NIKKOR Z 28-75mmF2.8レビュー
・中央ではシャープだが、画像端はあまりよくなく、ベストはf/5.6
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・フレアとケラレも予想よりあるが、色収差と歪みは十分に制御されている
・f/2.8による魅力的な被写界深度
・設定を変更できるコントロールリング以外のコントロール部がない
・レンズ内手ぶれ補正がないので、Z 50、Z fcの所有者には不満かもしれない
・AFは静かで早い
・最短撮影距離が短い
・価格がリーズナブル
ニコンの廉価な標準ズームレンズNIKKOR Z 28-75mmF2.8のレビュー記事が掲載されています。記事によれば、画質はそこそこということのようですが、f/2.8という被写界深度があることで魅力的だとしています。価格的には24-70mm f/4 Sの価格でf/2.8のレンズを手に入れることができるということがメリットのようですね。
画質については、28-75mm f/2.8は非S-Lineなのでこのあたりは妥協しなければならないのだろうと思います。でもサンプルなどをみるとプロフェッショナルな人ならまだしも、一般的なユーザには十分なのではないのかな?と思いますね。
あと焦点距離が24-70mmと28-75mmと少し異なるので、このあたりは意見がわかれるところかもしれません。焦点距離の違いは広角側のほうが影響が大きいので、もっと広い画角がほしいという人はたぶん多いだろうなと思います。逆に望遠側が長くなることで大きなメリットはあまり感じないかもしれません。
新たなタムロン製品も期待できる?
実はこの製品の中身は実際にはタムロンのレンズではないか?と噂されています。それを検証したのが以下の記事になります。
このように考えると、今後ともタムロンから、ニコン向けにレンズが供給される可能性が高いのではないのかな?と思いますね。
他の企業の製品を自社のブランドで発売することをODMといいます。似たような手法としてOEMという言葉もききますが、OEMは自社が仕様を決定して他の企業に下請けのような感じで作ってもらうのに対して(厳密には違います)、ODMは他の企業の製品をそのまま発売するような感じです。
たぶん営業秘密の観点からZマウントの仕様をタムロンに公開したのではなく、タムロンからレンズなど光学的に必要な部品の提供を受けて、その他をニコンが製造しているのではないのかな?と想像しています。
個人的にはタムロンから別の廉価なレンズの提供を受けて、新たなレンズが発売される可能性が高いと思いますが、実際にはどうなるでしょうか?タムロンレンズは廉価で人気なので期待しているユーザは多いと思います。
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