シグマ 14mm f/1.4を正式発表
開放F1.4の明るさを持つ超広角14mm。この世界初の性能は、設計からレンズの製造工程に至るまで、SIGMAが培ってきた光学技術の粋を全投入して実現しました。SLDガラス1枚、FLDガラス3枚、非球面レンズ4枚を含む、15群19枚という贅沢なレンズ構成を採用。これにより、高度な収差補正とF1.4の明るさを両立させています。特に、星の形状を歪めるサジタルコマフレアを入念に補正し、開放絞りでも画面周辺部まで高い点像再現性を発揮します。フレア・ゴーストも光学設計とコーティングの両面から徹底的に対策。星景、夜景もヌケの良いクリアな撮影が可能です。非常に高い性能が要求される星景撮影に最適化されたこのレンズは、風景、スナップ、ポートレート、室内撮影など、どんなシーンでも期待以上の画をもたらします。
- レンズ構成枚数 15群19枚(FLD3枚、SLD1枚、非球面レンズ4枚)
- 画角 114.2°
- 絞り羽根枚数 11枚(円形絞り)
- 最小絞り F16
- 最短撮影距離 30cm
- 最大撮影倍率 1:11.9
- 最大径 × 長さ
- L マウント φ101.4mm × 149.9mm
- ソニー E マウント φ101.4mm × 151.9mm
- ※長さはレンズ先端からマウント面までの距離です。
- 質量L
- マウント 1,170g
- ソニー E マウント 1,160g
- エディションナンバー A023
- 付属品
- ケース
- カバーレンズキャップ(LC1014-01)
- リアキャップ(LCR II)
- 三脚座(TS-141)
- プロテクティブカバー(PT-41)
- ガイドプレート(GP-11)
世界初14mm f/1.4超広角レンズ
シグマが魚眼レンズを除いた交換レンズとして世界初という14mm f/1.4レンズを発表しました。発売日は6月23日としています。価格はオープン価格ですが、想定価格は税込みで22万円だそうです。さすがに14mmでf/1.4ともなるとこのぐらいの価格になってしまうのでしょうね。
こういうとがったレンズが増えてくると写真界隈も賑わいを取り戻しそうです。
(記事元)https://www.sigma-global.com/jp/lenses/a023_14_14/
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (4件)
星景撮影に最適化はいいですね。
ただ、単純に高解像レンズを作ってしまうとCMOS面での滲み等が
期待できない事から明るさに関わらず小さい点としか写りません。
現実にはわざわざ明るい星を暈かすために星景用に使うフィルターがケンコー等から
発売されています。
尚、フィルムでは背面からの反射等で明るい星は大きく写ります。
シグマさんはそれを理解していると思うので開放では多少収差を残していると
思われます。
ただこのような設計をするとレンズ評価サイトでは開放で甘く絞らなければ
使えない等、間違った評価が下されますね。
もしそうであればレンズ評価サイト側が写真文化についてもっと勉強しなければ
なりませんね。
計測機器用レンズと違い写真レンズは評価が難しいです。
メーカーのサンプルを見た感じでは綺麗に撮れていますね。
一般撮影では良いですが星景用には少し寂しいです。
星景用の拡散フィルターでは効き過ぎるので収差コントロールリングが欲しいです。
Canon が 12mm f/1.2 の特許を出願しているようですね。
広角大口径が続きますが、こちらも星景を意識したレンズでしょうか?
シグマは基本的にはプレミアム二ッチ路線になりつつ?あると言ってよいのでしょうか。。。Lマウントも調子よくなさそうで、価格comでLマウント用60-600mmは売れ筋で順位が付いていないですね。。。