MENU

Nikon Z5IIのダイナミックレンジ結果公開 Z6IIとほぼ同等か

当ページのリンクには広告が含まれています。
Nikon Z5II
目次

Nikon Z5IIのダイナミックレンジテスト結果

Nikon Z5IIのダイナミックレンジテスト結果が公開されています。この記事では、Z5IIのテスト結果について詳しくお伝えします。

画像タップで拡大します

Nikon Z6IIとほぼ同等

Nikon Z5IIのダイナミックレンジテスト結果が公開されています。上記の画像をタップすることで拡大画像を見ることができます。

今回は、Nikon Z6III、Nikon Z6II、EOS R6 Mark IIを一緒に表示させ、比較してみました。

まずグラフの見方ですが、黒塗りの●(マル)はノイズリダクションのない常用ISOにおけるダイナミックレンジテスト結果を示しています。そして黒塗りの▼(下向きの三角)はノイズリダクションのある常用ISOにおけるダイナミックレンジテスト結果を示しています。そして、黒塗りされていない○(マル)と▽(下向きの三角)は、それぞれノイズリダクションのない常用ISOとノイズリダクションのない拡張ISOにおけるダイナミックレンジテスト結果を示しています。また黒塗りの▲(上向きの三角)はスケーリングされている常用ISOのダイナミックレンジテスト結果で、白塗りの△(上向きの三角)はスケーリングされている拡張ISOのダイナミックレンジテスト結果になります。

スクロールできます
ノイズリダクションされていない
スケーリング処理されている
ノイズリダクション処理されている
黒塗り常用ISO
白塗り拡張ISO

というわけで、グラフを見てみると、まずはNikon Z6IIとNikon Z5IIはほぼ同じ結果になっていることがわかります。Nikon Z6IIのほうが低感度でやや結果が良いように見えますが、ほぼ誤差といってもいいと思いますね。

そしてNikon Z6IIIとの比較ですが、Z6IIIと比較すればNikon Z5IIのほうが明らかに良い結果となっていることがわかります。一般的に積層型センサーのほうが構造が複雑でノイズが入りやすいと言われていて、Nikon Z6IIIは部分積層型ではありますが、やはりノイズがやや入りやすいのかもしれません。

そして、EOS R6 Mark IIとの比較ですが、R6 Mark IIの場合、低感度でノイズリダクション処理されており、ニコンの機種とは単純に比較することはできないかもしれません。

とはいっても、もはや高次元で争っている状況なので、一般的なユーザであれば、それほど気にしなくてもいい結果だと思いますね。

Nikon Z5とNikon Z5IIの違い
スクロールできます
Nikon Z5IINikon ZfNikon Z5
画素数2450万画素2450万画素2432万画素
センサー裏面照射裏面照射
手振れ補正効果中央7.5段8段5段
フォーカスポイントVR
ピクセルシフト
プリキャプチャ
イメージプロセッサEXPEED 7EXPEED 7EXPEED 6
被写体検出人物、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車人物、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車人物、犬、猫
ピクチャーコントロールボタン
Nikon Imaging Cloud
RAW14ビット(ロスレス圧縮、高効率★、高効率)14ビット(ロスレス圧縮、高効率★、高効率)12ビット/14ビット(ロスレス圧縮、圧縮)
HEIF
メモリカードデュアルSDSD+microSDデュアルSD
EVF0.5型 369万ドット 18段階調整0.5型 369万ドット 13段階調整0.5型 369万ドット 11段階調整
高速連続撮影約14コマ/秒(拡張)約14コマ/秒(拡張)約4.5コマ/秒
測光範囲-4~17EV-4~17EV-3~17EV
露出補正+-5段+-3段+-5段
常用ISO100~64000100~64000100~51200
AF検出範囲-10~19EV-10~19EV-3~19EV
フォーカスポイント299点(オートエリアAF時)273点(シングルポイントAF時)273点(シングルポイントAF時)
4kUHD4k 60p4k 60p4k 30p
動画記録時間125分125分29分59秒
動画ファイル形式NEV、MOV、MP4MOV、MP4MOV、MP4
動画圧縮方式N-RAW(12bit)、H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit)H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit)H.264/MPEG-4 AVC
風切り音低減機能
N-Log
HDR
RED監修LUT
モニター3.2型 210万ドット バリアングル3.2型 210万ドット バリアングル3.2型 104万ドット チルト
HDMIType DType DType C
BluetoothV5.0V5.0V4.2
静止画バッテリー容量(ファインダー)最大約380コマ最大約410コマ約390コマ
重量 本体のみ約620g約630g約590g
サイズ約134×100.5×72mm約144×103×49mm約134×100.5×69.5mm
直販価格25万8500円29万9200円18万2600円

(source)Photons to Photos

ニコンの最新ニュース!

[catlist tags=”nikon” numberposts=10]

コメント

コメント一覧 (0件)

  • ノイズリダクションはキヤノンは画像センサー上で行うのでこのような
    比較では必ず出てきますね。(オンチップノイズリダクション)
    ソニー、ニコンと方式が違うので仕方がないのかもしれません。
    ソニーはシャープカットフィルタ、ニコンはバンドストップフィルタ等、
    後処理なので画像データで見ればどのメーカーもノイズリダクションは
    掛かってますね。
    したがって Photons to Photos のデータでノイズリダクションの有無を
    言及しても意味が無いと思います。
    キヤノンはオンチップノイズリダクションを行っていると明言しているので
    潔いかも。

  • Photons to Photos では何を判断基準にしてノイズリダクションが適用されているというアイコンを表示しているのかは必ずしも明確ではないのですが、Energy Spectraのグラフの形を見ると、Canon機はグラフの中央付近が凹む独特の形をしているモデルがあり、そのような兆候がある場合はノイズリダクション適用としているのかもしれません。

コメントする

目次