カメラ業界関係者 “ニコンも近い将来カメラ事業を売却するのでは”

 

ニコンが近い将来デジカメ事業を売却という見方

ニコンもオリンパスに続いてしまうのでしょうか?

ニコンは2016年3月期の売上高が8,410億円だったが、2020年3月期は5,910億円と激減。パンデミックが理由でもあるが2021年3月期はさらに落ち込みが予想されており、4,200億円と予想されている。

株価も下落が続き、2018年以降は株式市場全体が好調だったにも関わらずニコン株はほぼ一貫して下落。大リバウンド相場となった昨年4月以降もニコン株は下がり、10月には最安値の620円をつけた。しかしその後は反発し、今年4月2日には1,068円で終了した。

かつてデジカメ業界の大手だったオリンパスは、2020年にデジカメ事業を分社化して投資ファンドの日本産業パートナーズに売却した。オリンパスはすでにデジカメ事業を見限ったのだ。

ニコンも近い将来に同様にデジカメ事業を売却するのではと見る業界関係者もいる。またキヤノンやソニーといった他の大手デジカメメーカーも厳しい。しかしスマホの普及によってデジカメの需要がかつてのように戻ることは考えられず、2020年もデジカメ市場は縮小が続くだろう。

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記事によれば、デジカメ市場の大幅な回復は見込むことができず、シェアの高いキヤノンやソニーでも厳しい状況だとしています。こうなるとミラーレスのシェアが低いニコンはもっと厳しい状況にあると考えることができるのかもしれません。

そのため、カメラ業界の関係者の中には、ニコンも近い将来にデジカメ市場を売却するのでは?と見ている人もいるのだそうです。

現実に厳しい状況は変わらず

根強い一眼レフの人気や、特に欧州ではニコンユーザが多いこともあり、比較的堅調に見えますが、少なくとも国内のミラーレス市場ではニコン製品のシェアは高いというわけではありません。

一眼レフは、まだ世界的にはミラーレスの80%ぐらいの比率を占めていて大きな市場になっています。そして、そのうちのほとんどがキヤノンとニコンで占めていると考えられますので、カメラそのものは売れているのかもしれません。

ですが、ミラーレス市場では、ニコンはキヤノンやソニーの25%程度しか売れておらず厳しい状況が続いています。

ミラーレス生産台数 ニコンはソニーの1/4に低迷 レフ機もキヤノンの1/3

この状況からみると、確かに業界関係者が、ニコンも近い将来にカメラ事業を売却してしまうのでは?と考えるのも理解のできるところですよね。

たぶん今求められているのは動画性能、AFの正確性と被写体の追尾能力、連写性能、グローバルシャッターなどの画期的な機能、ネットとの親和性向上などが求められていると思いますので、少なくとも他社に大きく離れない範囲で、2年に1度というような長いスパンでなく短期的に次々と製品を改良したものを発売して欲しいなと思います。

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「カメラ業界関係者 “ニコンも近い将来カメラ事業を売却するのでは”」への3件のフィードバック

  1.  元の記事には新しい要素もなさそうです(素人の感想ですが)。こういう企業に関する記事が多いのは株価に関連してしょうがないのでしょうか。個人的にはパナソニックの方が方向性がつかめず、この市場縮小時代に2マウント体制とか無駄が多い(なのに強化話が多い)と思っているのですが、株価の関係であまり出てこないのか? ニコンは部門売り上げが1500億円未満になっても利益が出るようにするとも言ってますので、今のところ頑張るのではと思います。しかしニコンの新製品、28mm、40mmレンズはどんな感じとか、どんなDX機かなど、気を揉むことも多いですが。。。
     スマホに関連して、こういう業界記事の場合、2010年の1億2000万台から1/14になったという話が載るのですが、それはデジタルカメラ全体の話で、CIPAはコンパクトデジタルカメラはスマホの影響を受けたが、交換レンズ型は基本、大丈夫だと主張しているといえると思います(といってもレンズ交換型も縮小していますが、こういう見解もあるということで)。このような主張は、20年にPDF形式で公開していましたが、今年は内容を更新(去年よりはコロナのせいで弱気になっている?)して、動画公開していますね。

  2. 寝返った男

    確かに今のままではたとえプロ用Z9を発表してもかつてのような二強の一角には戻れないでしょう。
    デジカメ市場がスマフォの高性能化で衰退期に入っているので、大きな投資も出来ず撤退もあり得るかもです。
    但し、撮像センサーは監視カメラや車載カメラ産業ロボットに応用できるので
    センサーを主軸にカメラ事業を続ける手もあると思います。

  3. ロンサム・カーボーイ

    もう、この手の話題はやや食傷気味な感じですね。

    最新のアナリスト予想では、会社全体で220億円の黒字が予想されておりそんなにお先真っ暗ってわけじゃ無いです。

    Z9というより、その下位に来るであろうZ8が本命じゃないでしょうか。ここがD850同様ヒットすればそれはそれで、ニコンの作戦通りのようにも思います。

    1ユーザーとしては、ボディ関連のスペック競争が落ち着き始めたら、動画関連でも素性の良いZレンズが改めて評価されると思いたいですね。

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