ソニーの新製品の予想
Tony Northupによる2022年に登場するソニーのカメラについて、Tony Northupはα1000、α7R V、α9 III、α5、α3について論じている。動画の中で彼が言及している仕様をみてみよう。
■ Sony α1000
・APS-C 3300万画素
・30 コマ/秒電子シャッターのみ
・α1のボディとチルト式背面液晶
・クロップされた4k 120p
・CFExpress Type A/SDのデュアルスロット
・3000ドル■ Sony α7R V
・フルサイズ 6000万画素センサー
・10/20 コマ/秒
・新しいメニュー
・裏返しできる背面液晶
・8k 30p、4k 120p
・3999ドル■ Sony α9 III
・フルサイズ2400万画素センサー
・30コマ/秒以上
・新しいメニュー
・チルト式背面液晶
・4k 60p
・4999ドル■ Sony α5
・フルサイズ2400万画素センサー
・5コマ/秒
・裏返しできる背面液晶
・クロップされた4k 30p
・XSDメモリカードスロット×1
・1200ドル■ Sony α3
・アンドロイド
・フルサイズ1200万画素
・5コマ/秒
・裏返しできる背面液晶
・4k 60p 全画素(幅)
・内部メモリ
・GPS/電話
・999ドル
NEWCAMERAがTony Northupによる2022年のソニーの新カメラについての話題を掲載しています。なお、これは噂があるといった情報ではなく、こういうカメラが発売されるかもしれないといった類いの話だと思うので注意が必要です。あくまで想像ということで読んでください。
ハイエンドAPS-Cと超廉価フルサイズモデル
まず面白いのはα1000といった超ハイエンドモデルとなるAPS-Cミラーレスについての記述があることですね。Nikon Z 9と同じくメカシャッターレスのモデルとなり、α1のボディでセンサーがAPS-Cになっただけのようなモデルになるだろうとしています。価格もかなり高くて3000ドルになるとしています。
現在のハイエンドはα6600なわけですが、プロフェッショナル向けにα1000を用意するというのはいい考えかもしれません。サブ的にも利用できそうですし、クロップファクターが欲しい野鳥撮影などにも利用できそうです。
その他にはα5、α3といったモデルもあるのではないかとしていますね。α5はフルサイズの廉価機になり、2400万画素の5コマ/秒という性能ですが、静止画を撮影する一般的な人にはこれで十分なことも多いと思います。価格もフルサイズで1200ドルなので価格が下がれば十分にEOS RPの競合機種となりそうです。
ちなみに裏返しできる背面液晶というのは、バリアングル液晶ではなく、カメラの上側にくるっとひっくり返るタイプで、自撮り時などに利用できる背面液晶だと思います。
そして衝撃なのが、もし発売ならついにやったか!ということになると思われるα3が語られていることですね。これはアンドロイドが搭載された機種になり、カメラの内部に電話機も実装されるだろうということのようですね。
何回も同じような話題がでたり、過去にはコンデジなどとして発売された例もありますが、なかなかメインストリームになることはできませんでした。しかし、ソニーが発売するとなるとXperiaブランドもあることから人気が加速する可能性もありそうです。
通話などもBluetoothイヤホンなどを利用すればできるのでしょうが、一番凄いのは、その場でアンドロイドアプリで様々な加工ができ、それをそのままインスタやTwitterに画像や動画を公開することができるところです。また特別な通信機器がなくても5Gを利用してライブ配信ということも可能になるかもしれません。動画の需要が高まっているいまなら通用するかもしれませんね。
実際にカメラで通話する人はほとんどいないと思いますので、携帯電話会社と交渉してカメラ専用のプランを考えてもらって、スマホで使用しているSIMの追加機能としてカメラ用のSIMを追加契約する形にし、廉価なプランを提供してもらえば買いやすくなると思います。ぜひ検討して欲しいです。
いかにもありそうな機種ばかりでしたが、廉価フルサイズのα5などはZ 5やRPとの対抗上、現実性はかなり高いのかなと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
この中で現実的なのはα7R Vとα9 IIIくらいですね。
それ以外は出るとは思えません。
α7R Vは画素数据え置きで連写コマ数を増やすのか、連写コマ数据え置きで1億画素化するのか、[R]の役割やα7 IVの連写コマ数が据え置きだったことからもα7R Vは連写コマ数据え置きで1億画素クラスになりそうに思いますが。