ニコンの「COOLPIX W150」は、水深10メートルまでの防水性能と1.8メートルからの落下に耐える耐衝撃性を備え、プールや砂場などで気軽に使える製品だ。光学3倍ズームレンズを搭載する。握りやすい形状や大きな操作ボタン、シンプルでひらがな表示ができるメニューにより子どもでも扱いやすい。
写真からBGMつきのスライドショーを作ったり、写真に音声やマークをつけたりして交換日記のようにやり取りすることもでき、親子で楽しめる。カラフルな模様のついたモデルもある。実勢価格は2万3000円前後と手ごろだ。(記事を一部引用しています)
売れているコンデジ御三家の一つ
今売れているコンデジの御三家は、センサーサイズが大きい高級コンデジ、価格が安い廉価コンデジ、そしてもう一つが防水耐衝撃性能のあるタフネスコンデジですね。もう一つ売れているジャンルとしては超高倍率ズームレンズのあるネオイチもありますが、どれもスマホでは代替できない”何か”の機能がありますね。
タフネスコンデジが売れているのには様々な理由があるようですね。例えば登山やハイキングなどでは、美しい風景や、途中で見つけたキレイな花などを撮影したくなります。そのときスマホですと画面割れやキズが気になるため、乱暴に扱うことができずリュックの中などに気をつけて入れておく必要があります。ところがタフネスコンデジなどの場合は、もっとも取り出しやすいポケットに忍ばせておくことができますし、突然の雨や、雪の中でも気にせずに利用することができるので便利というわけですね。また水中でも撮影できる機種があるため、マリンスポーツで利用するカメラとしてもむいています。
さらに、最近は子供の感性教育の一環としてカメラで撮影してもらうということをしているご両親も多いようですが、価格が安くちょっとしたことでは壊れないタフネスコンデジは、子供が利用するカメラとしても向いているカメラと言うことができそうですね。
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新技術を利用して、より防水、防塵タフネスコンデジが発売される可能性
タフネスコンデジやタフネス携帯もそうですが、どうしてもメモリスロットの挿入部の蓋や、充電池の挿入部の蓋、USBなどの接続端子を守る蓋などの部分が、最も防水性能などに気をつかう部分ですよね。メーカ側もその部分から水が入らないようにゴムを配置したり、むやみやたらな扱いをしないよう注意書きをしています。
当ブログの筆者はiPhone XRとガラケの2台持ちなのですが、防水性能のあるガラケを購入したときにショップの店員さんから充電にはできるだけグレードルを利用し、防水キャップを外して端子からの充電をしないように注意を受けました。これは防水キャップを何度も外したりつけたりすると、防水性能が落ちてきてしまうからだそうです。
ですが、最近の技術を利用すれば、これらを気にせずより強い防水防塵のカメラを作れる可能性が出てきています。例えば、充電池を内蔵式にしてしまって充電にQi(ワイヤレス給電)を採用すれば、充電池のために開口部を作る必要がなくなります。さらにメモリを内蔵しWiFiやBluetoothでのみ画像や動画ファイルのやりとりをできるようにすれば、メモリスロットの開口部も不要になります。
このように最新の技術を利用すると、様々な開口部が不必要になりますので、より強固なタフネスコンデジが作れる可能性があり、これを推し進めるとさらに面白いコンデジが作られることになりそうです。カメラメーカも研究していると思いますので、タフネスコンデジの今後が楽しみですね。
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190825-00000006-nikkeisty-life&p=1
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