Z 8発売でどうなるZ 7IIの今後
Nikon Z 8の発売で、Nikon Z 7IIはどうなるのか?という記事が投稿されています。どういう意味なのでしょうか?
それでは実際の記事をみてみます。
Nikon Z 8がまもなく発表されると噂されているが、どうやらソニーのカメラと同じセンサーが使われる見込みだが、これは実際には犠牲になる最初のニコンのカメラになるかもしれない。
ニコンから、最新の報告ではすでに秘密裏にフィールドテストを実施中だというNikon Z 8が発売されるという噂が、ここしばらく広まっており、そして早ければ来月にも発表されるかもしれない。しかしながら、α7R IVと同じ6100万画素センサーを使用すると考えられているが、それは実際にはNikon Z 7IIがZ 8に狙われることになるかもしれない。
「ニコンは新しいカメラを来月に発表するだろう。それはZ 8またはZ 6IIになるかもしれない。」
行間を読むと、Nikon Z 6III(明らかにZ 6IIの後継)を言及しているが、我々はまだZ 7IIIの噂を何も聞いていないのは興味深い。さらに、ニコンがZ 8がZ 7シリーズと共食い状態になるかもしれないことに私たちと同意するかどうか疑問に感じている。
結局のところ、Nikon Z 8は解像度志向のカメラとして位置づけられ、6100万画素のソニーセンサーを実装し、デュアルCFExpress Type-Bメモリカードスロット、改良されたボディ内手ぶれ補正、新しい2億4000万画素を撮影できるハイレゾモード、常用ISO 64-25,600(拡張 32-102,400)で、ノンクロップの6kまたは8k動画の可能性がある。
そうなると第1世代の4570万画素、クロップ4k 60p、ミスマッチなSDとCFExpressメモリカードスロットのNikon Z 7IIに需要はあるだろうか?
Digital Camera World
記事によれば、先日当サイトでも記述したこの「噂」をもとに、Z 7IIがどのようになるのか?ということを考えています。このサイトの著者は、来月発表されると噂されているニコンの新カメラについては、高解像度のNikon Z 8になるとしていて、もしZ 8から6100万画素のカメラが発売されたら、Nikon Z 7シリーズの存在意義はなくなるのではないか?と考えています。
確かにZ 8から6100万画素のカメラが発売されるとしたら、4750万画素で設計が古いZ 7IIを選択する人はたぶんいないでしょうし(安くなったから買うという人はいるかもしれませんが)、Z 7IIを刷新して再設計しても、たぶんZ 8とほとんど変化のない性能になっているようにも思えます。そうなると、似たような性能のZ 7IIIとZ 8が同時に発売されることはないように思えますよね。
Z 8の仕様がZ 7の将来を決めるかも
そう考えると、あとはZ 8の仕様や、どういう位置づけのモデルなのかということになってくると思いますね。例えば、ひょっとしたらα1とα9の関係のように、D8が高速性能を追求したモデルになる可能性もあると思いますし、α7Sのように動画撮影向けのモデルになるかもしれません。
ただそれだと6100万画素センサーという情報が間違ってないと成立しない部分もあるので、このあたりはやっぱり可能性は低いかもしれませんね。
しかしナンバリングって重要ですよね。かなり先の将来まで考えておかないと、新しい趣向のカメラを発売しようと思ったときに、もう当てはめる数字がなく適用できないなんてことになってしまいます。もし仮にZ 8が発売されるとして、Z 9からZ 5まではもう使用できません。
ではZ 4やZ 3を使うのかというと、もし価格も高く高性能なカメラだったら(縦グリのないZ 9のような)、低い数字のモデルナンバーを付けると性能的にも下のように感じてしまうので、できるだけ大きな数字を使いたいのですが、5~9に隙間がないのでもう無理です。そういうカメラがでてきたらどういうモデルナンバーになるのでしょうかね。数字の次にアルファベットが付く命名規則になるのでしょうか?
Z 8の最新情報
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コメント
コメント一覧 (3件)
キヤノンの EOS R5 の発表会の時 5 という数字を強くアピールしていて、5D 系に特に思い入れの無い私から見るとある意味滑稽な部分もあったのですが、売り上げ面では EOS R5 は成功しているので、型番を通じてどのような系譜のボディであるのかをアピールすることはマーケティング上重要なことなのかもしれません。
もし Z8 が、実際に 6100 万画素機で Expeed 7 で Z9 の AF 性能を引き継ぐボディだったとしたら、そして Z6III とボディ仕様を共通にしているのであれば、技術仕様的な側面では Z7III といってもよいかもしれませんが、マーケティング的にはナンバーを一つ消費することになったとしても D850 を継承するボディであることをアピールした方が良いのかもしれませんね。
仮に画素数が 6100 万画素だったとしたら高画素機としては、のちに 9000 万画素と噂されるソニーのα7R5 に画素数で越えられてしまうわけですが、市場には Z8 がバランスの取れた高画素機として受け入れられることを願います。
Z8が高画素機だと、プロ〜ハイアマ向け低画素連射機の置き場所がなくなるんですよね。でもZ7IIIの噂は出てきてませんし、どうなんでしょう。
継続的に改善は来ていたものの水を開けられていたメインストリーム機で、ニコンがどんな戦略で来るかは他社ユーザーとしても楽しみでなりません。
ナンバリングは、古くから中上位機を中心に数字の意味を確立させてきたキヤノンや、種別の多いアルファベット表記で機能を区分したソニーが1歩秀でた感があります。DからZで命名規則を変えてるのもその辺の見直しでしょうか。
他社ユーザーには滑稽に映るかもですが、”5″を出すという一言は、主要機の5Dを継ぐ=ミラーレスへの本気度を如実に示します。R5の初動の狙いは5D系ユーザーのRF移行でしょうから、まさに「5であることが、すべて」ですね。
“3”に湧き立ち”1″を期待されるのもそこですね。”7″に難色を示されるというようなデメリットもありますが。(何だかんだかなり売れてるみたいですけども)
それこそZ8には8、つまりD850後継を期待する声もちらほら見ますし、ブランド戦略は大事なんだろうと思います。
Z8(仮)が連写機になればZ6シリーズが喰われ、高画素機になればZ7シリーズが喰われるという…
ニコンにとっては痛し痒しでしょうか。
それならば、Z7シリーズを高画素機フラッグシップとして、Z8シリーズを高速連写機、Z6シリーズをマルチ機としたほうが、役割がはっきりして良いと思います。