いないでしょう。
ソニーはプロスポーツ分野に喰い込めていないことを認めており、α9Ⅲまで作るかといえば、ノーという気がします。