α9 IIIのセンサーは秘密のセンサー
α9 IIIのセンサーはソニーのなかでトップシークレットとなっている可能性があるようです。現時点ではよくわかっていません。
現時点では何もわからない。まったく何も。なぜ製造プロセスを工業化することがそんなに難しかったのか?ソニーがどのような工夫をしているのか。このセンサーは電子的な設計において、どのように従来のセンサーと異なるのか?なぜ最小のISOが250で100ではないのか?私たちは技術者や日本のチームが出席したカメラのプレゼンテーションでそれを知ろうとしたが、唯一の回答は「申し訳ないがセンサーについては話すことができない」だった。ヨーロッパのチームにも質問を試してみたが、同じような沈黙が続き、より困惑していた。「日本のチームは私たちに何も共有してくれなかった。日本の個人的な情報筋さえも。このセンサーについては大きな秘密がある」とソニーのヨーロッパの責任者たちは指摘した。
α9 IIIのセンサーについてソニーの技術者に聞いてみたという記事がNUMERIQUESに掲載されています。
ソニーは先日、グローバルシャッターを搭載したα9 IIIを発表しました。ミラーレスカメラで世界初ということになると思いますが、そのため世界のカメラ界隈ではかなり話題になっています。
そこでα9 IIIについての疑問点を質問しようとしても、何も答えてくれず、センサーについては答えることができないというのが唯一の回答だったとしています。このことからこのセンサーは非常に特殊なセンサーで、秘密が漏れるのをなんとでも防止したいと考えているのかなと考えてしまいますね。
一方で、あるレビューによれば、α9 IIIのセンサーはデュアルゲインセンサーではないのではないか?という考えもあるようです。
通常は低ISOの回路と高ISOの回路を搭載し、低ISO回路ではより低いISOでの撮影を可能とし、高ISO回路では高ISO時のノイズを少なくするように調整されていると考えられています。もし、α9 IIIのセンサーには低ISOの回路がないと考えると、ISOが250から始まるのも理解できるところなのかなと思います。
発売が近づけば、もっと様々な情報がでてくるのでしょうかね。どのようなセンサーなのか、どのような仕組みでグローバルシャッターを実現しているのか非常に興味深いですね。
さらにソニーのメモリカードについて「ソニーのα9 IIIはメモリカードがボトルネックになっている」について詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (1件)
グローバルシャッター搭載のα9Ⅲは、新しい世界を展開すると思いますが、メモリーカード、バッテリー、そして使用する撮影者の能力等色々と解決しなければならない問題があるようです。
特にストロボ全速同調させるには、まだまだ制約があるようです。
製品が市場に登場して使用されたユーザーからの批評、称賛が今から楽しみです。