2020年のワーストカメラ
パナソニックは、最高のVlogカメラを作るすべてのテクノロジーを持っている。彼らには、とても効果的なボディ内手振れ補正、全画素読み出しの4k動画を撮影できる能力、そしていくつかの簡単に編集可能なビデオプロファイルがある。
残念ながら、ビデオブロガー向けにデザインされたパナソニックのカメラには、これらの一つも実装されていない。クロップされた4k動画をボディ内手振れ補正なしで撮影するのは、本当にフラストレーションがたまるし、電子式手振れ補正を利用しても状況が悪化するだけだった。V-Log Lプロファイルを実装したことはすばらしいが、8bitの録画機能はその利便性を制限している。パナソニックの8bitに対応するLike-709かFlatプロファイルを利用することをお勧めする。
何人かの人はG100は超コンパクトなGMシリーズの再来だとみているが、とても大きなEVF(だけどとても良い)が搭載されていることにより、G100は以前のカメラより携帯性が損なわれてしまった。つまり、誰にG100をお勧めしていいかよくわからないので、そのことで2020年のワーストカメラとなった。
(記事を一部引用して意訳しています)
DPRviewTVの2020年のベスト、ワーストカメラ
DPReviewTVがが2020年のベスト、ワーストカメラを発表しています。実際に発表されている内容は以下のようになっています。
■ ベストハイブリッドカメラ
1 ソニー α7S III
2 パナソニック LUMIX S5
3 富士フイルム X-T4■ ベストスチルカメラ
1 キヤノン EOS R5
2 富士フイルム X-S10
3 ニコン Z5ワーストトレンド:オーバーヒート
ワーストカメラ:パナソニック G100
その他にもレンズに関するベストとワーストもありますので、詳細は記事元リンクから全文をご覧ください。
まずハイブリッドカメラとしてはα7S IIIやLUMIX S5が上位にランクインしており、順当なランキングのようにも思えます。ですが、静止画用のカメラにEOS R5が入っているのですね。EOS R5も比較的ハイブリッドカメラとして優秀だと思うのですが、残念ながらスチルのほうでのランクインとなっています。
ニコンからはZ5がランクインしていますが。Z 6とほぼ同じような機能ですが、4k動画がクロップになってしまうとか、バリアングル液晶がないですとか動画撮影用としては欠点が多いので、スチルカメラとしてのランクインというのは妥当のように思えますね。
今年のトレンドとしては「オーバーヒート」という言葉が受賞しています。これはEOS R5が動画撮影時にオーバーヒート状態になり撮影時間が短くなってしまうという問題がかなり世界のカメラ関係のネット界隈を騒がせてしまいましたので、その影響によるものだと思いますね。
ワーストカメラはパナソニックのG100
今年のワーストカメラとしては残念ながらLUMIXのG100が選ばれてしまいました。なぜ、選ばれてしまったのか?ということは上記で引用した内容になりますが、まとめると以下のようになるようです。
まず動画向けカメラとしての評価は、各種の動画撮影に対応した機能が充実していないということと、静止画向けカメラの評価としては小型だけどEVFが大きくて邪魔になってしまうということでした。なので、誰にお勧めしていいかわからないので、今年のワーストカメラだとしています。かなり厳しい評価ですね。
確かに価格.comなどでも、8月20日発売なのにランキングでは100位前後に落ち込んでおり、販売実績的にもかなり厳しい立ち位置にあるようです。
と、記事を読んでいて思ったのですが、G100はレンズ内手振れ補正と、カメラ内手振れ補正の協調補正ができていたんじゃなかったのかな?と思って調べてみたら、どうやらG100は電子手振れ補正との協調補正になっているようですね。なので、上記の記事では電子手振れ補正を使うと余計に状況がわるくなるという記述をしているようです。
ただ、ちょっとフォローするとこれはDPReviewTVのコンテンツのなかでのベストとワーストなので、選ばれてしまったことは残念ですが、そこまで悲観するほどではないのかな?とも思っています。気になる人は実際の動画をご覧になってください。
(記事元)https://www.dpreview.com/articles/7969955154/dpreview-tv-best-and-worst-awards-in-pictures
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