2022年ニコンの新製品の噂
1 Nikon Z 8
Nikon Z 8は2021年にやってくると噂されているが、半導体不足と製造ラインが限られている問題で、カメラの発表は2022年に延期された。新しいNikon Z 8シリーズはNikon D800シリーズの後継機種になると言われている。最新のネット上に浮上した噂によれば、Nikon Z 8のプロトタイプが4500万画素と6100万画素で研究室に存在しているという。我々はNikon Z 8の開発発表が2022年の第2四半期か、第3四半期にあるだろうと期待している。2 Nikon Z 5 Mark II
Nikon Z 5 Mark IIは2022年の登場が予想されている。Nikon Z 5は2020年7月の発表だった。我々は新しいNikon Z 5は2022年第4四半期だと予想している。今年は、AFトラッキング性能の向上と同様に全画素読み出しの4k動画を予想している。3 Nikon Z 30
Nikon Z 30はニコンのお手軽なエントリークラスのAPS-Cミラーレスカメラだと言われている。2021年の登場が予定されていたが、延期された。いくつかのデザインのスケッチが2021年初めに公開されていた。2022年8月~9月の発表を予想している。このカメラにはEVFがなく、エントリークラスのカメラのユーザ用に限られた主要性能になるとみられる。4 Nikon Z 50 II
-NewCameraより
Nikon Z 50 IIはバリアングル液晶と、新しいイメージプロセッサ、機能向上したAFとビデオ性能をもって2022年の発表が予想されている。N-Log、HDR、240fpsのFull HD動画がZ 50 Mark IIに内蔵されると予想される。
2022年にニコンが発売する可能性のあるカメラについての噂が掲載されています。具体的には上記のようなカメラになるようで、これまでもけっこう噂されていたカメラばかりですね。
ただ、初めてみるカメラもあって、それがNikon Z 5 Mark IIとZ 50 Mark IIです。ニコンはAPS-C一眼レフについては定期的に後継機種を発売していたので、Nikon Z 50の後継機種がでてきても確かにおかしくはない頃だとは思います。計画的に陳腐化させて、Z 50を安く販売することで廉価な市場でシェアを得ることも可能になるのではないかと思います。
Z 5 Mark IIについては、ちょっと時期的にまだ早すぎるのではないのかなと思うのですが、どうなるのでしょうか。廉価なフルサイズ一眼レフでも短いサイクルで後継機種を発売することはなかったように記憶しています。
気になるカメラのヒエラルキー問題
これまでカメラについてはヒエラルキーが設定されていて、高価格な機種になるほど解像度が増えたり、連写性能が高くなったり、動画性能が高かったりといった差別化がされていました。それは今でも同じで、より高価格な機種にはより高性能な性能や最新の技術が与えられ、それが次第に安い機種に降りてくるというような関係になっています。
例えば、最近では最新モデルにボディ内手振れ補正を搭載し、それが次に高額な機種に次々と搭載されていくといったような感じです。
ただラインナップが揃っていない状況で、バラバラに製品を投入したので、Nikon Z 5は発売から十分に時間が経過したNikon Z 6と価格的に競合する関係になってしまい、Z 5は廉価でいい製品なのですが、残念ながらあまり人気がでていなうような状況になっていました。
逆にソニーは、旧製品をずっと販売し続けることで、市場の判断で価格を下げることに任せていて、廉価機種を設定せず旧機種を廉価機種として販売している戦略を採用しているようです。
Z 30とZ 8が発売されることで、ニコンのミラーレスカメラのシリーズはほぼ完成することになりますが、このカメラ同士の差をどのように保つのかといったことが非常に難しくなっていくように思いますね。ニコンは以前から画質で差を付けることはしていませんでしたので、たぶんミラーレスの廉価機種でも上位機種と同じぐらいキレイに撮影できるカメラを発売するのだろうと思いますが、それぞれの差別化をどうやっていくのかなというのがちょっと気になります。
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コメント
コメント一覧 (6件)
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こちらの元記事は詰めの甘い、ツッコミどころの多い噂、予想だと思いました。
Z 5 Mark II については管理人様のご指摘どおりで、元々廉価版として設計されたモデルに対してあえてコストを増やして機能強化版を作ることはあまり考えにくいと思います。
Z 50 II についてはいわゆるハイブリッドカメラとしていまの市場で求められているものだと思いますが、コスト要因を積み上げておいてあえてセンサーだけを APS-C にする理由がちょっとわかりませんね。ここまでやるならフルサイズにした方が良さそうな。
あと Z 50 というのは EOS M50 (Kiss M) を意識して付けられたもののはずなのでここまで機能強化するなら Z 70 とか Z 90 とか Z 100 などを選ぶのではないのでしょうか。
Z 30 については Z fc が売れている間は部材調達が制約になって出ない気がしますね。
Z 8 については D8xx のブランドを引き継ぐものになるはずで Z 9 の需要や部材を喰ってしまうことにならないかが心配ですね。
2022年初めの今はこれまでと違って供給が制約になっているので、ラインナップはそれを前提に組み立て直す必要があると思います。ニコンでいうと売れている Z fc と Z 9 に対して供給面でも需要面でも被るモデルはなるべく避けるべきです。あとは旺盛な動画需要に対して Z 9 ではできなかった形で応えるモデルであるべきでしょう。
フルサイズ 24MP でバリアングル液晶、クロップなし内部記録で 4K30P 無制限、6K30P もしくは 4K60P を時間制限アリで撮れる、Z 9 の一部を継承した AF
Z fc や Z 9 と被らず α7IV と EOS R6 と競合する30万円弱の価格帯
あたりが次のニコンに求められているモデルだとだと個人的には分析しています。
詰めが甘いというか、そもそも全く当たらないことで有名なNewCameraですからね。
Nikon RumorsやSony Alpha RumorsもNewCameraを信用できないサイトだって言ってます。
Z9がフラッグシップ系で大いに気を吐いたので、次はフルサイズの標準機だと言っているキャノンR6、ソニーα7Ⅳに対抗できるZ6かZ7の後継機、もしくはもうこの二つの統合機ぐらいでガツンといければ、と私も思います。統合機では名前がどうするかですが、ガツンとというのなら「Z1」ぐらいでもいいような。ただしそうなら、Z6とZ7が無くなってもよいといえるニコンが標準だと規定するもので、絶対売れるものが必要そうな気がしますが(まあ後、Z8とZ5は残っているので)。
個人的には、デザインを大幅変更したZ50Ⅱが望みです。
Z8 が D8xx を継承する高画素機だとすると Z7 系と被るところがありますし、Z7 は Z7II で終わりになるかもしれないですね。
ミドルクラスの動画・静止画の統合機は Z6III でもいい気がしますが、たしかに
ガツンと新しいナンバーをふって新しいモデルであるアピールをした方がよいかもしれませんね。
Z1 は EOS R1 対抗モデル用に開けておく必要があると思いますので、
たとえば Z2, Z3, Z10 あたりではどうかと思いました。
Zタイプのボディの新製品も必要ですがZマウントの望遠ズームの発売が急がれます。
70-200mmf/4あるいは70-300mmf/4.5-5.6クラスの発売が必要です。
開発予定表に無いのが気になります。
そしてFマウントのD5600シリーズを廃番にした様ですからキットレンズ込みで10万円未満のZ。
普及品を使用する客層を確保しておく必要があると思います。
Z6Ⅱクラスのサブ機としても活用できます。
全くの素人ですが、Z5Ⅱをでして、Z5をもっと安価にして「ミラーレスフルサイズ」の超入門機の
ような位置付けにして、まず「ニコン」ファンの分母を増やしそれから、その上の機種のどれに
飛んで行くか、という構図がいいかと思うが、そのためにはその上の機種の特徴と棲み分けをある程度
絞り込んで、星空が得意、動物が得意、ポートレートが・・・、と言った第一得意を持たせあとは順次
それぞれのレベルで撮れる構図が面白いような気がする。