ソニーインタビュー:RX1R IIIのレンズは年式が古いが性能は十分

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RX1R III
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ソニーへのインタビュー記事

RX1R IIIは、前モデルと同じレンズを使用している

この新しい高級フルサイズストリートフォトカメラに、10年前のレンズ設計が使われていることについては、いくつかの批判があった。私たちはそのレンズのAF速度について質問したが、設計が古いとはいえ、カメラ本体のAFシステムは大幅にアップデートされており、結局のところこのカメラはストリートフォト向けであり、スポーツや素早く動く被写体撮影向けのカメラではないため、レンズの性能は年式が古くても十分であると指摘した。

APS-C固定レンズ式カメラについて

RX100シリーズと新しいRX1R IIIの間に位置する製品があるのは理にかなっていると述べたが、同時にソニーはすでに多くのカメラシリーズを維持しており、新しいシリーズを追加することは人々が思っている以上に大きな決断であると述べた。そのため、そうした手間やコストに見合う十分なユーザーがいるかどうかを慎重に見極める必要がある。

ソニーとカメラAI

AIは非常に速いペースで進化しており、カメラ業界が追いつかないほどかもしれない。私たちはソニーがこれをどう見ているか、そしてより多くのAI機能をカメラに追加する可能性について聞いた。ソニーはすでにAIチップを使っていくつかのAI機能を追加しており、AIフォーカスだけでなく、一部のソニーのカメラに搭載されているリアルタイムフレーム機能も含まれていると述べた。

スナップシューター目的ならレンズ性能は十分

ソニーへのインタビュー記事をLENDVIDが公開しています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

インタビューではRX1R IIIのレンズ設計が古い理由と、APS-Cコンデジの可能性について質問しています。レンズについては、設計自体が10年前のものであるものの、RX1R IIIはスナップシューター用のカメラであるため、その用途であれば、すでに十分な性能があるので採用したと説明しています。

またAPS-Cのレンズ固定式カメラについては、その需要があれば検討するようですが、新しいシリーズを立ち上げるのは非常にコストがかかるため、そう簡単に実現できるものではないと述べています。APS-Cコンデジを発売すれば人気が出ると思いますが、RX1R IIIが想像をはるかに超える程度で成功しないと、需要を見いだすことは難しいかもしれません。

レンズ設計に関してはツァイス監修で、レンズの味わいのようなものもあるでしょうから、RX1R IIIのセンサーの解像度に足りるレンズであれば、古いレンズでも問題ないのかもしれません。

さらにソニーの新製品の噂について「錯綜するソニーα7 V センサーの仕様の噂 α7 IVと同センサーか新設計か!?」で詳しくお伝えします。

LENSVID

ソニーの最新情報!

RX1R IIIの主な仕様

RX1R IIIの主な仕様
スクロールできます
センサーサイズ35mmフルサイズ Exmor R CMOSセンサー
画素数静止画時: 最大約6100万画素
動画時: 最大約5080万画素
レンズツァイス ゾナーT* 35mm f/2
センサークリーニング
イメージプロセッサBIONZ XR
手ぶれ補正電子式
手ぶれ補正効果
高速連続撮影約5コマ/秒
動画撮影最大4k 30p
シャッター速度メカシャッター:1/4000-30 秒
電子シャッター:1/8000-30 秒
ISO静止画撮影時: ISO 100 – 32000
フォーカスポイント静止画時: 最大693点(位相差検出方式)
EVF0.39型 約236万ドット
背面液晶3.0型 タッチ式約236万ドット
メモリカードスロットSD(UHS-I/II対応)カード用スロット
サイズ113.3×87.5×67.9mm
質量バッテリー、 メモリーカード含む: 約498g
画像タップで拡大します
RX1R III

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