ニコン スマート天体望遠鏡のユニテスラに出資
ニコンがデジタル天体望遠鏡を販売するユニテスラに出資することがあきらかになりました。それではプレスリリースをみてみましょう。なおアイキャッチ画像は天体写真のイメージ画像です。
フランスのUnistellar SASへの出資に関して
天体観測を通して、宇宙への関心を高め、科学の発展に貢献2023年4月5日 PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、デジタル天体望遠鏡を手掛けるフランスのUnistellar SAS(CEO: Laurent Marfisi、以下「ユニステラ」)へ、Nikon-SBI Innovation Fund※を介して、出資を実施しました(出資金額非公表)。
ニコンは、ユニステラとのデジタル天体望遠鏡に関する共同開発基本契約の締結を2021年に発表し、コンシューマー向け天体観測の分野における、革新的なソリューションの提供に向けて取り組んでいます。そして、両社の技術やノウハウなどを組み合わせた製品として、デジタル天体望遠鏡「eVscope 2」をユニステラが発売しています。今回、両社の事業シナジーの創出を促進させることを目的に、ニコンはユニステラに出資しました。
ニコンは光学技術と知見を生かし、成長著しいユニステラとともに、今後も人々に天体観測による感動を届け、宇宙への興味や関心を高めることで、科学の発展に貢献することをめざしていきます。
※ニコンとSBIインベストメント株式会社が共同で設立したプライベートファンド
ニコンがデジタル天体望遠鏡を制作、販売するユニテスラに出資することが明らかになりました。
デジタル天体望遠鏡、スマート天体望遠鏡とはなんだ?ということですが、なかなか面白い天体望遠鏡のようです。通常は街頭や部屋の明かりなどが多い都市部では、明るすぎて見えないような天体などでも、スマート天体望遠鏡を利用すると都市部からでも観察することが可能になるのだそうです。
使い方は簡単で、望遠鏡を設置してスマホアプリに接続するだけで利用できるとしています。なので、設定や技術的な知識がまったく必要なく観察をすることが可能だとしています。
この望遠鏡にはニコンのレンズが利用されているようで、こういうところでもレンズの技術が役立つのですね。面白いです。
ユニテスラのサイトには詳しい説明や仕様などもありますので、詳細はこちらから。
(記事元)https://www.jp.nikon.com/company/news/2023/0405_01.html
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