ソニーα6600を購入する前に読んで欲しい α6600は期待を裏切った?

Read this before you buy Sony A6600(ソニーα6600を購入する前にこれを読め)

α6600の発表にハッピーでない人がいるようだ。α6500はさかのぼること2016年10月に発表された。いまそれから2年後、α6500をマイナーアップデートしてα6600を発表した。Engadgetがα6600をテストして何と言ったか、これを見て欲しい。

イメージセンサー技術おいて、ソニーは世界のリーダーであることを考えると、ソニーが前モデルからセンサーを新しくしなかったことは奇妙だ。悪いローリングシャッターはα6500の最大の弱点だった。そして、いまそれはα6600を悩ませている。2019年において、比較対象となる富士フイルムX-T3、ニコンZ 50、キヤノンM6 II、パナソニックGH5はどれもローリングシャッターではなく、それはほとんど目立たないものだ。そして早いメモリカードのデュアルカードスロットも欲しいし、より先進的な4kオプションも欲しい。

もし1400ドルを使うつもりなら、私はかわりにいろいろなカメラのなかでもベターなX-T3を手にするだろう。もし高解像度が欲しければ安価で連射性能が高いキヤノンのM6 Mark IIを確認してみよう。より小さなセンサーのマイクロフォーサーズでよければ、1500ドルのパナソニックGH5は、特に最近のファームアップで、存在するカメラの中でも、いまだにベストなビデオ中心のミラーレスカメラだ。

ソニーは富士フィルムに販売している2600万画素の裏面照射型CMOSセンサーを使うことができたはずで、同時にカメラに効果的なs-log、少なくとも10bitビデオ出力に取り組めたはずだ。しかし繰り返しになるが、ソニーα6600は前機種のように8biに制限している。ソニーはAPS-Cのラインナップを彼らがフルサイズセンサーの機種でしたように、シンプルにする必要がある。最終的にあなたはα7IIIをα6600の価格で手に入れることになるだろう。そしてそれが絶対によい取引だ。

(記事を一部意訳しています)

α6600は期待できる機種ではなかった?

ソニーのα6600の性能について、一部の人は納得できない部分があるようです。上記にもありますが、センサーが古いままであり、ローリングシャッターであることや、ビデオの性能が悪いので不満に感じているということのようです。そして価格を考えると、より高速なメモリカードに対応したデュアルカードスロットにも対応して欲しいということのようですね。記事元の画像にはfailed to impress(感動しなかった/期待を裏切った)という表示もあり、かなり失望していることがわかりますね。

その中でも主にローリングシャッターについて問題視されているようですね。シャッターにはローリングシャッターとグローバルシャッターがあります。グルーバルシャッターがセンサーの各画素を一気に同時に読み出すか、それに近いことをしているのに対して、ローリングシャッターは例えばセンサーの上部から1行ずつ読みだしていくようなタイプです。

ローリングシャッターで何が問題なのかというと、主な問題の一つとしてローリングシャッターではいわゆるコンニャク現象(ローリングシャッター歪み)が発生してしまうからですね。コンニャク現象とはこんな感じのものです

これを防止するためには画素一つに対して一つの対応するメモリを配置して一斉に読み出したり、センサーをある区画に区切ってその区画ごとに同時読み込みをしてコンニャク現象がでないようにしているようです。

ただし静止画でメカシャッターを使う場合にはコンニャク現象は最小限になります。シャッターの後幕がセンサーを覆ってしまうためセンサーは受光できないためで、あとからゆっくりと画素から読み出せばいいという具合ですね。

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フルサイズ注力でAPS-Cは置き去り?

ソニーは最近でこそAPS-Cミラーレスをたくさん販売していますが、ここ数年ほどフルサイズに注力していたためかAPS-Cミラーレスを発売していませんでした。最近ですと2016年が最後で、その前の製品もありそちらは2014年発売の製品になっています。

この間、フルサイズミラーレスはどんどん発売していたわけですので、ソニーはこのタイミングでニコンやキヤノンを突き放そうとフルサイズミラーレスにかなり注力していたことがよくわかりますね。

ただそのかわり逆にAPS-Cへ投入するリソースが少なくなってしまいAPS-Cの新製品の開発が遅くなってしまっていた可能性も考えられそうです。そして他社のAPS-Cミラーレスが充実してきている中で、ソニーとしても新製品をださなければならないということで、”マイナーチェンジ”した製品を投入したという可能性も考えられそうですね。

ソニーもこのまま黙っているわけないと思いますので、今後の新製品にはかなり期待できるものになるかもしれませんね。

詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。

(記事元)http://thenewcamera.com/read-this-before-you-buy-sony-a6600/

「ソニーα6600を購入する前に読んで欲しい α6600は期待を裏切った?」への2件のフィードバック

  1. α6600は残念ですね。
    購入するメリットがほとんど無いですね。
    シャッタースピード4000?
    4K60p無いですからね!
    富士と比較したらaps-cは完全にダメです。
    ソニーはフルサイズ主力でとりあえず出した感がありありです。
    aps-c置き去りですよ。
    金額が許せる金額なら納得出来ますけど15万は??
    無いですね。

  2. 最近のソニー機はα9 II、α7R IVにしても性能に頭打ち感がありますね。
    1~2世代ぐらい前からハードはマイナーチェンジのレベルでファームウェアで
    対応という方針に見えます。
    aps-c、フルサイズそれぞれ、筐体を共通にしているように見えるのでハードウェアの
    大きな変更がきついのかも知れません。
    そろそろ新型の筐体を準備する時期に思えます。

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