富士フイルムカメラで記録した画像が消失する可能性
1.対象カメラ:1つのフォルダ内に9,999コマ※1の静止画・動画記録が可能な機種
ファームウエアのバージョンに関わらず対象となる機種
GFX100 、GFX100S 、GFX50S II 、X-Pro3 、X-T4、X-S10、X-E4、X-T30 II、X100V
ファームウエアのバージョンによって対象となる機種
GFX 50S (Ver.4.00以降)、GFX 50R(Ver.2.00以降)、X-T3(Ver.3.20以降)2.対象メモリーカード:SDXCカード
3.対象コンピュータのOS:macOS(Windowsは対象外)
4.事象の内容:
-富士フイルムWebサイトより
対象カメラでSDXCカードの1つのフォルダに4,000個を超えるファイル※1を記録した場合、ファームウエアの非互換性により、以下の事象が確認されました。
①SDXCカードに記録したファイルをmacOSのコンピュータに内蔵/外付けのカードリーダで読み込むと、ファイルの一部が表示されない可能性がある。
②macOSの コンピュータからSDXCカードを取り外す際に正規の取り出し操作※2を行わなかった場合、再度、同カードを同コンピュータに内蔵/外付けのカードリーダで読み込む時にファイルの一部が消失※3する可能性がある。
(正規の取り出し操作を行うとファイルの消失は発生しませんが、①は発生する可能性があります)
富士フイルムのカメラで、特定の条件によりメモリカードに記録したファイルが表示されなかったり、ファイルの一部が消失する可能性があることがわかりました。富士フイルムが公式に発表したもので、発生条件等は複雑ですので、詳細は上記の記事元リンクからご覧ください。
今回の問題を回避する方法についての記述も上記の記事元リンクにありますので、早速対応しておくのがいいと思いますね。
また、メーカとしての対応即としては新ファームを公開することで対応するとしています。また問題はmacOSのみで発生するとし、Windowsではこの問題は発生しないとしています。
メモリカードの仕様はよくわかりませんが、SDXCカードの仕様に合致していればWindowsでもmacOSでも両方とも正常に動作するというものではないのですかね?Windowsでは問題が発生しないのならばmacOS側の問題のようにも思えますが、SDXCメモリカードの仕様として、WindowsとmacOSで異なる何かを実装しないといけないということなのでしょうか。
それともWindowsがメモリカードの仕様に関して許容的で、macOSのほうがメモリカードの仕様に対してかなり正確ということなのでしょうね。ちょっと気になりました。
いずれにせよ撮影したデータが消失する可能性があるということで、新ファームが公開されるまで、十分に注意して運用したほうがよさそうです。
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