2023年ベストレンズ、ベストカメラ
2023年のベストレンズ、ベストカメラ、そしてワーストカメラが選ばれています。どのような製品でしょうか?
- ベストレンズ
- 第3位 NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
- 第2位 SIGMA 14mm F1.4 DG DN | Art
- 第1位 FE 16-35mm F2.8 GM II
- ベストカメラ
- 第3位 Leica Q3 Monochrome
- 第2位 X-S20
- 第1位 Nikon Z 8
- ワーストカメラ
- EOS R100
- スマホというライバルがあるなかで、非常に基本的なカメラに居場所があるかわからない
- APS-Cセンサーだがほとんどすべての機能が取り除かれている
- スマホからアップグレードする人向けとしてタッチ式液晶や動画機能がないなど魅力的ではない
- さらに4kにするとクロップされる
- オートフォーカスも基本的で何年も前のカメラのようだ
- EOS R100
PetaPixelが2023年に発売されたレンズ、カメラのベストとワーストを発表しています。
レンズはベストレンズのみ、カメラはワーストカメラも発表されていますが1台だけです。どのようなレンズやカメラが選ばれたのかみてみましょう。
まずは第3位はニコンの135mm Plenaでした。明るいレンズとキレイな玉ボケという相容れない性能を共存させたレンズとして非常に評価されていますね。ポートレート用として最適と言われています。しかし価格はかなり高いですが、これは仕方がないかもしれません。
第2位はシグマの14mm F1.4が選ばれました。世界初の14mmでf/1.4のレンズという”化け物”レンズとして驚かされたわけですが、まだあまりレビューが多くなく、当サイトでも紹介できていません。しかし海外ではかなり高い評価となっているようです。
そして1位はソニーの16-35mm F2.8 GM IIで、こちらも非常に評価の高いレンズのひとつです。オートフォーカスも早く歪みが少なくて解像性が抜群という評価をされているようで、このレンズが選ばれるのも理解できるところですね。
カメラについては、上記のカメラがランクインしています。X-S20がやや意外かもしれませんが、年内に発売されたカメラのなかでは面白いカメラだと思いますね。
そして残念なのはワーストカメラです。そのカメラはEOS R100になってしまいました。このカメラはバリアングル液晶でもなくタッチ式でもなく、AF性能も最新のものでないということで、かなり低く評価されているようです。動画ではEOS M50のほうが数年前のカメラだけど、スマホからステップアップするにはいいカメラだとされていますね。
しかしキヤノンはフルラインナップ戦略を採用していることや、新興国では廉価な一眼レフ風なカメラが求められていることもあるでしょうから、EOS R100のようなカメラも発売する必要があったと思います。いずれ廉価な一眼レフはディスコンになるでしょうから、EOS Kissシリーズの代替となる機種は必要なはずだと思いますね。
というわけで、2023年もいろいろなカメラやレンズが発売されましたが、気になったカメラやレンズは何かありますか?
さらに次の記事「これを読めばすべての噂がわかる カメラ新製品の噂まとめ」では、今までの新製品の噂について詳しくお伝えしています。
- カメラのキタムラ売れ筋ランキング Nikon Z30が首位 EOS R5 IIが2位で猛追
- サムヤンのRF-Sレンズは正式認可を受けている!? キヤノンのレンズ戦略に変化か?
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- キヤノン EOS R1のテクノロジを解説する特設ページ公開 クロスAFの技術ほか
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(記事元)https://www.youtube.com/watch?v=-EjklOFoURc
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コメント
コメント一覧 (4件)
まあ正直、底の浅いスペックオタクによる評価だよなあと。
R100はkiss X90のような発展途上国向け廉価機種なのに、そこを理解できてなさそうなのがなんとも頭が悪い。
こういうスペックオタクに、カメラメーカーが重要ポスを任せたら速攻で潰れそう。
EOS R100は、国内での松竹梅ラインナップR50の見せ球として、そして途上国用として必要な製品だとは思いますが、一般ユーザーが「買ってはいけないカメラ」だと思いますね。
マニアが買うべきでない機種なのは完全に同意、スペオタ観点評価というのもまた同意ですねぇ。
電源入れる→ダイヤルをオートに→シャッターを押す、の3ステップを軸に不要を削って安くした機種かなと。バリアンもタッチも要らないと言えばそうかもですし、4Kクロップなんかこれ買う層はほぼ誰も気にしないでしょう。
これはKissM2後継ではなく、ガワをRFにした(大凡)KissM2でありX90後継である、という観点で見ないと見誤りますね。
ちなみにB&Hでは18-45キットで$599→割引で$499、R50ボディが$80割引で$599、ZV-E10+16-50が$100割引で$698です。買い切りユーザーには$200の差は大きいでしょう。日本でZV-E10と大差無いのはいつもの円安ですね……
R100 は X90 の後継機でしょうね。
デジタル一眼レフをヨドバシでEOS kissX50を購入しスタートした身としては
余計な機能が無く使いやすいと思います。
EOS kissX50は基本機能のみで今のミラーレスのような付加機能はありません。
使い方としては測距点を構図を考えながら任意の一点に指定し撮影するので
アレに似合わない、コレに合わないといった事が少なく的中率は高いです。
この点はR100も同様かなと思います。
上級機を買ってもサブ機に良さそうです。
市場価格が一番安いカメラをワーストカメラと指定するのは間違いですね。
このグレードのカメラは機能がない分、初めてでも迷うことが少なくまた
使い込めば所有者の技量が試されますね。