![](https://mirrorless-camera.info/wp-content/uploads/tamron_35_150mm.jpg)
35-150mm F/2-2.8 Di III VXD Zマウント用レビュー
タムロンが9月21日に発売する35-150mm F/2-2.8 Di III VXD Zマウント用のレビュー記事です。どのような評価となっているのでしょうか?
それではレビューをみてみましょう。
- 2023年9月、タムロンの35-150mm F2-2.8がニコンのZマウントに登場した。このレンズは非常に優れたレンズで、私たちは以前に、このレンズがカメラにとって最高のレンズになると述べていた。実際、それは本当にそうであるようだ。このレンズにはカスタマイズ可能なボタンがついているが、ニコンのハイエンドカメラでは、それを全く必要としなかった。実際、このレンズでの撮影は直感的な。そして、異なる照明条件で、毎回、フォーカスを合わせることができた。
- 長所
- 美しい画質
- ソニーα1のオートフォーカスアルゴリズムと連携
- 耐候性
- タムロンがこれまでに作ったレンズの中で最も堅牢なレンズの一つ
- 一体型のUSBポート
- 画期的なレンズながら軽量
- 手に取った感触が素晴らしい
- 解放f値のf/2は素晴らしい
- 適切なオートフォーカスのタイプを使用している場合、古いソニーのカメラでもうまく機能する
- コンティニュアスAFでもかなり良好
- 毛穴の隅々を大量に修正する時間が必要ないため、タムロンで最もシャープなレンズでないことが気に入っている。
- 1899ドルはそれほど高くない
- ニコンのカメラで使用した場合、ニコンのネイティブレンズの多くと同じぐらい速い
- 短所
- α7R IIIでは動く被写体に対してフォーカスが遅くなるが、それほどでもない。経験豊富で訓練されたレビュアーなら気がつくだろう。適切なフォーカスタイプを使用する必要がある。
- やや重い
- 手ぶれ補正がないことに文句を言う人もいる。しかし、まず最初にちゃんとレンズを持ち、呼吸をコントロールするように主張したい。
35-150mm F/2-2.8 Di III VXDのレビュー記事が掲載されています。豊富な作例などもありますので、すべてのレビューは記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューによれば、このレンズは非常に優れたレンズで、使いやすいレンズであるとしています。またニコンのカメラで使用したときには、他のニコンのレンズと同等のAFの速度があり、異なる照明下でもしっかりとフォーカスを合わせることができたとしています。
タムロンは、このレンズを「ポートレートズーム」と名付けていて、ポートレートに使いやすい焦点距離として、このような仕様になっていることがわかります。
しかし、広角端の35mmはスナップ撮影でも便利に利用できますし、ちょっと寄りたいときには150mmまでの望遠レンズとして使えるので、ちょっと撮影したいときにも便利煮利用できそうです。ただ、室内とか、神社仏閣などの建物の撮影は35mmではちょっと厳しいかもしれません。逆に被写体の一部を切り取るような撮影を得意とする人にはぴったりかもしれませんね。
ちなみに、35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの希望小売価格は25万8500円と30万円に近い価格ですが、価格.comによると現在の最安値(登録初値)は約20万3000円となっています。約20万円でこのレンズが購入できると考えると、結構、コスパが高いのではないのかなと思いますね。
そして、タムロンが発売する70-180mm F/2.8 Di III VC VXDの後継機種について「タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2発売日決定 価格も公開」にて詳しくお伝え。
35-150mm F2-2.8は、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応ニコン Z マウント用ズームレンズとして、初めて* 開放F値 F2を広角端で達成した準広角35mmから望遠150mmのポートレートズームレンズです。35mmで周囲の景色を含めた全身の人物撮影から、150mmでは表情や視線を重視したバストアップの撮影まで、中望遠の85mmを中心にポートレート撮影で最適とされる焦点距離を、レンズ交換することなく幅広くカバーします。また、リニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)の採用により、大口径ながら高速・高精度なAFを実現。大幅な大口径化と高画質、そして快適なAF操作を両立しました。
準広角から、標準、中望遠、望遠と、使用頻度の高い画角を1本に内包し、特にリズム感が大切なポートレート撮影ではレンズ交換なくシームレスな撮影が可能なため、モデルの一瞬の表情も逃さず、素晴らしい作品作りをサポートします。
製品仕様
モデル名 | A058 |
---|---|
焦点距離 | 35-150mm<35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ使用時> |
明るさ | F2-2.8 |
画角(対角画角) | 63゜26′- 16゜25′<35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ使用時> |
レンズ構成 | 15群 21枚 |
最短撮影距離 | 0.33m (WIDE) /0.85m (TELE) |
最大撮影倍率 | 1:5.7 (WIDE) /1:5.9 (TELE) |
フィルター径 | φ82mm |
最大径 | φ89.2mm |
長さ* | 160.1mm |
質量 | 1,190g |
絞り羽根** | 9枚 (円形絞り) |
最小絞り | F16-22 |
標準付属品 | 花型フード、レンズキャップ |
対応マウント | ニコン Z マウント用 |
MTF曲線
レンズ構成図
主要メーカの製品レビュー最新情報まとめ
ニコンのレビュー
- Nikon Z 6IIIの部分積層センサーに懐疑的だったが実写したら考え方が払拭された
- Nikon Z6IIIでのダイナミックレンジ低下は部分積層センサーではなくEXPEED 7が原因だった!?
- 本日発売! ニコンがNIKKOR Z 35mm f/1.4の特設サイトを公開
- Nikon Z 35mm f/1.4は中国製造と判明 タムロン製造確定か!? 設計はニコン?タムロン?
- ニコン Zシリーズの命名方法をZ6IIIから変更する!? Zと6の間のスペースがなくなる!?
キヤノンのレビュー
- キヤノンがEOS R3シリーズ継続を明言!? R1発売で存在価値ないの声も
- EOS R5 Mark IIのメインボードが公開 最新技術と冷却システムの秘密
- EOS R5 Mark IIで知っておくべきコトと仕様のファクトチェック
- EOS R1とEOS R3はどちらが優れ、どちらを選択するべきか
- EOS R5 Mark IIは大きな進化がなく愛好家向けのカメラとしては高すぎる
ソニーのレビュー
- ソニーα7S IIIの新ファームを公開 動作安定性を向上
- ZV-E10 IIは重要な改良があるが高価格化したため魅力は低下した
- E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIは前モデルと光学的にはまったく同じ可能性??
- ZV-E10 IIはどう進化した?? 前モデルとの仕様比較、新機能を徹底調査
- ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II正式発表 ブリージング補正、120コマ/秒に対応
富士フイルムのレビュー
- 富士フイルムX-T50の新ファームに適用できない不具合 国内販売分は対象外
- 富士フイルムX-T50は良い部分を継承しながら新技術が追加された魅力的なカメラ
- 富士フイルム X-H2S/X-H2/X-T5/X-S20/X100VI新ファーム公開 瞳AFの問題を修正
- X-T50レビュー “最高のAPS-Cカメラと肩を並べ要求を十分に満たす性能”
- X-T50レビュー “小型な4000万画素カメラは本当のゲームチェンジャーだ”
シグマのレビュー
- シグマ 50mm F1.4、105mm F2.8、14-24mm F2.8新ファーム公開 α9 IIIの120コマ/秒に対応
- シグマ 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary RFマウント用のサンプル画像公開 RAWもあります
- シグマ 24-70mm F2.8 DG DN II Artは賞賛する言葉以外を見つけることが難しいレンズ
- シグマ24-70mm f2.8 DG DN IIは純正レンズの半額で同等の画質を提供する
- シグマ APS-C RFマウント用18-50mm F2.8 DC DNの発売日を告知
タムロンのレビュー
- タムロン 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDは非常にコスパよいレンズ
- タムロン 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDを発表 税込み15万4000円
- タムロンLens Utilityをメジャーバージョンアップ スマホからフォーカス操作が可能に
- 【速報】タムロンがRFマウントAFレンズを開発発表 APS-C用11-20mm F/2.8
- 【速報】タムロン Zマウント用28-75mm F/2.8 Di III VXD G2正式発表
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント