暗所に帯状のノイズが確認できるようです。
PhotonstophotosがNikon Z7のダイナミックレンジテストを公開したが、ニコンに対してA7rIIIの性能がどれほど素晴らしいか驚いた。
そしてDpreviewは、このソニーとの差の原因は何なのか発見した。・ダイナミックレンジはD850のダイナミックレンジに匹敵する
・しかしながら、ストライピングノイズやバンディングノイズ(追加された像面位相差センサーが原因)があることは使えるダイナミックレンジが減少することを意味するこれがソニーと比較したバンディングノイズだ。
これまでのいくつかの画像のように、もしあなたがイメージの中の暗部を切り抜けば、
帯状のパターンノイズが現れる。この帯状パターンの周期から、これは位相差センサーの
ピクセル行がイメージに現れているに違いないとわかる。また明るい光源によるフレアを伴う画像にも、まれに同じようなパターンが見られる。ニコンがこれをファームアップで修正できるとは思えない。
(記事を意訳しています。画像クリックで拡大します)
Nikon Z7の画像に帯状のノイズがでているようです。この画像はカラーチャートで、画像のほんの一部分を拡大したものです。実際の写真は以下のような画像になります(画像クリックで拡大します)。
どの部分かわからないほど微細なところですが、画面真ん中上部にあるカラーチャートの一部を抜き出したのが上記に引用した画像の部分です。ですので等倍でよくみないとわからないレベルで、さらに撮影では+6EVの補正となっているように、大幅な高い露出補正をしなければ発生しないというような、かなり極端な条件でないと見られないような現象のようです。ですが、暗部でこのような状況になってしまうのは、それをわからないように撮影すると実質的にダイナミックレンジが目減りするような状況になってしまうということを指摘しているようですね。
一部分をかなり拡大しないとわからないですが、それでも事象が発生しているのは事実ですから、気になる人は気になると思います。このあたりをどのように捉えるかは人により異なると思いますが、Nikon Zシリーズのイメージにどのような影響を与えるのか気になりますし、ニコンとしては把握していたのか、把握していたのならどのような意図があり発売を決定したのか、聞いたみたいところですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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