X-T5レビュー
富士フイルムのX-T5のレビュー記事が掲載されています。どのように評価されているのか気になります。
それではレビューをみてみましょう。
X-T5の評価
X-T5の発売から数ヶ月が経過し、このカメラは見事に定着している。静止画に軸足を戻し、ハイブリッドモデルと別々に分けたことは、静止画と動画の両方から好意を持たれた優れた決断だった。
完璧なカメラなど存在しないとよく言われるが、X-T5が提供しているものを考えてみよう。まず最初に、アナログ式のコントロール、優れたビューファインダー、3軸チルトの背面液晶のおかげで、撮影することがユニークで楽しい。次に、必要ならば解像度を増やすことができ、ダイナミックレンジが広く、高ISO性能が良く、効果的なボディ内手ぶれ補正がある。そしてもちろん、素敵な色の再現性もある。
富士フイルムのXシステムは、特に今ではサードパーティレンズメーカが参入してきているため、レンズの選択肢も豊富だ。ハイエンドのズームと、小型で旅行に便利なレンズがバランス良く揃っている。私はX-T5を会社の10-24mm f/4、16-80mm f/4、70-300mm f/4-5.6のズームレンズと一緒に利用していて、これらを併せて完全に防水仕様のセットを提供し、15-450mm相当の範囲をカバーしながら2kg未満の重量となっている。これにはフルサイズセンサーのシステムでは絶対に敵うことがない。ボケが欲しい場合は、XF 56mm f/1.2 R WRや利用可能な多くの優れたf/1.4単焦点レンズなど、大口径の単焦点レンズを一つか二つ手に入れればいい。ニーズ似合ったレンズのセットを組み立てることができるはずだ。
欠点を探しているときには、それは本当に些細なことのように感じたが、私が探し出すことができた欠点はわずかだ。最大の実用的な問題点は、恐らく、4000万画素のファイルを扱うことになることだ。もし本当に大きなRAWのバッファ、大型レンズのより良い取り扱い、またはより高度な動画機能が必要ならば、追加で300ドルを支払ってX-H2を手に入れよう。
しかしX-T5の魅力は代替品を探し始めると本当に輝き出す。最も近い競争相手は同じ会社のものになるが、X-H2は動画撮影者により多くの機能を提供するかもしれないが、X-T5の魅力に欠けている。APS-Cミラーレスカメラの他のメーカでは、EOS R7だけが解像度が近いが、利用できるRF-Sレンズが極端に少ないため推奨することは難しい。
同じ価格でフルサイズカメラを購入することも可能かもしれないが、それは比較すると古くて仕様が低く、使い心地も悪い。X-T5のの解像度と汎用的な仕様に実際に匹敵するためには、EOS R5、Z 7II、S1R、α7R IVなどのより高価格なカメラを見ることになる。それに合わせた高価なレンズのセットになることは言うまでもない。
結局のところ、市場ではX-T5が熱心な写真家向けに提供する汎用性の高いパッケージに匹敵するカメラは何もない。もしあなたが36×24mmへの非論理的な固執に縛られていないのであれば、それはほぼ完璧だ。
ほぼ欠点がないカメラ
AmateurPhotographerがX-T5のレビューを公開しています。レビューには作成や、その他多くの詳細なレビューがありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューでは静止画を撮影する人に向けた最高のカメラの一つだと評価されています。最近は動画も撮影できるようなハイブリッドカメラになっていますが、レトロなデザインと併せて静止画の撮影を好む人を魅了するだろうとしていますね。
富士フイルムのカメラは撮影していて楽しいカメラというのが他社との最大の違いで魅力的で、APS-Cセンサーのカメラとして豊富なレンズラインナップがあるのも素晴らしいとしていますね。
AFに関しては被写体認識機能に若干のクセがあるようですが、そのコツがわかればほぼ100%の命中率があるカメラだとしています。しかし不規則に動く被写体に粘り強く掴み続けることは苦手なようで、そのあたりはレビューにも詳しく記載されています。
個人的には小さなカメラのほうが好きなので、レンズラインナップの豊富な富士フイルムのカメラは非常に魅力的に感じますね。
そしてX-H2の4000万画素は驚異だというレビューについて「富士フイルム X-H2レビュー “4000万画素の高解像度は驚異”」にて詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (2件)
フジのカメラは持っていませんが当該機種のPHOTOHITOの作品を見ると
高画素にもかかわらずエッジ処理が見事で色彩も美しい写りです。
フジが好きな人は虜になるかも知れません。
個人的にはX-H2のほうがグリップもよくEVFもよくT5と価格差もそんなないのでH2を選びますがT5が売れる理由もわかりますね。