次にニコンから発表されるのはZ 600mm f/4レンズ?
ニコンがNIKKOR Z 600mm f/4を使用して撮影したという画像をfacebookに掲載して話題になっています。どういうことでしょうか?
それでは早速、そのfacebookの投稿内容をみてみましょう。なおアイキャッチ画像はAF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VRです。
というわけで、これがその問題の投稿です。これをみても意味がよくわからないのでちょっと解説してみます。
まず、ニコンは全英オープンゴルフに協賛していました。いわゆるオフィシャルサポーターとか、公式スポンサーとか、そんな感じだと思います。
「第150回全英オープンゴルフ」に協賛
2022年7月6日 PRESS RELEASE/報道資料株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、第150回全英オープンゴルフ(開催地:英国・セントアンドリュース、開催期間:2022年7月10日~17日)に協賛します。
ニコンWebサイト
この協賛を通じてニコンのカメラを世界に知ってもらうということを目的に、facebookなどに上記のような投稿をしているのだと思います。ちなみに、このfacebookは日本のニコンではなく、イギリスのニコンが解説しているfacebookになります。
そして、その中には、まだ発表されていないレンズの名前がありました。それがZ 600mm f/4で、え、どういうこと?ということで話題になってしまったということです。その投稿をよく読むと、「フォトグラファーのマシュー・ハリスは、Nikon Z 9とZ 600mm f/4レンズを利用して、スイングの速度と、セントアンドリュースの素晴らしい景観の両方を表現した、アクション満載の画像を撮影している」という記述があり、確かにZ 9とZ 600mm f/4が使われていることが示唆されています。
結局はどうなった?
そんなわけで、次に発表されるのはNikon Z 600mm f/4で、全英オープンゴルフでプロトタイプのテストをしているのではないか?と海外のネットではかなり話題になりました。ロードマップにそれらしい製品があったことも、この話題を後押しすることになります。
そこで多くの人は撮影された画像からExif情報を読み取ろうとしたようですが、Exifデータは画像が投稿される前にすでに削除されていたようで、Exif情報を確認することができなかったとしています。
さらにその後、この様子を察知したのか、投稿が編集され、Z 600mmではなくAF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VRに変更されています。というわけで、いちおう公式的にはタイプミスということで解決です。めでたしめでたし。
というところですが、まだ一部の人は、実際は本当にZ 600mmのプロトタイプだったのではないか?という人もいて、これが本当にタイプミスなのか、それとも本当に製品が開発されていて発表も近いのかということが話題になっています。ちょっとしたミスでも大きく取り上げられてしまうので、情報を発信する人は大変でしょうね。特にニコンのような大きな発信力のあるSNSなどでは。
実際にはニコンから正式なレンズの発表がなければわからないわけですが、発表がさほど遠くない将来にあったら、あの投稿は本当にプロトタイプのものだったのかもしれません。
ニコンのレンズの最新情報はこちらにも
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