EOS R8 Mark II レビュー
要約
キヤノンのレンズ交換式カメラを使ったことがある人なら、EOS R8 IIが十分以上に優れたカメラであることに驚きはないだろう。
EOS R8 Mark IIは、バランスの取れた機能構成と快適な操作性があり、優れた静止画と動画を撮影できる。初代EOS R8に対して指摘していた大きな問題点のうち、ボディ内手ブレ補正とAFジョイスティックの非搭載という2点が改善された。どちらも新型カメラにとって歓迎すべき進化である。総合的に見て、写真家の成長を妨げるような重大な機能不足を指摘するのは難しい。
操作系やメニューは、ほかのメーカーのカメラと同じくらい簡単に習得できる。ただし、初めてカメラを使う人にとっては、依然として少し難しく感じられるだろう。初心者の立場で考えると、操作を簡略化し、撮影結果を重視したクリエイティブアシストモードやRAW現像インターフェースが、実際にカメラの使い方を学ぶうえでどれほど役立つのかは疑問である。
同様に、より大胆な色表現を楽しめるカラーモードがJPEG専用で、RAW現像時に試せないという仕様も奇妙に感じられる。色の選択を誤ったまま良い写真を撮ってしまい、後から修正する方法がないと気づけば、写真撮影そのものが嫌になってしまう可能性もある。
しかし、EOS R8 Mark IIの本質は、現在の基準で考えればかなり妥当な価格で、非常に多くの機能を備えたカメラであるという点にある。ファインダーがやや小さいことや、手が大きい人はグリップエクステンションを追加する必要があることも、全体を考えれば小さな不満にすぎない。
気に入ったところ
- 優れた画質
- 比較的コンパクトなボディ
- 配置の良い操作系
- 手ぶれ補正やインターバル撮影など、充実した機能
- AFジョイスティックによる操作性の向上
- 静止画・動画ともに簡単にHDR撮影が可能
- 充実した動画機能
気に入らないところ
- ファインダーが比較的小さい
- バッテリー持続時間が短め
- カラーモードの仕様や制限に疑問が残る
- レンズシステムに対する厳しい制約
優れたカメラだがレンズラインナップが残念
キヤノンのデジタルカメラEOS R8 Mark IIのレビュー記事をDPREVIEWが公開されています。上記はまとめ部分を引用したものになり、より詳細な解説やレビュー、作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
レビューによると、キヤノンEOS R8 Mark IIはエントリー向けフルサイズミラーレスデジタルカメラとして、前モデルの弱点だったボディ内手振れ補正とAFジョイスティックを備えて登場し、ボディは樹脂製ながらガタつきや軋みがなく、軽さと剛性感のバランスが取れていると評価されています。外観についても、控えめで洗練されたデザインが好意的に受け止められているようです。
AFは追従性が高められ、眼鏡をかけた人物の瞳も確実に捉えるとされています。一方で、トラッキング使用時に大きな枠が表示され、狙った一点を指定しにくい場面があると指摘されています。連写は最高40コマ/秒のままですが、バッファが伸びたことで使い勝手は向上したとのことです。動画も、6Kからの4K60pに加え、初心者向けの機能が充実していると紹介されていますね。
弱点として強調されているのが、バッテリーの持ちです。EVF使用時の撮影可能枚数は150枚と厳しく、予備バッテリーやモバイルバッテリーが欠かせないと述べられています。また、電源と静止画・動画の切り替えが一つのスイッチにまとめられたため、誤操作しやすいとの声もあります。
またレビューで多く語られているのが交換レンズのラインナップの少なさです。EOS R8 Mark IIで使用可能なレンズや、使用したいレンズがある場合には優れた選択肢としていますが、キヤノンが許可したレンズしか利用できないという制約はユーザーにとって痛手であると指摘しています。しかし、価格は1900ドルで前機種より高くなりましたが、機能向上を考えれば納得できるとされています。
唯一の問題はレンズラインナップということになるのかもしれませんね。ただエントリーフルサイズのユーザーがレンズを買い増すかどうかは微妙なところかもしれません。
| 項目 | レビュー内容 |
|---|---|
| 製品品質 | 樹脂製ながらガタつきがなく、軽さと堅牢感のバランス良好 |
| 静止画の画質 | 良いレンズなら印象的な描写 |
| AF性能 | 粘りが増し眼鏡着用でも顔検出は確実。追従枠が大きく一点指定は不得手 |
| 連射性能 | 40コマ/秒据え置き、バッファ延伸で実用性向上 |
| 動画の画質・性能 | 6K由来の4K60p、AF信頼性高くローリングシャッター歪みも小さい |
| オーバーヒート耐性 | レビューなし |
| ボディ内手振れ補正 | 低照度でのブレ軽減に期待、搭載を歓迎 |
| 操作性 | AFジョイスティックで大幅改善、三段スイッチは誤操作しやすい |
| EVF | 0.7倍で概ね快適 |
| 背面液晶 | 端子がバリアングルの回転を妨げる場合あり |
| 重量 | 軽快な持ち心地、小型軽量 |
| バッテリー | 撮影可能枚数が非常に少なく、予備電源が必須 |
| 記録メディア | SDスロット1基、側面へ移設され三脚使用時も扱いやすい |
| アプリ連携 | レビューなし |
| WiFiなどの接続性 | USB-Cは最大10Gbps、Wi-Fiはレビューなし |
| 総合的な使い勝手 | 初心者に好適、電池とレンズ選択が弱点 |
| 価格 | 1900ドル、前機種より高いが機能増で相応 |
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キヤノンデジタルカメラ 最新情報
EOS R8 Mark II 主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサーサイズ | 35mmフルサイズCMOSセンサー(画面サイズ 約36.0×24.0mm) |
| 有効画素数 | 最大約2420万画素(RF/EFレンズ使用時。使用するレンズまたは画像処理により有効画素が減少することがある) |
| 連射性能(メカシャッター) | 記述なし(本機はメカシャッターを搭載せず、電子先幕と電子シャッターのみに対応。電子先幕時は高速連続撮影+/高速連続撮影で最高約6.0コマ/秒、低速連続撮影で最高約3.0コマ/秒) |
| 連射性能(電子シャッター) | 高速連続撮影+:最高約40コマ/秒、高速連続撮影:最高約20コマ/秒、低速連続撮影:最高約5.0コマ/秒 |
| 動画フォーマット(最大) | XF-HEVC S YCC422 10bit、4K UHD(3840×2160)59.94/50.00fps、最大225Mbps |
| フォーカス方式 | デュアルピクセルCMOS AF(デュアルピクセルCMOS AF II搭載) |
| 測距点数(静止画) | 自動選択時AFエリア分割数:最大1053分割(39×27)/AFフレーム選択可能ポジション:最大4368ポジション(78×56) |
| 測距点数(動画) | 自動選択時AFエリア分割数(4K時):最大1053分割(39×27)/AFフレーム選択可能ポジション(4K時):最大3588ポジション(78×46) |
| 被写体認識対象(静止画) | 登録人物優先、動物優先(犬/猫/鳥/馬)、乗り物優先(モータースポーツ/鉄道/飛行機) |
| シャッター方式 | 電子先幕、電子シャッター |
| シャッター速度範囲(メカ) | 記述なし(メカシャッター非搭載) |
| シャッター速度範囲(電子) | 電子先幕設定時:1/4000~30秒、バルブ/電子シャッター設定時:1/16000(Fv/Tv/Mモードのみ)、1/8000~30秒、バルブ |
| ISO感度 | 常用ISO100~102400(静止画)、拡張:L(50)、H(204800) |
| ファインダー形式(インチ数、ドット数) | OLEDカラー電子ビューファインダー、0.39型、約236万ドット |
| 背面液晶(インチ数、ドット数、チルト/バリアングル、タッチ液晶) | TFT式カラー液晶モニター、3.0型、約162万ドット、静電容量方式タッチパネル対応。チルト/バリアングルの記載なし(記述なし) |
| 手振れ補正の有無 | 搭載(ボディー内手ブレ補正機構) |
| 手振れ補正効果 | 静止画撮影時、最大:中央7.5段/周辺7.0段(CIPA2024規格準拠、電子シャッター設定時、RF24-105mm F2.8 L IS USM Z(f=105mm)使用時) |
| ワイヤレスLAN | IEEE 802.11b/g/n/a/ac/ax規格相当 |
| Bluetooth | Bluetooth Specification Version 5.3準拠(Bluetooth low energy技術) |
| マイク端子 | 外部マイク入力端子:Φ3.5mmステレオミニジャック対応(3極) |
| ヘッドホン端子 | Φ3.5mmステレオミニジャック対応 |
| USB端子 | USB Type-C、USB 10Gbps(SuperSpeed Plus USB/USB3.2 Gen2)相当 |
| 質量(バッテリー、メモリーカード含む) | 約546g |
| サイズ | 約131.4(幅)×90.0(高さ)×79.7(奥行)mm |


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