ソニーはEマウントでf/1.0までのレンズは可能としています。
ソニーのマネージャであるKenji Tanaka氏はAmateur Photographerのインタビューを受けている。彼はいくつかの面白い情報を共有した。
マウント口径の論議について
レンズ口径については大した問題ではない。正直にいえば、小さいサイズのマウントを作るのは非常に難しい。しかし、新しい400mm f/2.8レンズの品質は競合他社より優れている。これが意味することは、マウント口径は我々の主要なレンズにとって重大なものではないということだ。明るい高品質レンズについて
f/1.2レンズには需要があるかもしれない、しかしf/1.0では?技術的に我々はf/1.0のレンズを製造できるが、ビジネスとしては意味をなさないだろう。新しい競合製品について
もちろん新しいモデルを計画中であるが、正直にいえば競合製品については気にしていない。我々は顧客の声を気に掛けている。たくさんの顧客からのフィードバックを受けており、それをベースに新しい製品を作成している。新しい望遠レンズについて
最近、400mm f/2.8をスポーツ撮影用にリリースした。このセグメントで異なるレンズの開発を計画している。a7~a9カメラのサイズについて
大きなカメラはソニーの哲学ではない、他の製品を購入したほうがいいだろう。(記事を一部意訳しています)
上記の記事によれば、Eマウントでもf/1.0までのレンズは設計可能としています。
これまでニコン、キヤノンとフルサイズミラーレスを発売してきましたが、そのマウントの大きさについてが話題になりましたね。ニコンは55mmでキヤノンは54mmという口径です。ソニーのEマウントは46mmですので、それらの比較するとかなり小さいことがわかります。なのでレンズ設計にかなり無理がでてくるのではないか?などといわれてきました。
ですがそのような心配は杞憂なようです。ソニーによればEマウントでもf/1.0のレンズも可能ということです。確かに、f/1.0よりも小さいレンズは超巨大になり、さらに高価になるでしょうから、一般ユーザにはほど遠いレンズということがいえます。なので、ソニーとしてはあくまで一般大衆を対象に、ユーザが購入できる製品に注力していくということのようです。
ですが、記事にもありますが、小さいマウントでの設計は難しいのは事実なようで、レンズの開発に苦労している様子がうかがえますね。設計が楽になるということは設計を素早く行うことができ、研究開発費が少なくなりますので、そのぶんレンズの価格を押し下げることになると思われます。その点ではマウント口径の大きなニコンやキヤノンに有利なように思えますが、そのあたりどのような違いになってくるのか興味のあるところですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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