Nikon Z6IIIは今年最高の中級機になる可能性 理想的なハイブリッドカメラ

最新のPetaPixelのポッドキャストにおいて、司会者たちは今年、最高のミドルクラスのミラーレスカメラとなる可能性があるNikon Z6IIIに対して高い評価を与えていた。

クリスとジョーダンはともに興奮を隠せず、Nikon Z6IIIを「本当に新しく、競争力のあるカメラ」と評し、多くのハイブリッドユーザーが求める仕様を完璧に満たしていると絶賛した。積層型センサー、高速なパフォーマンス、競争力のあるオートフォーカスを備えたNikon Z6IIIは、そのクラスを超越する性能を発揮している。ソニーやパナソニックとは異なり、ニコンは2000〜2500ドルという価格帯における市場の隙間を的確に埋めることに成功したとされる。

ジョーダンは、「これは単なる安全策としてのカメラではなく、エキサイティングな製品であり、この価格帯では非常に珍しい」と述べた。クリスも「ほとんどのハイブリッドユーザーにとっては、α7 IVやLUMIX S5IIよりもNikon Z6IIIを強く推薦する」と付け加えた。

また、ニコンがNikon Zfで証明したように、レトロデザインは単なるギミック以上のものであり、機能的で直感的、かつ操作する楽しさのあるものになっていると指摘した。

ジョーダンは、「Nikon Z8」「Nikon Z9」「Nikon Zf」、そして今回の「Nikon Z6III」など、近年のニコンの新製品はすべて堅実であり、現在のニコンが非常に好調であることを示していると強調した。ポッドキャストによれば、唯一不足しているのは、積極的なマーケティング戦略と、システムの真価をさらに引き出すサードパーティ製レンズの充実であるという。

キヤノンやソニーがミドルクラス市場でその地位を維持しようと奔走するなか、ニコンだけが、フラッグシップ級の予算を必要としない高機能なカメラを積極的に革新し、投入しているように見える。

写真と動画の両方で高い性能を発揮する、そうした理想的なハイブリッドミラーレスカメラを待ち望んでいたのであれば、Nikon Z6IIIがその答えとなるかもしれない。