OM SYSTEM PEN レビュー
大いに愛されてきたオリンパスのPENシリーズが、新しい名称で復活した。OM SYSTEM PENは、手頃な価格と豊富な機能を備えた、実に魅力的なミラーレスカメラである。2040万画素センサー、手ブレ補正、レンジファインダースタイルのEVFを、IPX1の防滴性能を備えたコンパクトなレトロボディに詰め込んでいる。大幅なアップグレードではないものの、それでもOM SYSTEMは、現時点で今年最高の初心者向けカメラを生み出した。
購入する理由
- 優れたコストパフォーマンス
- ボディ内手ブレ補正と便利なコンピュテーショナルフォトグラフィー機能
- 洗練されたデザイン
- 防滴仕様であり、新しいキットレンズも同様に防滴仕様
購入を避ける理由
- 基本的な動画機能
- 一部の操作系が扱いにくい
- 大型レンズとの組み合わせにはあまり適していないデザイン
- OM-5 IIよりも低い防塵防滴性能の評価
今年最高の初心者向けのカメラ
OM SYSTEMの最新のデジタルカメラPENのレビューをTechRadarが伝えています。
OM SystemがOlympus PENシリーズの流れをくむ新型「OM System PEN」を発売しました。レビューでは、初心者向けカメラとして2026年のベストとまで評価されています。センサーや5軸手ぶれ補正、121点AFは従来機と同じで、大きな新要素はないとのことです。それでも、1,000ドル前後でファインダーと手ぶれ補正を備えた点が大きな魅力だとしています。
ボディはIPX1相当の防滴性能を持つコンパクトなレトロデザインで、街歩きや旅行に向いています。一方でボタンは小さく、コンピュテーショナル機能の呼び出しや電源スイッチには使いにくさがあるそうです。大きな手だと窮屈に感じる場面もありますが、使って楽しいカメラであることは変わらないようです。
画質面では、20.4MPのセンサーでも日常撮影には十分とされています。ハイレゾショットで50MP相当まで高められますが、動く被写体には向きません。ボケを生かすなら、キットレンズより45mm F1.8のような明るい単焦点が有利です。キットレンズだけだと物足りなくなる可能性があるため、単焦点を一本足すことが勧められています。
総じて、スマートフォンからの乗り換えにぴったりの一台です。ただし、アウトドアや長いレンズを多用する人には、防滴性能や握りやすさで勝るOM-5 IIのほうが向いているとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品品質 | IPX1相当の防滴性能を備えたレトロなコンパクトボディで、キットレンズも防滴仕様。上品で見た目も魅力的なデザイン。OM-5 IIより防滴等級は低く、悪天候や大型レンズの使用には不向き。 |
| 静止画の画質 | 2040万画素センサーはそれ自体に驚きはなく、大型センサー機に比べ画素数とダイナミックレンジで劣る。ただし旅行や日常撮影には十分なディテール。ハイレゾショットで2000から5000へ高解像化でき、手持ちも可能だが動く被写体は不可。HDRは静止シーンで有効。 |
| AF性能 | 121点ハイブリッド位相差AFに不満はなく、被写体検出は人と犬猫に絞られるが、実用上の差は小さい。人物検出は非常に良好。鳥の追従では動物検出がやや粘る。顔・瞳検出は信頼できるものの、どちらの瞳に合わせるかは手動で切り替えられない。他システムのほうが検出モードは豊富。 |
| 連射性能 | レビューなし |
| 動画の画質・性能 | 2026年としては基本的な動画機能。4Kは30pまで、C4Kは24pまでで、色深度は8bit。フラットなOM-Log400を含む豊富なカラープロファイルを用意。スロー&クイックモードは最大120fpsから1fpsまで対応するが、1080pのみ。手ぶれ補正が動画でも効く点はこの価格帯で大きな魅力。 |
| オーバーヒート耐性 | レビューなし |
| ボディ内手振れ補正 | 5軸、補正効果5.5EVで、有能と評価。ハイレゾショットの手持ち撮影を可能にし、動画でも機能する点を、この価格帯の大きな魅力として挙げる。Live NDは手持ちでも長時間露光風の描写ができるが、木のディテールを保つには支柱にカメラを置く必要があった。 |
| 操作性 | ボタンは小さく、やや窮屈。コンピュテーショナル機能のメニューはCPボタン長押しとダイヤル回転が必要で煩わしい。電源スイッチは設計が悪く、動画モードを通り越さずに撮影モードに合わせにくい。手が大きいと配置全体が窮屈に感じられる。それでも使って非常に楽しい一台。 |
| EVF | 236万ドットのEVFを、コンパクトなボディの左上隅に収めたレンジファインダー型。OM-5 Mark IIと同じEVFで、まずまずの出来と評価。 |
| 背面液晶 | 3.0型・104万ドットのバリアングル式タッチスクリーン。従来機から流用された部品で、まずまずの出来と評価。ディスプレイの明るさも試用で確認したが、結果の詳細はレビューなし。 |
| 重量 | カードとバッテリーを含めて393gと、わずかな重さ。コンパクトな防滴ボディとともに、携帯性の高さを裏づける要素。街歩きや日常撮影、旅行での持ち歩きに向く。 |
| バッテリー | BLS-7バッテリーで、CIPA規格410枚と、まずまずの持ち。充電はUSB-C経由で可能。 |
| 記録メディア | SDカードスロットは1基のみ。性能面の評価はレビューなし。 |
| アプリ連携、WiFiなどの接続性 | アプリ連携とWi-Fiはレビューなし。端子はUSB-C(充電対応)、micro HDMI、マイク入力を搭載し、ホットシューもある。内蔵フラッシュはなく、外部フラッシュを装着する形。 |
| 総合的な使い勝手 | 2026年ベストのビギナー向けカメラ。スマートフォンからの乗り換えに最適なスターターで、日常や旅行で撮るのが楽しく、見た目も良く、価格も手頃。操作系に粗さはあるが、全体のパッケージと価格で帳消し。アウトドアや長いレンズの使用には不向き。キットレンズのみでは物足りなくなる可能性があり、明るい単焦点の購入を推奨。 |
| 価格 | 本体のみ999.99ドル、新型14-42mm f/3.5-5.6 IIIキットレンズ付きは1,099ドル。キットレンズは約100ドルの追加。ファインダーとボディ内手ぶれ補正を備えたレンズ交換式カメラを1,000ドル未満で買える点を、大きな魅力として挙げる。部品不足と価格高騰の中でも抑えた価格設定で、非常にお買い得。 |
ミラーレスカメラ情報Xで最新デジカメ情報を入手できるよ!
フォローしてね!
OM SYSTEM PEN 関連情報アーカイブ !
OM SYSTEM PEN 最新情報
OM SYSTEM デジタルカメラ 最新情報
OM SYSTEM PEN 主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサーサイズ | 17.4mm × 13.0mm(4/3型 Live MOS) |
| 有効画素数 | 約2037万画素 |
| 連射性能(メカ) | 約5コマ/秒(通常)、約4.8コマ/秒(低振動) |
| 連射性能(電子) | 静音連写H:30コマ/秒、静音連写:8コマ/秒 |
| 動画フォーマット(最大) | C4K(4096×2160)24p / IPB |
| フォーカス方式 | ハイスピードイメージャAF(位相差+コントラスト) |
| 測距点数(静止画) | 121点(クロスタイプ位相差AF/コントラストAF) |
| 測距点数(動画) | - |
| 被写体認識(静止画) | 顔・瞳、犬・猫 |
| シャッター方式 | メカ、電子先幕、電子 |
| シャッター速度(メカ) | 60秒〜1/4000 |
| シャッター速度(電子) | 60秒〜1/32000 |
| ISO感度 | AUTO LOW(約64相当)〜6400、マニュアルLOW〜25600 |
| ファインダー形式 | OLED 約236万ドット、倍率約1.10〜1.23倍 |
| 背面液晶 | 3.0型・約104万ドット・2軸可動式・タッチ |
| 手振れ補正の有無 | あり(ボディ内5軸) |
| 手振れ補正効果 | 中央5.5段/周辺4.5段 |
| コンビュテーショナルフォト | ハイレゾ、ライブND、深度合成、多重露出、デジタルシフト、ライブコンポジット |
| ワイヤレスLAN | IEEE 802.11b/g/n |
| Bluetooth | Bluetooth Ver.5.2(BLE) |
| マイク端子 | 外部ステレオミニジャック(φ3.5) |
| ヘッドホン端子 | 記述なし |
| USB端子 | USB Type‑C(USB2.0) |
| 質量(バッテリー・カード含む) | 約393g |
| サイズ | 125.8 × 74.5 × 43.3 mm |
| 価格 | 16万5000円(14-42mm F3.5-5.6 III レンズキット) |


コメント
コメント一覧 (1件)
僕が今から買うとすればね・・
OM-5 IIを選びますね。
機能的にどうとか言う問題じゃなくて。
その昔・・ON1とかOM10とか使っていたので^^;
というか、一眼レフに憧れていた青春時代?を送ったので。
あのミラーがパカーンって動く精密な感触。
いかにもメカが作動しているって言う。
そして高精度の光学ファインダー・・
あ、今はみんなミラーレスですか。
年寄りの戯れ言でございましたm(__)m