RX1R IIIは買う価値はあるのか?
α7CRという価格の安いカメラがあるのに、2000ドル追加してRX1R IIIを購入する意味はあるのでしょうか?この記事で詳しくお伝えします。
- 共通性
- 両カメラとも6100万画素フルサイズセンサーを搭載し、BIONZ XRとAIゆにっとを組み合わせ、同等の画質、連写、AF性能を実現している
- ファインダーも共通
- サイズ
- RX1R IIIはα7CRよりかなり小さい(レンズを考えると尚更)
- 重量は本体は近いがシグマ35mm F2.0を取り付けると70%重くなる
- 手振れ補正
- 両カメラの最も明白な違いはα7CRに手振れ補正があることだ
- シャッター
- α7CRは電子先幕
- RX1R IIIはリーフシャッターで最大シャッター速度までフラッシュと同調する
- バッテリー
- α7CRはファインダー使用時に470コマ
- RX1R IIIはファインダー使用時に270コマ
- 背面液晶
- α7CRは104万ドットでフル稼働するヒンジがある
- RX1R IIIは236万ドットの液晶だが可動式ではない
まとめ
皮肉なことかもしれないが、RX1R IIにおいて最も批判された点―つまり、小型であるがゆえに低解像度のEVFや固定式の背面液晶―は、ボディをできるだけ小さく保ち、RX1R IIIとα7CRのサイズの差を最大限に広げるために採用されたものだ。とはいえ、まさにそのような妥協点こそが、多くの写真家にとってはα7CRをより魅力的に見せてしまう要因となっている。
私たちは固定レンズカメラは、それ自身が独立した存在だと考えている。それは単に交換レンズ式のカメラに制限を加えたものではない。そして、私たちは固定レンズ式カメラを好んでいるとはいえ、より柔軟性のある交換レンズ式のカメラのほうが多くの人にとっては最終的に選択される傾向であることも理解している。
RX1R IIIとα7CRのそれぞれの価格設定を見れば、コンパクトカメラの魅力がさらに薄れることは容易に想像できる。しかし、もっと撮影してみるまでは柔軟性の高いカメラの方が本質的に優れていると決めつけるつもりはない。
α7CRの存在でRX1R IIIは売れないとの観測も
RX1R IIIとα7CRはどちらを選択したほうがいいのか、DPREVIEWが伝えています。上記はまとめ部分になりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事では両機種の比較や、同じ性能である点について記述されています。基本的なAF性能や、レンズを装着しなかったときの重量はほぼ同じであるとしていますが、主な違いとしては、ボディサイズそのものがRX1R IIIのほうがかなり小さいこと、RX1R IIIにボディ内手ぶれ補正がないこと、RX1R IIIはリーフシャッターを採用していること、背面液晶が固定式であることなどが指摘されています。
記事では、ソニーがRX1R IIIをできる限り小さく設計することで、さまざまな機能を妥協する必要があり、その結果、多くの妥協が出てしまい、それが問題視されているようです。また、RX1R IIIは価格がかなり高いことも、相対的にRX1R IIIの魅力が目減りしていることも指摘しています。
海外のSNSなどでは、「RX1R IIIの中身はα7CRでは」と推測する声もあります(実際には間違い)。そして価格もα7CRのほうが低価格であることから、おそらくRX1R IIIは商業的に失敗する可能性が高いのではないかと指摘されています。この記事でもまとめ部分で述べられているように、レンズがありながらも非常に小さく持ち歩きしやすいことがRX1R IIIの最大のメリットで購入する理由とされていて、そこに魅力を感じる人が購入するカメラと考えることができそうですね。
実際にはRX1R IIIは商業的に成功を収めることができるのでしょうか?
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- α7 V メモリカードスロットの新情報
- FE 16mm f/1.8 G 超広角ながら印象的なボケ 開放から卓越した中央の解像性
- α7 V 海外価格が判明か 大幅値上げは避けられない可能性
- α7 Vにプリキャプチャ・30コマ/秒 14bit RAW連写搭載の新情報
- シグマ 35mm/50mm F2 DG | Contemporary 供給不足告知 予約開始後3時間で
- α7 Vに3300万画素部分積層型搭載は確定との情報 30コマ/秒撮影も可能に
-DPREVIEW
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ Exmor R CMOSセンサー |
| 画素数 | 静止画時: 最大約6100万画素 動画時: 最大約5080万画素 |
| レンズ | ツァイス ゾナーT* 35mm f/2 |
| センサークリーニング | - |
| イメージプロセッサ | BIONZ XR |
| 手ぶれ補正 | 電子式 |
| 手ぶれ補正効果 | - |
| 高速連続撮影 | 約5コマ/秒 |
| 動画撮影 | 最大4k 30p |
| シャッター速度 | メカシャッター:1/4000-30 秒 電子シャッター:1/8000-30 秒 |
| ISO | 静止画撮影時: ISO 100 – 32000 |
| フォーカスポイント | 静止画時: 最大693点(位相差検出方式) |
| EVF | 0.39型 約236万ドット |
| 背面液晶 | 3.0型 タッチ式約236万ドット |
| メモリカードスロット | SD(UHS-I/II対応)カード用スロット |
| サイズ | 113.3×87.5×67.9mm |
| 質量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約498g |



コメント
コメント一覧 (1件)
「海外のSNSなどでは、「RX1R IIIの中身はα7CRでは」と推測する声もあります(実際には間違い)。」←こうやって書いてる根拠はなんなの?
中身はα7CRにしか思えねーけど
海外のSNSの指摘こそあってると思うが
61MPの裏面照射センサーなんだから