ニコン NIKKOR Z 28-75mm f/2.8を正式発表
ニコンがNIKKOR Z 28-75mm f/2.8を正式発表しました。発売予定は2022年2月で、希望小売価格は14万0800円(税込み)です。通常、希望小売価格の90%ぐらいの価格で発売されますので、12万6000円ぐらいで各ショップから発売されることが予想されます。
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8の主な仕様
焦点距離 28mm-75mm
レンズ構成 12群15枚(スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ1 枚、非球面レンズ3枚)
最短撮影距離 0.19m(焦点距離28mm)、0.22m(焦点距離35mm)、0.3m(焦点距離50mm)、0.39m(焦点距離75mm)
最大撮影倍率 0.34倍
絞り羽根 9枚(円形絞り)
寸法 約75mm(最大径)×120.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)質量 約565g
MTF曲線
レンズ構成図
■ EDレンズ
■ スーパーEDレンズ
■ 非球面レンズ
ところでタムロン製なの?
■28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 Model A063
どうですか?下記がNIKKOR Z 28-75mm f/2.8のレンズ構成図です。
ちょっと違いますね。というわけで次はこちら。
■28-75mm F/2.8 Di III RXD Model A036
こちらはドンピシャです。なので、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8は28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 Model A063ではなく、28-75mm F/2.8 Di III RXD Model A036が中身の可能性が高いようですね。
ということは、タムロンとしては最新レンズを投入していて差別化できるし旧製品も販売することができ、そちらからも利益を得ることができますし、ニコンはタムロンのレンズをラインナップの一つとして発売できるのでメリットがあるということで、互いにWin-Winの関係ってことになるかもしれませんね。
そう考えると、今後、タムロンのOEM製品をニコンが発売する場合にも、同様に最新モデルが投入されたレンズの旧製品になる可能性が高いのかなと思います。
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コメント
コメント一覧 (3件)
A036のOEMでほぼ決まりですね。
こうなると他のタムロンレンズもどんどんOEMしてもらいたいところ。
繋がりとして17-28/2.8や70-180/2.8も早く欲しい。
ニコンはS-Lineレンズに集中して足りないリーソースはOEMで並レンズを揃えるという戦略にしたのでしょうか。
レンズの選択技が増えるのはいいですね。
新型の光学系を採用されないのは残念ですが大人の事情なんでしょうね。
これを機に他のタムロンレンズもOEM供給されるかもしれませんね。
ニコンのロードマップに載っていない、しかしタムロンにあるレンズという点では、70-300の発表の可能性があるのでしょうか。Zには、70-200 F4 クラスも予定にないので、どうも他メーカーに比べ、抜け落ち感があるので。
Z 28-75 の売れ行きもどうなるでしょうね。ヨドバシのランキングだけではどうも信用できない感もあり、BCNに公表してほしいですが(無理でしょうが)、価格からいうと、28-75の方が24-70より本数的には売れたりするのでしょうか。まあヨドバシのランキングを見ると、ソニーでもそのような感じではありますよね。ミラーレスに限れば、BCNの以前の発表を見ると(なので国内に限ることになり、OEMは非考慮の感じですが)、すでにタムロンのレンズの年間生産総本数の方がニコンのそれより多そうですが、OEMも含め、もうレンズメーカーの時代なのかもしれませんね。