OMデジタル OM-3を正式発表
OMデジタルがかねてから噂されていたOM-3を正式発表しました。
OM-3の主な仕様
センサーサイズ | 4/3型 裏面照射積層型 Live MOS センサー |
画素数 | 有効画素数 約2037万画素 |
センサークリーニング | スーパーソニックウェーブフィルター |
イメージプロセッサ | TruePic X |
手ぶれ補正 | センサーシフト式5軸手ぶれ補正 |
手ぶれ補正効果 | ボディー内手ぶれ補正 補正段数: 中央6.5、周辺5.5 シンクロ手ぶれ補正 補正段数: 中央7.5、周辺6.5 |
高速連続撮影 | 〔静音連写〕: 約20コマ/秒 |
動画撮影 | 最大4k 60p |
シャッター速度 | メカシャッター:1/8000~60秒、バルブ 電子シャッター:1/32000~60秒 |
フォーカスポイント | クロスタイプ位相差AF(1,053点) |
被写体認識AF | 人物 / 車、オートバイ / 飛行機、ヘリコプター / 電車、汽車 / 鳥 / 動物 (犬、猫) |
EVF | アイレベル式OLEDビューファインダー、約236万ドット |
背面液晶 | 3.0型2軸可動式液晶(静電容量方式タッチパネル)、約162万ドット |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット |
サイズ | 約139.3mm(W)x 88.9mm(H)x 45.8mm(D) |
重量 | 付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし:496g |
3月1日から発売
OMデジタルがOM-3を正式発表しました。発売予定日は3月1日で、市場想定価格はボディ単体で26万4000円、12-45mm F4.0 PROを付属したレンズキットが29万7000円になるとしています。
OM-3は往年のフィルム一眼レフカメラのデザインに、クリエイティブな映像表現を楽しめるカラー/モノクロプロファイルコントロール機能などを搭載し、撮影機能だけでなくデザインにこだわりを持つ人などにも最適なカメラであるとしています。
機能としては写真や動画の表現にこだわる撮影者のためにフラッグシップ譲りの高性能を搭載し、豊富な撮影機能を直感的に操作できるように配慮、TruePic Xと2037万画素の裏面照射積層型センサーを搭載することで、センサーサイズから想像できるレベルを超える高画質を実現したとしています。
というわけで、実際に正式発表されました。他のサイトが投稿せず、時間があればOMデジタルの他のカメラとの仕様の比較表などの作成も検討しています。
価格に関してはレンズキットで30万円を切る価格に設定されました。以前の価格の噂では以下のように噂されています。
- OM-3ボディ単体(ユーロ) 約32万円
- OM-3ボディ単体(ポンド) 約33万円
- OM-3 12-45mm F4 PROキット(ポンド) 約38万6000円
税金の兼ね合いもありますが、海外の価格と比較すると国内価格はほぼ同じか若干割安という印象でしょうか?
皆さんは第一印象としてはどのような印象を持ちましたか?
(source)OMデジタル
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コメント
コメント一覧 (15件)
なぜレトロボディでバリアングルを採用してしまうのか。動画は撮らないのでチルト液晶が良かったです。
26万で実売は20万前半くらい?
ほとんどOM-1と同じですね。しかし某サイト風に言えば「見送ります」との声がチラホラ聞こえてきそうですね。m4/3はとにかく安価でないといけない。という謎の風潮がありますが妥当な値付けだと思います。
ボディ外観に関しても良い出来と思います。余計なボタン・ダイヤルも少なく、フロント部は他社の色んなビンテージ風のと比べても良いデザインに感じました。個人的にはバリアングルが好みですが、ビンテージファンは何故かチルトを好むのでその辺が受け入れられるかどうかですね。
カメラの性格上、別に積層センサーでなくてもよかったように感じますが、かといって旧式のセンサーを積む訳にもいかず、おそらくとTruePic Xとの兼ね合いでセンサーもセットになったと都合よく解釈しておきます。
この処理エンジンとセンサー自体は非常に優秀なので現状のOMでは最適解ではないでしょうか。
OMDSもかなり考えての戦略機だと素直に思えますし、HPをみてもデザイン重視でなく、撮影機能重視のようなつくりに見えます。ただ外観がアウトドア向けとはどうも個人的には見えないので、もう少し機能の削れるところは削って、E-P7寄りHPの雰囲気でもよいよう気もしますが(勝っていいますが)。最終的にはやはりどれぐらい売れるかでしょうか、楽しみです。
しかし完全に初代OM-1を知っている世代ですが、なぜか初代OM-1とデザインがどうもちょっと違う感じもしてしまっています。そして大きいのはフォーサーズとしてどうなのか、しょうがないのか、ちょっと考えてしまいます。天邪鬼でしょうが、キャノンRP(R8)の方が小さいようなので(大きなグリップがありますが)、キャノンもRPベースでいいので、安価なビンテージフルサイズ機なんか出してみればと妄想したくなります。
むしろこういうデザインにこそ閉じたときにフィルムカメラ風になるバリアングルが最適解な気がしますね。
LCさんの仰るコメントに賛同です。キタムラ価格で237800円程度?なので値付けはかなり頑張ったと思います。積層型センサーだと考えるとちょっと怖いぐらいに安い気がしますし、正直どんだけ頑張ってももう少し高いと思っておりました。通常の像面位相差センサーは恐らくOM-5後継機に搭載して差を付けてくるのかもしれません。
マグネシウム合金のボディなのにコストダウンができたのはメカ部分がOM-5と共通だからかもしれません。そういう意味でも今のところよく考えられたカメラという印象ですね。
なかなか良さそうですね。だけどOM-1をこちらに買い換えはありませんね。まずEVFがチョイとと思います。S5の0.74倍、236万ドットからOM-1の0.825倍、576万ドットに変えると見え方が全然違います。
逆にセンサーはOM-1の裏面積層型は素晴らしいです。まずほとんどの場合電子シャッターで済ませられます。それでも歪みはほぼありません。α6700は電子シャッターだとゆがみます。OM-5のセンサーだったら興味すらありませんね。解像度も素晴らしいです。ただ、α6700と同じで電子シャッターが無音です。写している感覚が全くない。電子シャッターを多用する私にはこれは困る。電子シャッター音を選べるG9Ⅱの出番が多いです。
手ぶれ補正はOM-5と同等、でもこれでも十分だとは思います。α6700の手ぶれ補正は非常に弱いので。OMDSやLUMIXの手ぶれ補正は信用でき安心できます。
ボディをビンテージ風に仕上げてOM-1Ⅱの下位仕様ではOM-1の買い換えには届きません。ファインダー覗いただけで萎えてしまいます。これがPEN-FⅡだったら欲しいけど。
B&Hでは1,999ドル+税なので、今のレートで見ると10万以上も安いです。戦略的というか、なりふり構わずというか。これ以上値上げすると日本じゃ見向きもされないと考えてのことでしょうが……おかげで某infoのコメントは割と好意的でした(見てきた)が、海外だと「It’s joke」みたいな反応がチラホラ。
スロットはシングルでしたね。積層型でシングルなのは多分初でしょう。チグハグですが、OM-5のセンサーではやはり古くてどうにもならなかったんでしょうね……
な~んだ・・ってのが感想です。
レトロデザインっていうから、てっきりマウントの前にシャッターダイヤルがあったりするのかなと思っていたけど、普通のOM-Dの操作系で。
新しくモデルチェンジしたレンズにも絞り環がないし。
しかも電源スイッチ周りがやけにこじんまりしている。
ボディは小さいけど、ダイヤルやスイッチなどは大きくて操作しやすいってのが、OMの「思想」だったはずだけどなあ。
あのOM1と一緒に映っていたティザー広告はなんだたんだヽ(`Д´)ノ
こんなことなら、OM-5をUSB-Cにしてマイナーチェンジしてほしかった。
同じ販売店で比べると、OM-1 mark IIよりも3.6万円強ほど安いですね。
この内容であればOM-1 mark IIより100gくらい軽いサブボディーとして購入する人もいるのではないでしょうか。
機能比較を見ると、なにげに動画はOM-3の方が強化されてますが、これらはOM-1 mark IIにフィードバックされるのでしょうかね。
オリのカメラやレンズってコンパクトだけど剛性感があって好き。このカメラもそんな感じかな。
価格は頑張ってる方だと思う。高ければ文句を言われ、安ければ戦略的だのなりふり構わずとか言われて大変だ。
EVFのドット数の多さ=見易さ。じゃないって事はニコン機で思い知ったので、結局覗いてみるまでは分からないと思いますがね。
文句を言う人は結局どこまで行っても購買に繋がらないので、今ユーザーで居てくれてる層を大事にしたのでいいと思う。
バリアンの方が液晶裏返してフイルム風になるからこれはこれで良いんでは?たしかOM-1は液晶裏側がレザーっぽい質感だったけどこれも同じなら言う程悪くないと思う。
単に安いことではなく「昨今のドル円レートとの差が激しく、アメリカのB&Hより日本の最安値の方が日本円にして10万以上安い」ことを見て言っています。
この価格だと1ドル約110円です。
($1,999×110×1.1=¥241,879)
そーですか
そんな斜に構えた見方しなくて良いのにと思っただけです〜
ニコンのZfや富士のX-T5はシャッタースピードダイヤルやISO感度ダイヤルなどの専用ダイヤルを上部に有していますが、このOM-3はそういったものはなく操作系はOM-5に近い感じなんですよね。
なのでZfやX-T5などとはまた方向性が違うカメラだと感じました。
思い返して見るとPEN-FもシャッタースピードダイヤルやISO感度ダイヤルなどの専用ダイヤルはなかったですね。
フィルムカメラライクなデザインで良いですね。
背面モニターもバリアングルでしたら賛成です。
チルトは自由度が制限されるので好みではありません。
デザイン上前面に指かけがないのでオプションでグリップを
用意して頂けると嬉しいかも。
紛らわしいのはOMSYSTEMのクロスタイプ位相差AF(1,053点)で
クロス測距はしてなかったと思います。
単純計算でデュアルスキャンが必要になるのでスキャン速度が従来の
2倍必要と思われこのクラスでのクロス測距採用は当分無理かと思われます。
OM-1初期型を持っているのでOM-3は購入しませんが、mkⅡの機能をほぼ盛り込み、価格も実売24万円程度ですから、悪くない機種と思います。
メカシャッター、手ブレ補正、ファインダーはOM-5と同等ですが、積層型センサーで電子シャッターが常用でき問題なさそうですですね。手ブレ補正も十分と思います。
センサー面積がフルサイズの1/4ですから、コストアップも限定的なのでしょう。
なお、今は1ドル151円ですから、米国での価格は約30万円でそれほど高くないですね。米国は日本よりも流通販売コストも高いですから、適切な値付けでしょう。
実質、OM-5の後継機と思ってもいいのかな?