Nikon Z6/Z7でも瞳AFが可能になるようです。
発売済みのニコンZに新機能を追加するファームウェア。ニコンのWebサイトで発表されている追加要素は次の通り。なお、CESの会場におけるタッチ&トライは用意されていないとのこと。
□Eye AF
被写体の瞳を検出し、ストリートフォトやポートレート撮影で瞳へのピント合わせを容易にするという機能。いわゆる瞳AF。
□RAW動画出力
ATOMOS Ninja Vと連携する、ProRes RAWコーデックを使用したRAW動画の出力に対応。
□CFexpress対応
XQDカードと互換性のある記録メディア「CFexpress」に対応予定。
(記事を一部引用しています)
ニコンがまもなくリリースするファームウェアのアップデートで、Nikon Z6/Z7で瞳AFができるようになるようです。
瞳AFというとソニーのミラーレスという印象のある機能ですが、これは人間の瞳にピントを合わせてくれるという便利な機能です。なんで瞳なのか?というと、カメラのポートレート(人物撮影)の基本が人間の瞳にピントを合わせるという撮影ルールがあるからです。
なんでポートレートでは瞳にピントを合わせる必要があるのか?というと、これは説がいくつかあるのですが、まず写真を見たときに人間はまず撮影されている人間の目を見るので、それで目からピントが外れていると違和感を感じるからだという説が有力なようです。さらにピントに関しては手前の目にピントを合わせるのがセオリーです。例えば、撮影者からみて撮影しようとする人が左側を向いているとしたら左目が手前になりますので、左目にピントを合わせます。
この瞳AFに関しては顔認識してから目を認識しているようで、一般的な瞳AFでは手前の目にピントを合わせるようになっているようで、賢いなと思いますね。
これがどのような時に利用できるのかというと、例えば走り回る子供を撮影しているときとかにも利用できるようですし、ポートレートでもピントを合わせる手間が省けるので構図を考える余裕ができていい写真が撮影できるなどというメリットがあるようですね。
ですが瞳AFのような機能がカメラのファームアップデートで実現できるというのは少々驚きました。このようなAF機能に関する根本的な機能はハード的に実装されていて、後から改善することはできないと思っていたからです。
こうなると、AFの正確性や速度というのも将来的に改善できる余地があるということだと思いますので、そういうファームアップも考えられるということになるので、少し安心できますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00000068-impress-ind
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