NIKKOR Z 26mm f/2.8レビュー
NIKKOR Z 26mm f/2.8のレビュー記事が掲載されています。どのような評価になっているのでしょうか?
それではレビューをみてみましょう。
- 解像性
- 中央部の性能は驚くほどよい
- APS-Cの周辺部は比較的良好なまま
- フルサイズの周辺部は開放で適正レベルよりやや下
- やや絞ってf/5.6付近で破綻するため、絞り全域で適正範囲に沿うだけ
- 歪み
- APS-Cセンサーでは歪みは無視できるレベルの-0.11%
- フルサイズでは-0.29%とわずかに増加する
- すきなところ
- 中央部の素晴らしい解像性
- APS-Cの周辺部で適切な画質
- 無視できるほどの軸上色収差
- わずかな倍率色収差
- 球面収差に問題がない
- 少ない非点収差
- APS-Cではわずかな口径食
- 嫌いなところ
- フルサイズで明らかな口径食
- 顕著な歪み
- 開放f値でコマ収差が多い
- 明るい光に対する性能はもっとよくできたはず
- まとめ
- Z 26mm f/2.8での作業はZ 28mmよりはるかに困難だった
- それは広い画角とレンズのサイズに起因している
- しかしレンズはよく作られており中央部は驚くほど良い画質だ
- APS-Cは周辺部でも許容な範囲の解像性で非点収差にもうまく対応している
- フルサイズの周辺部の性能は妥協点がある
- 解像度が低くコマ収差、口径食、歪みに対処する必要がある
- 歪みは画角が広く設定を維持したまま補正でき許容できるかもしれない
- このような小さなレンズの場合、このような妥協は許せる範囲だ
- 明るい光に対して良い性能があり、AFが少し早ければ高いスコアだった
- 欠点があっても全体の印象はポジティブで非常によくまとまったレンズだ
難しいパンケーキレンズ
サンプル画像やグラフなど詳細なレビューがありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューをみるとパンケーキは非常に設計が難しいらしいことがよくわかる文章となっていますね。このレンズは中央部は非常に素晴らしいものの、周辺部はどうしても様々な問題がでてきてしまうようです。そのため、APS-Cでは問題ないもののフルサイズになると周辺部はかなり厳しいことがわかりますね。とはいっても適正レベルは維持しているようですので、パンケーキとして標準的な解像性はあるのだろうと思います。
ニコンによれば、ミラーレスになるとパンケーキの設計は非常に難しいものになるのだそうです。
そのなかでも画質を犠牲にしないように設計したそうなので、パンケーキとしては非常によくできたレンズになっているのだろうと思いますね。レビューでも小さなレンズの場合は、多少の妥協は許せる範囲だとしています。
この小ささは非常に魅力的なので、Z fcや、Z f(が発売されたら)で使うと非常に似合うんじゃないのかなと思います。
(記事元)https://www.lenstip.com/index.php?test=obiektywu&test_ob=649
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コメント
コメント一覧 (3件)
このレンズ、私も使っていますが、他のレビューサイトと同様、周辺まで開放からしっかり解像しパンケーキであることを除いても優秀なレンズという印象ですが、LensTipはレンズ補正をOFFにしているのでしょうか。もしくは外れ玉か。
周辺四隅の解像については、28mm F2.8はもちろん24mm F1.8よりもかなり良いです。
それにf/5.6付近で破綻という意味がわかりません。回折はF11までは発生しませんので。
サンプル見ました。これは酷いですね。
フリンジも出ているし、解像が低すぎます。これならこの評価に至ったのも納得ですが、外れ玉でしょう。
本体が小さく構成枚数が少ないレンズですが、その大きさを
考えれば良く写っていると思いますね~。
レンズ構成は基本的にはトポゴンを参考にしているように見えます。
ニコンのZマウントはフランジバックが短いのでパンケーキは
設計が難しいのかもしれません。